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- 学校/学園
- ヤンデレ
- ダウナー
- 中二病
- クーデレ
公開日2022年02月12日 00:50
更新日2022年02月12日 00:50
文字数
2915文字(約 9分43秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
似非中二病少女
視聴者役柄
男
場所
通学路
あらすじ
あらすじ
あなたには眼帯を付けている女友達が居た。
何にでも興味が薄く、冷めたところのある彼女のことが気になって……事あるごとに話しかけていた。
大抵はあしらわれる日々……しかし、そうしている間にも彼女の中であなたは大きな存在になりつつあった。
そして、少しばかり心を開いて来てくれた今日この頃……
中二病発言が目立つ……けれどもそれもどこか冷めた雰囲気でどうでも良さそうに語る彼女の、隠していた本当の秘密が明らかになる。
それは彼女の、コンプレックスの証だった。
あなたには眼帯を付けている女友達が居た。
何にでも興味が薄く、冷めたところのある彼女のことが気になって……事あるごとに話しかけていた。
大抵はあしらわれる日々……しかし、そうしている間にも彼女の中であなたは大きな存在になりつつあった。
そして、少しばかり心を開いて来てくれた今日この頃……
中二病発言が目立つ……けれどもそれもどこか冷めた雰囲気でどうでも良さそうに語る彼女の、隠していた本当の秘密が明らかになる。
それは彼女の、コンプレックスの証だった。
本編
本編
「……そう、それは面白いわね……で、それが?」
淡白な感じで淡々と
冷たい感じで
「そう……それで終わりなのね。つまらない話」
足音
気まずい空気を表現するように二、三秒間を入れて
「……何? 別に、退屈ではないわよ。ただ、どうでもいい話だった、というだけで……あなたと話すことそれ自体は楽しいこと」
「……大半がどうでもいいと思える下らない話だけれどね」
「興味をそそらない、つまらない、どうでもいい……こんな反応を返す私によくもまぁ話しかけてくれるものだと感心するわ」
「……自分でも、分かるもの……それくらい……感じ悪いことくらい、ね」
「本当……好き好んでこの私に話しかけてくるのなんてあなたくらいなものよ」
「暇なのかしら?」
「私と話して……そんなに楽しい?」
「……私は……悪くはない、けれど、ね」
「……好き……うん……好き」
小声でぼそりと呟いて
また淡々と
「……コホン……何でもないわ。今のは忘れて」
「だって……あまり近寄ってこられても困るもの……そうね、どうなるか、というと……」
「この瞳に封じ込められし邪龍が目覚めるかもしれない、世界を壊滅に導くほどの破滅の存在がね」
どうでも良さげな感じで淡々と
「だから、あまり私には話しかけない方がいいわ。ふとした瞬間に……封印が解けて、世界が滅びるかもしれないから」
少し待ち
「……ええ、そうね。適当なこと言ったわ。邪龍、とか異能とか馬鹿みたいね。下らない」
「でも、そういうこと……この世界が壊れて欲しくないの」
「この……暖かくて、幸せな、世界が……」
「……はぁ、喋り過ぎたわね……そういう趣味趣向ってことで押し通せばよかったかしら?」
「右腕に包帯でも巻いておくんだったわね……面倒くさいからごめんだけど……」
「そうしたら……あなたもきっと近寄らなかったかもしれない」
「面倒な女である私にもっと面倒な要素が加わるんですもの……きっと、こんなことにはなってなかったでしょうね」
「……それはそれで、不幸かも、しれないとは思うけれど……いつ壊れるかも分からない幸福に怯えるのも、怖いものだから」
「……ありがと」
「でも……あまり、私には近寄って欲しくないの」
「ふとしたことで、関係が壊れてしまうかもしれないから……そうなるくらなら、綺麗な思い出のまま、離れていって欲しい……」
「さようなら……」
「…………さよう、なら……そう言いたいのだけれど、ね」
「でも、離れるのも嫌で……一緒に居たいって、思ってしまって……」
「離れたいけど、離れたくない……一緒に居たくないけど、一緒に居たい……」
「人って、厄介なものね……」
「あなたもそう思わない?」
「多分……多分、だけど……あなたの気持ち、大体は分かるわ」
「私……そっけない反応ばかりするから……つまらない、ってそんなことばかり言うから……」
