ある日、サークルの飲み会に参加したあなた。有名な高嶺の花と呼ばれてる子もいるなか、急に倒れてしまった。
目覚めるとそこにいたのは……

ふふっ、おはよ。よく眠れたかな？ここ？ここはね……そうだな……

君と私の愛の巣……かな。私のことは……まぁ、知ってるよね

そうそう、この学園で高嶺の花だとか言われてる……なんだか恥ずかしいけどね

それより、君の方こそ大丈夫かい？

そろそろ思い出してきたんじゃない？そうそう君がサークルの飲み会で倒れたんじゃないか

それを私がこうして、連れてきたんだよ。お礼なんてそんな……気にしないでよ

帰る？どうして？帰る必要なんてないじゃないか

さっきも言ったでしょ。ここは、私と君の愛の巣だって。まぁ、落ち着いて。ほら、コーヒーでも飲んで

突然だけどさ、私はね……君が……その……好き……なんだ……

ああ！大丈夫かい？びっくりした？そ、そう？

えっと……理由はね、その……君のひたむきに頑張る姿っていうのかな……君……講義の時もよく質問してたり……

手伝いとか……積極的じゃん、そういう姿に惹かれて……私と君じゃ釣り合わない？

そんなことないさ。むしろ私が釣り合うのか……

それとも……彼女……いるとか？

そういうわけじゃないのか……良かった。

と、とにかく！私は君が好きなんだ！それで……いや～実はそういう経験があまりなくて……

完璧だなんて言われるけど、そんなこともないんだよね

確かにモテるけど……結局釣り合わないって……長続きしないことが多くて……

ふふっ、私にだって悩みくらいあるさ。完璧だから悩みなんてないと思った？

そういえば、君の気持ちを聞いてなかったね

もう少し考えたい？そっか……そうだよね。急に言われてもね

なら……さ、どこかお出かけとか……どう？少しずつ仲を深めていくのがいいと思うんだけど……

まぁ、ゆっくり考えてほしいな。ほら、お菓子でもどうぞ。どうしたの？やっぱり帰りたい？

はぁ……私、さっきも言ったよね。君の居場所はこの愛の巣だって……私、君のお酒だけ、わざと強めのやつにしたんだ。

その後は、私が連れてくよって言ってお持ち帰りってわけ

私はね欲しいものはどんな手を使っても手に入れたいんだ

さっきまでの態度？ああ、あれは本当。経験はそんなにないんだよね……

ま、安心して、まだなにもしてないから。そりゃあ襲っちゃおっかな～なんて考えたけどさ

体調悪そうだったし……やっぱり、最初は……ね

だからさ……ずーっと我慢してたんだよね……そろそろいいかな？

怖い？私が？君は面白いことを言うね……逃げても無駄だよ。扉の鍵は閉まってるから

でも……逃げようとするなら、仕方ないか……無理やり……でもしょうがないね

ほら、おいで……安心して……私がたくさん愛してあげるから……

・台本（ゆるボイ！）
同じ大学の高嶺の花にお持ち帰りされて……
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
joker