眠れない彼女を優しく通話で寝かしつけ

もしもし
どうしたの？こんな時間に珍しい…
「迷惑だった…？」
ううん
丁度寝るところだったから、寝る前に君の声聴けて嬉しいよ
「ありがとう…」
それで…その…何かあった？悩み事とか、、、？
「ううん…そういうんじゃなくて…ただ…」
ただ…？
「あの…声が聴きたくなっただけだから…その…切るね」
あっ、ちょっと待って！
あ…切れた…
それにしても、どうしたんだろ？気になる…

あっ！もしかして…
【電話をかける】
・・・
「もしもし…」
よかった…出てくれて
ごめんね…気になってかけ直しちゃった
「あの…」
えっと…もしかして眠れない？
あ…勘違いならごめんね
「あの…実は…うん」
じゃあ…どうしようかな…？
「？」
いや…
眠れないなら、今から君のところに行って添い寝でもって思ったんだけど…
君の可愛いパジャマ姿見たら寝かしてあげられなくなるし…うーん…
「えっと…」
あっ、そうだ、イヤホンつけて

「イヤホン？」
うん…つけたら、スマホをいつも寝る時に置く場所に置いて目を瞑って…

OKかな？
じゃあ…僕が隣に居るのを想像しながら深呼吸しようか

ゆっくり吸って…ゆっくり吐く…

ｽｰ…ﾊｰ…ｽｰ…ﾊｰ

お腹に手を当てて…

ｽｰ…ﾊｰ…ｽｰ…ﾊｰ

そのまま続けて…

ｽｰ…ﾊｰ…ｽｰ…ﾊｰ

どうかな？少しふわふわしてきたかな？

「うん…」

じゃあ…腕枕して…よいしょ　
【小さな布擦れ音】
頭撫でてあげる…

よしよし…よしよし…

大丈夫…大丈夫…

「ﾌﾜｧ…ｱﾌｩ…」
あ…可愛いあくび
どう？眠れそう？

「うん…ｱﾌｩ…」
じゃあ…君が眠れるまで頭撫でててあげるね♡

よしよし…よしよし…

「ありがとう…おやすみなさい」
うん…おやすみ…ぐっすりゆっくり眠ってね…ﾁｭｯ♡

・台本（ゆるボイ！）
ぐっすりゆっくり眠って…♡
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
希咲-kizaki-