「どうせ、そう言われるんだろうなって……思って、話したくない……けど、同時に話したいとも思ってる……二律背反 」
「話しかけたい、何か言いたい……けれど、そっけない反応を返すのが目に見えてるから、酷い返しが来るのが分かりきってるから……話したくない」
「……ごめんなさい……もっと、気の利いた返しが出来たら良かったのだけど……あれが、本心だから……」
「あっそ、つまらない、どうでもいいわね……それくらいしか出ないの」
「本当に……本当に、あなたと話すこと自体は好きなのだけれど……気持ちにまでは嘘つけないから……はぁ」
「それ、というのも多分……私に、迷いがあるから」
「あなたになら……私に、あれほどまでに話しかけてくれたあなたになら……話したいけど、話したくない……そういう、悩みがあるから……」
「ねぇ」
耳元で
「聞いても……引かないって、約束して、くれる?」
「私のこと……嫌いにならないって、約束……出来る?」
「……好き?」
少し待ち
離れて
「……そう……ありがと。なら……あなたを、信じてみようと思う」
「怖いけど……見せたくないけど……打ち明けたいって、決めたから……」
「この、眼帯ね……別に、治療とかそういうものじゃないの……ただ、隠したかっただけで付けてたものなの」
眼帯を取る音
「これが……答え」
「あぁ……解き放たれちゃった……封印されし、災厄 の邪龍……世界が壊れるかもしれないから……あなたと過ごす、この素敵な時間が、壊れるかもしれないから言いたくなかったのに……やっちゃった」
「もう、見えるでしょう?」
「私の眼……左右で色が違うの」
「虹彩異色症 ってやつ……」
「子供の頃から……これで、気味が悪いって言い続けられてた」
「不幸が起こるからって……不吉だから近寄るなって……魔女扱いされて……」
「あぁ……私って、可笑しいんだなって……ずっと思ってた」
「だから、隠してた……もう、人と関わりたくないから……そっけない態度を取ってるうちに、それが素になった」
「心が、死んじゃったのよ……」
「でも、あなたは……あなただけは……話しかけてくれた……めげずに色々とお話をしてくれた」
「大好き」
「心の底から……大好きよ」
「だから……怖かった……知ったことで……あの時と同じみたいなことを言われるんじゃないかって……あの子たちと同じになるんじゃないかって、怯えてた……」
「でも……」
抱き着く音
耳元で
「大好きだから」
「大好きで大好きでっ……もう、抑えられないからっ」
「お願い……こんな私でも……魔女だって言われた私でも……傍に居て」
「一緒に居て」
「精一杯……好きだって、言い続けるから」
「楽しいって……嬉しいって……本心を伝え続けるから」
囁き
「大好きよ」
離れて
「……答え、は?」
少し待ち
「…………そう……そう……ありがと」
「私も……わたし、もっ……大好きっ♡」
「うぅ、うぅぅぅっ……よか、った……本当に、不安だったから……嫌われるんじゃないかって思ってた、から……」
「ぅ、うるさいわねっ!あなたにとっては大したことのないものだったかもしれないけどっ!私にとってはっ……凄い……覚悟の要るものだったのよ」
「……バカ」
「……でも、本当に……本当に、よかった……知らない?あなた、結構モテるのよ」
「大切な人が……他の子たちに取られるんじゃないかって……ひやひやしてた……ドキドキしてた」
「だから、こっそり……本当にこっそりと、だけど……近づかないように、釘を刺したりもしたし……そういう子たちを見て、面白くない気分にもなったわ……何も、知らない癖にって」
「これからは……もう、私だけのものよ?」
「あなたの前でだけは……邪龍の封印を解いて接するから……ありのままの私で接するから」
「離さないから……ね?」
「何があろうと……どんなことを言おうと……」
「一度受け入れたんですもの……そこから、捨てるだなんて、許さない……認めない、から」
「だから……一生、私を支え続けて」
「ああして、つまらない話を私にし続けて」
「私は……そんな日常が、大好きだから」
「くだらない、つまらない、落ちもない……でも、あなたと話してるそれ自体が私は好きだから」
「話し続けて」
「私も……精一杯色々なものを返すから、ね?」
耳元で
「恋人にならないと出来ないこととか……ね?」
離れて
「ふふ、何を想像したのよ?」
「顔、真っ赤よ?」
