1
先輩錬金術師のゆったりリラクゼーション
written by 狂い瑠璃
  • 耳かき
  • 学校/学園
  • 先輩
  • 癒し
  • スライム
  • ASMR
公開日2023年02月25日 08:56 更新日2023年02月25日 08:57
文字数
2307文字(約 7分42秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
魔法学校の先輩錬金術師
視聴者役柄
魔法学校の後輩
場所
指定なし
あらすじ
落ち着いた雰囲気の先輩錬金術師ノルが錬金術やリラックスなどを絡めて雑談しながら、スライムや綿棒による耳かきでリラクゼーション体験を後輩に施していく。
本編
【ノル】
「おはようございます。お元気ですか。
……なんだか固い物言いと? 私は普段からこうですけど、今のはたしかに、少し不自然かもしれませんね。」

;(一呼吸)

【ノル】
「いえ、ちょっとお節介焼くときはいつもこうなので……固くなってしまいます。
何するのかって? 錬成物が余っていますから、リラクゼーションでもしてあげようかと……うん……先輩ぶりたいだけです。
……私が作ったものですけど、実験体にするわけじゃないです。きっちり効果はあります。実験体になったのは別の方です。」

;(一呼吸)

【ノル】
「はい、安心ですね。物は適当に片付けて……敷物はそこに。
それじゃあ、お膝にどうぞ」

【ノル】
「位置、大丈夫ですか? 良さそうですね。
それでは最初は……スライムにしましょう」

【ノル】
「あ、お耳中心です。揉みほぐしなどは今回しません。揉み返しとか怖いですし。お耳弄るなら気分転換にいいかなーと。
では、ぎゅっとしていきますね」

;(スライムの音:継続)

【ノル】
「元々は……美容目的のスライムパックを作ろうかと思っていたのですが……
んー……なんだか……上手くいかず……弾力のある、ぷにぷにしたものが出来上がってしまいました……(呼吸音)
それはそれで、面白かったのですが……(呼吸音)
友人が手で捏ね始めて気持ちいーいと……なので……スクイーズっぽい運用にしてみようかなと……」

【ノル】
「魔力……流しておけば……耳に残ったりしないので……便利だなぁと……お耳用に……(呼吸音)
気持ちーですか……? ふふ、気持ちいいなら……良かったです……」

【ノル】
「ぎゅっ、ぎゅっと……ん……ふう……んん……」

【ノル】
「(呼吸音)工房から……出てきた甲斐がありました……在庫処分に……後輩の世話焼き……充実しています……
……在庫処分は冗談です。売ろうと思えば、売れますよ。これは」

【ノル】
「実は……このスライム……半分ほど生きていまして……ツボとか……(呼吸音)その辺り……刺激してくれるみたいで……(呼吸音)
友人は、クッションにしたらどうかー……なんて言っていました……」

;(スライム音:終了)

【ノル】
「こんなところで、いいでしょうか……
次は綿棒で耳かき、しますね。右のお耳を上に……」

;(膝の上で右耳の方を上に)

【ノル】
「ん……じゃあ入れますね……」

;(耳かきの音:継続)

【ノル】
「最初は……入口の方から……(呼吸音)ゆっくりと……(呼吸音)
うん……綿棒の方は……(呼吸音)少しだけ……耳の穴が覗きやすくなっています……星屑草の……といっても……蛍光塗料のような見た目で……(呼吸音)もう少し淡いですが……(呼吸音)ちょっとだけ照らしてくれます……十分な……明かりなので……よく見えるんですよ……」

【ノル】
「ん……くるくる……かりかり……かりかり……
(呼吸音)けっこう……楽しいです……している方も……感触が……ん……」

「こしょ……こしょ……かき……かき……」

;(耳かきの音:一時停止)

【ノル】
;(耳ふーの音)「ふー……ふー……ふー……ふー……
ふふっ、もう少し後にしようかな、と……思いましたけど……(呼吸音)好奇心には勝てず……
奥、入れていきますね」

;(耳かきの音:再開)

【ノル】

「ごそ……ごそ……かき……かき……
耳かき、好きですか? だいぶ……きもち―のかなー……と(呼吸音)……はい、顔に……ふふ……してよかったです。
もう一つ、別の……錬成物、使おうかな……と思ったのですが……耳かきにしておいて……よかったですね……
もう一つは……またの楽しみ……ということで……」

