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部活の美人な先輩には裏がある
written by 狐のお揚げ
  • 先輩
  • ヤンデレ
公開日2021年06月05日 18:00 更新日2021年06月05日 18:00
文字数
1972文字(約 6分35秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
先輩
視聴者役柄
後輩
場所
指定なし
本編
…おや、ようやく来たね、後輩くん
この部活は私と君の二人しかいないんだ、君が早く来てくれないと私は暇を持て余して死んでしまうぞ?ふふっ
さ、私が淹れた紅茶だ、飲みたまえ
美味しい?そうかそうか、それは良かった
…ん?この部活、顧問がほとんど来ないのを抜きにしてもけっこう人気ありそうな部活なのに何で俺と先輩しかいないんでしょうね、だって?
そりゃあ君、そんじょそこらの美少女が霞むくらいの美人がいる部活なんだ、憧れを通り越して恐れるのが当然の反応というやつさ
…なんだい、君のその、うわぁこいつ自分で言ってるよ、って顔は
別に間違ってはないだろう?実際私はよくスカウトもされるし、いつも蹴ってるわけだが
…おや、眠そうだね?
私に遠慮せずに眠るといい、何、私は君の寝顔でも見て暇を潰すさ
…寝たか
ふう…やれやれ、毎日毎日、紅茶に睡眠薬を盛ってるってのに全く気づきそうにないな、君は
君はもう少し君の先輩を疑ったほうがいいぞ?何せ私は君にあんなことやこんなことをしてるんだからね…
さてと、今日は確か体育がある日だから…おっ、あったあった、後輩君の使用済み体操服
これを先週拝借した体操服と入れ替えてと…そして今日の分は私のカバンに入れてと…よし、OK、ついでに寝顔も何枚か撮って……
それじゃ次は彼の教室にお邪魔してくるとしよう



…おや、今後輩君の教室から女子が出てきた…?まあ、いいか
さてと、後輩君の机の中をちょっと拝見…うん?なんだ、この手紙は
…今日の放課後、体育館裏に来てください、ね
…なるほど、さっきの女子が少し顔を赤らめてたのはそういうことか…
私から後輩君を取ろうとは、良い度胸じゃないか
しょうがない、今日は後輩君の早く帰って明日の放課後、雌犬を躾けるための道具を用意するとしようか…
ああ、手紙を回収するのを忘れるところだった、危ない危ない


…ほら、起きたまえ、後輩君、悪いがちょっと急用ができてしまってね、鍵の管理を任されてるのは私だし、君一人だけここに残すわけにはいかないんだ
目は覚めたかい?ほら、早く荷物持って部室から出た出た、なるべく早く帰んなきゃいけないんだ
うん、じゃあまた明日



ふぅ…雌犬を躾けるための道具を選んでいたら思った以上に時間がかかってしまったな…
さてと、今日も後輩君の部屋をカメラで見ながら今日の戦利品の整理をしておくとするか…
体操服は…匂い抜け対策に使うとき以外はジップロックに入れて…寝顔は現像して部屋の壁に貼って…ふふっ、もう壁に後輩君の写真を貼りきれなくなってきたな…次はどこに貼ろうか…
そして後輩君はいつも通りゲームをしている、と
君、あんまり遅い時間までゲームしてるから、睡眠薬があんなあっさり効くんじゃないかい?なーんて、聞こえてるわけ無いか
…おや、今日はけっこう早目に寝るんだな、いい心がけだぞ
じゃあ私も寝るとしようか…おやすみ、後輩君…




さてと、後輩君の机に入ってた手紙に書かれてた場所、放課後の体育館裏に来たわけだけど…ああ、あの子かな
…ちょっといいかい?
君、この手紙の事何か知ってる?
…やっぱり、君がこの手紙を後輩君の机に入れたんだね
残念だけど、彼は来ないよ、というか、君がここで待ってる事も知らない
何でって…そりゃ私がこの手紙を彼が見る前に回収したからに決まってるじゃないか
人の手紙を見るなんてサイテー…?ああまあ、そうかもしれないね
だけどね…君は、私から彼を盗もうとしたんだ、そっちの方が罪は重いと思うよ?
いいかい、彼は私のモノなんだ、君みたいな馬の骨が盗っていいものじゃないんだよ
私もそんな物騒なことはしたいわけじゃないんだ
君がもし、ここで引いてくれるなら私もこの瓶に入ってる液体を使わないで済むんだけどね…?
何が入ってるって、硫酸だよ、硫酸
ちょっとツテがあってね、少しばかり分けてもらって来たんだ
あんまり君がしつこければこれを君にかけようと思ってたんだが…どこにかけてほしい?手?それとも顔?
…そうだよ、それでいい、そうやって諦めてくれれば、誰も不幸にならなくて済むんだ
君がもう彼に何もしないのなら君に興味なんて無い、さっさと私の視界から消えてくれ…ああ、勿論この事は他言無用だよ、もし誰かに言えば…
次の日、君の体は硫酸プールの中に沈んでるかもね…?
…やれやれ、一体これで何回目だろう、こうやって後輩君に悪い虫が付かないようにするの
私が好き勝手する為に顧問の弱みを握って部室に近寄らせないようにしたし…私目当てに部活に入って私と彼の時間を邪魔しようとする輩にも似たような事したし…ああ、数えたらきりがないな、やめよう
さてと、早く私も部室に行って昨日堪能できなかった分、今日は多めに後輩君を堪能しよう


やあ、後輩君
今日はちょっと遅かったですね…って?
ちょっとした用事があってね…ま、相手がすんなり言う事聞いてくれたからすぐ終わったんだけど
さてと、じゃあ今日も部活を始めようか、後輩君
ほら、私の淹れた紅茶だ、飲みたまえ。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
部活の美人な先輩には裏がある
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
狐のお揚げ
ライター情報
 普段ヤンデレ台本ばっかり書いてます、狐のお揚げと申します
 こんな台本が読みたい!というリクエストがありましたらヤンデレ問わず受け付けています、いつでも言ってください
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