「……まぁ、いいけど……その、想像の中のことを私にして貰っても、一向に構わないから、ね?」
「二人で色々な時間を過ごしましょ」
2,3秒開けて気が付いた風に
「あ、そうそう……最後に聞いておきたいのだけど……」
「私の眼……どう?」
相手の反応を待つくらいの間を入れてから嬉しそうに
「そう……そう」
二回目のそうは嬉しそうな感じで
「ありがとう……可愛いって、言われたの初めて」
「あなたのこと……好きになって、よかった……」
「これからずっと、よろしくね?」
「私の初めて……全部、あなたに捧げるから……あなたの初めても、私に捧げて、ね?」
耳元で
「大好き♡」
ん~~~……と、キスを迫るように口にして終了(キスまではいかない)
「……そう、それは面白いわね……で、それが?」
淡白な感じで淡々と
冷たい感じで
「そう……それで終わりなのね。つまらない話」
足音
気まずい空気を表現するように二、三秒間を入れて
「……何? 別に、退屈ではないわよ。ただ、どうでもいい話だった、というだけで……あなたと話すことそれ自体は楽しいこと」
「……大半がどうでもいいと思える下らない話だけれどね」
「興味をそそらない、つまらない、どうでもいい……こんな反応を返す私によくもまぁ話しかけてくれるものだと感心するわ」
「……自分でも、分かるもの……それくらい……感じ悪いことくらい、ね」
「本当……好き好んでこの私に話しかけてくるのなんてあなたくらいなものよ」
「暇なのかしら?」
「私と話して……そんなに楽しい?」
「……私は……悪くはない、けれど、ね」
「……好き……うん……好き」
小声でぼそりと呟いて
また淡々と
「……コホン……何でもないわ。今のは忘れて」
「だって……あまり近寄ってこられても困るもの……そうね、どうなるか、というと……」
「この瞳に封じ込められし邪龍が目覚めるかもしれない、世界を壊滅に導くほどの破滅の存在がね」
どうでも良さげな感じで淡々と
「だから、あまり私には話しかけない方がいいわ。ふとした瞬間に……封印が解けて、世界が滅びるかもしれないから」
少し待ち
「……ええ、そうね。適当なこと言ったわ。邪龍、とか異能とか馬鹿みたいね。下らない」
「でも、そういうこと……この世界が壊れて欲しくないの」
「この……暖かくて、幸せな、世界が……」
「……はぁ、喋り過ぎたわね……そういう趣味趣向ってことで押し通せばよかったかしら?」
「右腕に包帯でも巻いておくんだったわね……面倒くさいからごめんだけど……」
「そうしたら……あなたもきっと近寄らなかったかもしれない」
「面倒な女である私にもっと面倒な要素が加わるんですもの……きっと、こんなことにはなってなかったでしょうね」
「……それはそれで、不幸かも、しれないとは思うけれど……いつ壊れるかも分からない幸福に怯えるのも、怖いものだから」
「……ありがと」
「でも……あまり、私には近寄って欲しくないの」
「ふとしたことで、関係が壊れてしまうかもしれないから……そうなるくらなら、綺麗な思い出のまま、離れていって欲しい……」
「さようなら……」
「…………さよう、なら……そう言いたいのだけれど、ね」
「でも、離れるのも嫌で……一緒に居たいって、思ってしまって……」
「離れたいけど、離れたくない……一緒に居たくないけど、一緒に居たい……」
「人って、厄介なものね……」
「あなたもそう思わない?」
「多分……多分、だけど……あなたの気持ち、大体は分かるわ」
「私……そっけない反応ばかりするから……つまらない、ってそんなことばかり言うから……」
「どうせ、そう言われるんだろうなって……思って、話したくない……けど、同時に話したいとも思ってる……
「話しかけたい、何か言いたい……けれど、そっけない反応を返すのが目に見えてるから、酷い返しが来るのが分かりきってるから……話したくない」
「……ごめんなさい……もっと、気の利いた返しが出来たら良かったのだけど……あれが、本心だから……」
「あっそ、つまらない、どうでもいいわね……それくらいしか出ないの」
「本当に……本当に、あなたと話すこと自体は好きなのだけれど……気持ちにまでは嘘つけないから……はぁ」
「それ、というのも多分……私に、迷いがあるから」
「あなたになら……私に、あれほどまでに話しかけてくれたあなたになら……話したいけど、話したくない……そういう、悩みがあるから……」
「ねぇ」
耳元で
