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教会のシスターは何でも知っている
written by 狐のお揚げ
  • ヤンデレ
  • シスター
  • ストーカー
公開日2021年06月05日 18:00 更新日2021年06月05日 18:00
文字数
1408文字(約 4分42秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
シスター
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
本編
…こんばんは、こんな遅い時間に、何をしてるんですか?
はい?シスターこそ、こんな時間に何をしてるんですか…?はあ…学校で教わりませんでしたか?質問に質問で返すなと
まあいいです、私は…そうですね、貴方を待っていました
ええ、貴方です、他の誰でもありません
さ、私は貴方の質問に答えたのですから、貴方も私の質問に答えてください
こんな遅い時に、何をしてるんですか?
…そう、しらばっくれるんですね
私、知ってるんですよ
貴方があそこの家の娘の所に行こうとしてるって
…行ってはだめですよ
貴方は知らないでしょうが、あそこの娘は何人もの男を誑かして泣かせています、貴方も、泣かされたくはないでしょう?
ええ、貴方の信じたくない気持ちも分かります、何せあの娘、いつも言ってますもんね、私には貴方だけとか、貴方がいないといけていけないだとか…いいですか、そういう女は構ってほしいが為に大抵色んな男に手を出してます、そして別の男といるところを見られると逆ギレしてこっぴどくフると言うのがお決まりなのです
…なんで彼女との会話を知ってるんだって?
そうですね…神のお告げ、というやつです
神が、私に教えてくださるのです、貴方をあの性悪女から救えと、そう仰っているのです
付き合ってられない、いいから通せ…?
通すわけ無いでしょう、私には、貴方をあの性悪女から救わなければならないという使命があるのです、何が何でも通しませんよ
…それでも通るとおっしゃるのですね…あまり手荒な真似はしたくありませんでしたが、仕方ありませんね…
その手に持ってるのは何だって?…そうですね、詳しくは貴方を保護してからお教えしますが、安心してください、決して貴方の命を奪うようなものではありません
さ、私に身を委ねて…おやすみなさい…




おはようございます…と言っても、もうお昼くらいの時間ですが
ここは何処か、ですか
ここは教会の地下室、今はもう使われなくなって久しいようですが…
ああ、貴方の手足の枷は私が用意したものです、雰囲気的にはここに元からあってもおかしくはありませんがね
…そういえば貴方に使った物をお教えする約束でしたね
貴方に使ったのは即効性の睡眠薬です
そんなに多くは使いませんでしたが…まだ準備は終わってませんし、もう少し多く使っておくべきでしたね
…こんなことをしてどうするんだって?
言いませんでしたか?私は貴方をあの性悪女から救いたいのです
…彼女は性悪女なんかじゃない、ここから開放しろ?
ああ…可哀想に…あの性悪女に洗脳されてしまったんですね
ですが安心してください、貴方の洗脳が解けるその日まで、私は貴方の側にいます
ですが、今はまだ私の方の準備が終わってないのでもう少し休んでてください
大丈夫、そう遠くない内に貴方はあの女の事なんて忘れて私を求めるようになります
それでは…また後ほど…




ふう…これで第一段階は終了ですね
次はあの家の娘ですね…幸い、あの家の者は皆信心深いので娘さんに悪霊がついたとかなんとか言って娘だけ教会に呼び出すのも容易いでしょう
その後は…そうですね、シチューにでもして彼に出すとしましょうか、良かったですね、文字通り骨の髄まで彼に味わってもらえますよ
…うん、今は家にいるみたいですし、行くなら今ですね
この盗聴器と言うのは実に便利ですねぇ…当人しか知らないような事を神のお告げと言えば大抵の者は盗聴器だなんて疑わないでしょう、それが信心深い者なら尚更
待っててくださいね…私が貴方をあの性悪女の呪縛から救って差し上げますから…ふふっ…
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
教会のシスターは何でも知っている
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
狐のお揚げ
ライター情報
 普段ヤンデレ台本ばっかり書いてます、狐のお揚げと申します
 こんな台本が読みたい!というリクエストがありましたらヤンデレ問わず受け付けています、いつでも言ってください
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