【ノル】
「奥……傷つけないように……(呼吸音)繊細さは……錬金術師の命ですから……ん……自信あり……です
優等生……ではないですが……工房に籠りがちで……(呼吸音)実験をしていると……時間が……
あなたとの時間も……似たようなものです……(呼吸音)」

【ノル】
「う、ん……んー……杖を振る……(呼吸音)動作に……似ていますね……(呼吸音)指先まで……意識……するのが……(呼吸音)奥なら……より一層……集中……しなくては……
もう少し……自然体で……(呼吸音)でも……少し集中してみたい気も……えっと……(呼吸音)気にしないで……ください……(呼吸音)性分……ですから……」

;(耳かきの音:終了)

【ノル】
;(耳ふーの音)「(大きく息を吸う)ふー…………(大きく息を吸う)ふー…………
右のお耳は終了です。ふぅ」

【ノル】
「反対側のお耳を掃除します。ごろーんしますね。ごろーん……」

;(膝の上で左耳を上にする)

【ノル】
「柄でもない台詞でした……とろんとした雰囲気が移ってしまいましたね。
……左のお耳、入れますよ」

;(耳かき音:継続)

【ノル】
「こちらも……最初は手前から……(呼吸音)
かき……かき……かき……かき……(呼吸音)回すように……てい……ねい……に……(呼吸音)」

【ノル】
「私が……錬金術、で……化粧水……だったり……スライム……だったり……アロマオイルを……作って……いるのは……(呼吸音)
こうやって……誰かに使ってみて……使われて……お顔を見るのが……好き、で……
魔法薬、も……そう……ですが……良い、変化……が……(呼吸音)好き、です……(呼吸音)」

【ノル】
「気持ちいい、とか……綺麗、とか……幸せな気分になる……と、思います……元気を……分けてもらえるような……
なんだか……(呼吸音)ちょっと……(呼吸音)綺麗すぎることを、言ってしまったかもしれませんが……(呼吸音)
良いものは、より良いものを生む……と、考えています……」

【ノル】
「です……から……(呼吸音)その……(呼吸音)リラックスしている人……見ると……(呼吸音)こっちもリラックスしてくるよう、な……ふぁあ……
ん……もう少し……頑張りますね……」

;(耳かき音:一時停止)

【ノル】
;(耳ふー音)「ふっ、ふっー……ふー……(呼吸音)ふー…………
それじゃあ……奥、入れていきますね」

;(耳かきの音:再開)

【ノル】
「ごそ……ごそ……かき……かき……(呼吸音)
こう、して……見ると……(呼吸音)耳の形というのは……不思議ですね……一、つの……生き物みたいな……(呼吸音)
音を集めて、伝えて……中の掃除もして……出して……(呼吸音)詰まっちゃったら、いけませんから……こうしてお耳掃除が……必要ですけど……案外……耳の精霊が居たりして……かたつむりでしょうか……」

【ノル】
「……精霊が……かたつむりなら……(呼吸音)ちょっとお耳掃除は、想像できませんね……そざ……(誤魔化すような息)いえ、なんでもありません……」

;(頭を撫でる音)

【ノル】
「頭、撫でながら……するのも、きもち―でしょうか……もっと……早くに……思いつけば、良かったですね……」

;(耳かきの音:終了)

【ノル】
;(耳ふーの音)「(大きく息を吸う)ふー……ふー……(呼吸音)ふー…………
左耳も終わり、ですね」

【ノル】
「気持ちよかったですか? と……聞く必要もありませんでしたね」

【ノル】
「すっかりリラックスした様子です……
これだけ、安心感を抱いてくれているのも……嬉しいですよ。ふふ」

【ノル】
「このまま……ゆっくり眠りましょうか」
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
先輩錬金術師のゆったりリラクゼーション
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
狂い瑠璃
ライター情報
気が向いたら書いていきます。多分ギャルや活発系は苦手です。
有償販売利用の条件
もし有償販売を行う場合は、ライターページ等から連絡をお願いします。
利用実績(最大10件)