「聞いても……引かないって、約束して、くれる?」
「私のこと……嫌いにならないって、約束……出来る?」
「……好き?」
少し待ち
離れて
「……そう……ありがと。なら……あなたを、信じてみようと思う」
「怖いけど……見せたくないけど……打ち明けたいって、決めたから……」
「この、眼帯ね……別に、治療とかそういうものじゃないの……ただ、隠したかっただけで付けてたものなの」
眼帯を取る音
「これが……答え」
「あぁ……解き放たれちゃった……封印されし、
「もう、見えるでしょう?」
「私の眼……左右で色が違うの」
「
「子供の頃から……これで、気味が悪いって言い続けられてた」
「不幸が起こるからって……不吉だから近寄るなって……魔女扱いされて……」
「あぁ……私って、可笑しいんだなって……ずっと思ってた」
「だから、隠してた……もう、人と関わりたくないから……そっけない態度を取ってるうちに、それが素になった」
「心が、死んじゃったのよ……」
「でも、あなたは……あなただけは……話しかけてくれた……めげずに色々とお話をしてくれた」
「大好き」
「心の底から……大好きよ」
「だから……怖かった……知ったことで……あの時と同じみたいなことを言われるんじゃないかって……あの子たちと同じになるんじゃないかって、怯えてた……」
「でも……」
抱き着く音
耳元で
「大好きだから」
「大好きで大好きでっ……もう、抑えられないからっ」
「お願い……こんな私でも……魔女だって言われた私でも……傍に居て」
「一緒に居て」
「精一杯……好きだって、言い続けるから」
「楽しいって……嬉しいって……本心を伝え続けるから」
囁き
「大好きよ」
離れて
「……答え、は?」
少し待ち
「…………そう……そう……ありがと」
「私も……わたし、もっ……大好きっ♡」
「うぅ、うぅぅぅっ……よか、った……本当に、不安だったから……嫌われるんじゃないかって思ってた、から……」
「ぅ、うるさいわねっ!あなたにとっては大したことのないものだったかもしれないけどっ!私にとってはっ……凄い……覚悟の要るものだったのよ」
「……バカ」
「……でも、本当に……本当に、よかった……知らない?あなた、結構モテるのよ」
「大切な人が……他の子たちに取られるんじゃないかって……ひやひやしてた……ドキドキしてた」
「だから、こっそり……本当にこっそりと、だけど……近づかないように、釘を刺したりもしたし……そういう子たちを見て、面白くない気分にもなったわ……何も、知らない癖にって」
「これからは……もう、私だけのものよ?」
「あなたの前でだけは……邪龍の封印を解いて接するから……ありのままの私で接するから」
「離さないから……ね?」
「何があろうと……どんなことを言おうと……」
「一度受け入れたんですもの……そこから、捨てるだなんて、許さない……認めない、から」
「だから……一生、私を支え続けて」
「ああして、つまらない話を私にし続けて」
「私は……そんな日常が、大好きだから」
「くだらない、つまらない、落ちもない……でも、あなたと話してるそれ自体が私は好きだから」
「話し続けて」
「私も……精一杯色々なものを返すから、ね?」
耳元で
「恋人にならないと出来ないこととか……ね?」
離れて
「ふふ、何を想像したのよ?」
「顔、真っ赤よ?」
「……まぁ、いいけど……その、想像の中のことを私にして貰っても、一向に構わないから、ね?」
「二人で色々な時間を過ごしましょ」
2,3秒開けて気が付いた風に
「あ、そうそう……最後に聞いておきたいのだけど……」
「私の眼……どう?」
相手の反応を待つくらいの間を入れてから嬉しそうに
「そう……そう」
二回目のそうは嬉しそうな感じで
「ありがとう……可愛いって、言われたの初めて」
「あなたのこと……好きになって、よかった……」
「これからずっと、よろしくね?」
「私の初めて……全部、あなたに捧げるから……あなたの初めても、私に捧げて、ね?」
耳元で
「大好き♡」
ん~~~……と、キスを迫るように口にして終了(キスまではいかない)
クレジット
ライター情報
ASMR、シチュボ台本を主に書いています。
細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
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