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死んだ勇者を待っていたのはヤンデレ女神でした
written by 狐のお揚げ
  • ファンタジー
  • ヤンデレ
公開日2021年06月05日 18:00 更新日2021年06月05日 18:00
文字数
979文字(約 3分16秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
女神
視聴者役柄
勇者
場所
指定なし
本編
…あぁ勇者よ、死んでしまうとは情けない…
魔王城手前でスライムが顔面にひっついてそのまま窒息死するとは本当に情けない…ぷふっ…
いえなんでもありません、笑ってなんていませんよ
はい?私は誰だ?…それ本気で言ってます?
私ですよ私、貴方を勇者に選んだ女神様ですよ
…思い出したようですね?では本題に入りましょう
さっきも言った通り貴方は死んでしまいました…そんなに心配しなくても、魔王を倒すのに勇者でしか装備出来ない武具は必要ありませんよ、あんなのただのお飾りなんですから
それに…ほら、貴方のパーティーの方々が親の仇と言わんばかりに魔王城の魔物達を蹂躙してますよ、これなら魔王を倒すのも余裕でしょう
…じゃなくて、貴方は死んでしまいました
なのでこれから先、永遠に私の側にいなさい、拒否権はありませんよ
…は?女神の力的な何かで生き返らせてくれ?
何を言ってるんですか?貴方は
予想より早く貴方がここに来たっていうのに、そんな勿体ない事するわけないでしょう
…ええそうですよ、私は貴方の事をずっと待っていました…まあ貴方の動向は産まれた時からずっと見ていましたが
…見ていた理由?そうですねぇ…最初はただの好奇心でしたが、いつからか目が離せなくなり…
それであの日、貴方を勇者にしたんですよ、魔王を倒した暁には私の伴侶にしようと思って
…まさかあんな死に方をするとは思いませんでしたけどね
ま、私の婿にするのに必要なのは魂だけなので構いやしませんが
…だめですよ、なにがあっても生き返らせてあげません、ていうか貴方、私の話聞いてました?仮に生き返ったとして、すぐ私の所に来る事になるんですよ?
…あぁもう、うるさいですね、これ以上生き返らせろと言ったら今すぐ貴方のパーティーのメンバーを殺して、地獄送りにしますよ
あの女ども、目障りだったしちょうどいいかもですねぇ…私の貴方にずっとベタベタして…何度殺してやろうと思った事か…
…はい?それだけはやめてほしい?だったら何を言うべきか、分かりますよね?
…しょうがないですねぇ、貴方が私の伴侶になる、と言うのでしたらあの女どもの罪も許してあげましょう…ま、後々痛い目には遭ってもらいますが…
…いいえ?何も言ってませんよ、貴方の気のせいじゃないですか?
さてと……せっかく我々も結ばれた事ですし…このまま私とベッドで楽しいコト、しましょうね…?
安心してください、ここは私と貴方だけの空間、誰も、私達の邪魔は出来ませんよ…
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
死んだ勇者を待っていたのはヤンデレ女神でした
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
狐のお揚げ
ライター情報
 普段ヤンデレ台本ばっかり書いてます、狐のお揚げと申します
 こんな台本が読みたい!というリクエストがありましたらヤンデレ問わず受け付けています、いつでも言ってください
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