- 人外 / モンスター
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公開日2023年02月27日 22:42
更新日2023年02月27日 22:42
文字数
1154文字(約 3分51秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
指定なし
演者人数
1 人
演者役柄
獅子獣人
視聴者役柄
飼育員
場所
飼育小屋
あらすじ
~あらすじ~
あなたは獣人を管理する施設で働く飼育員。
今日は獅子獣人をお世話するべく部屋へ向かうと、いつものように執着されてしまい…??
あなたは獣人を管理する施設で働く飼育員。
今日は獅子獣人をお世話するべく部屋へ向かうと、いつものように執着されてしまい…??
本編
……おい、飼育員。なんだこのエサは。
前に言ったハズだろう。食事は肉だけを寄越せと。
だというのに、この皿の端に乗っかっているのは……どう見ても野菜だろうが。
はぁ?付け合わせだと?そんなもんは必要ない。
食事の際は肉だけを持ってくればいいんだ。
何度お前たちが野菜を持ってこようと、私は食べるつもりはないからな。
全く…飼育員というのもわからんものだな。
食事で肉だけを持ってくればいいという要望を飲めばイイものを、なぜ断り続けるのだ。
大体お前たちからしても私のメニューを考える手間が減って、お互いイイことづくめじゃないか。
……栄養偏る?ハッ、そんなもの知ったことではないな。
獅子獣人である私は野菜なんぞ食べなくても生きていけるんだ。
肉から必要な栄養素を接種できるからな。
そもそも何故私たちよりもか弱い人間どもに保護なんてされなくてはならないんだ。
……私が本気を出せば、お前らニンゲンなんて一瞬で葬り去ることが出来るのになぁ?
ああそうか、これだけ強いからか。
人類がなすすべがないからこそ…こんなおままごとのような保護活動に付き合ってやっているんだったな。
……これ以上私の意見を聞かないのならば、肉を割いて骨を砕いてやろうか…?片手があれば十分だぞ?
ははっ…そんなに怯えることはないだろう。当たり前の事実じゃないか。
まぁ……今日はお前に免じて許してやろう。
ニンゲンの顔を覚えるのは苦手だが、お前は特別だからな。
ほら、いい加減怯えるのはやめて…こっちに来い。
もちろん、拒否権はないぞ。
(SE:抱きしめる音)
獅子の抱擁を受けられるのは、きっと世界中を探してもお前だけだよ。きっとな。
ああ…やはり、落ち着くな。
それに匂いがいい…お前の香りは…本当にいい匂いだ。
知っているか?我々獣人の世界では体臭の匂いを心地よいと感じる相手が、最も相性の良い相手だとされているんだ。
…だからこそ、私はお前が欲しくて欲しくてたまらないよ。
…なぁ、番になってくれよ。
いい加減飼育員なんかやめちまえよ。番としてずっと私の傍に居たらいいじゃないか。
腹が減ったら飯を食って、眠たい時に眠って、愛し合いたい時に愛し合う…そんな生活を送って生きてみたいと思わないか?
ヒトは何故苦労をしてまで働くんだ?私たちには到底理解ができないな。
…お前が私の元へ来てくれるなら、これ以上の要望という名のわがままを出すのはやめてやる。
な?悪い話じゃないだろう?
……ああ全く、つれないなお前は。
だが、私はあきらめないぞ。
お前が私の手に堕ちるその日まで…ずっとその身を追いかけまわしてやるからな。
…ないとは思うが…例え私から離れようと、匂いを辿って会いに行ってやるさ。
獅子はどこまでも執念深い生き物だからな。私ももれなくそういうタチみたいだ。
…逃げようとか、考えるんじゃねぇぞ?分かってるよな?
必ずお前を手に入れてみせる。…覚悟しておけよ?
前に言ったハズだろう。食事は肉だけを寄越せと。
だというのに、この皿の端に乗っかっているのは……どう見ても野菜だろうが。
はぁ?付け合わせだと?そんなもんは必要ない。
食事の際は肉だけを持ってくればいいんだ。
何度お前たちが野菜を持ってこようと、私は食べるつもりはないからな。
全く…飼育員というのもわからんものだな。
食事で肉だけを持ってくればいいという要望を飲めばイイものを、なぜ断り続けるのだ。
大体お前たちからしても私のメニューを考える手間が減って、お互いイイことづくめじゃないか。
……栄養偏る?ハッ、そんなもの知ったことではないな。
獅子獣人である私は野菜なんぞ食べなくても生きていけるんだ。
肉から必要な栄養素を接種できるからな。
そもそも何故私たちよりもか弱い人間どもに保護なんてされなくてはならないんだ。
……私が本気を出せば、お前らニンゲンなんて一瞬で葬り去ることが出来るのになぁ?
ああそうか、これだけ強いからか。
人類がなすすべがないからこそ…こんなおままごとのような保護活動に付き合ってやっているんだったな。
……これ以上私の意見を聞かないのならば、肉を割いて骨を砕いてやろうか…?片手があれば十分だぞ?
ははっ…そんなに怯えることはないだろう。当たり前の事実じゃないか。
まぁ……今日はお前に免じて許してやろう。
ニンゲンの顔を覚えるのは苦手だが、お前は特別だからな。
ほら、いい加減怯えるのはやめて…こっちに来い。
もちろん、拒否権はないぞ。
(SE:抱きしめる音)
獅子の抱擁を受けられるのは、きっと世界中を探してもお前だけだよ。きっとな。
ああ…やはり、落ち着くな。
それに匂いがいい…お前の香りは…本当にいい匂いだ。
知っているか?我々獣人の世界では体臭の匂いを心地よいと感じる相手が、最も相性の良い相手だとされているんだ。
…だからこそ、私はお前が欲しくて欲しくてたまらないよ。
…なぁ、番になってくれよ。
いい加減飼育員なんかやめちまえよ。番としてずっと私の傍に居たらいいじゃないか。
腹が減ったら飯を食って、眠たい時に眠って、愛し合いたい時に愛し合う…そんな生活を送って生きてみたいと思わないか?
ヒトは何故苦労をしてまで働くんだ?私たちには到底理解ができないな。
…お前が私の元へ来てくれるなら、これ以上の要望という名のわがままを出すのはやめてやる。
な?悪い話じゃないだろう?
……ああ全く、つれないなお前は。
だが、私はあきらめないぞ。
お前が私の手に堕ちるその日まで…ずっとその身を追いかけまわしてやるからな。
…ないとは思うが…例え私から離れようと、匂いを辿って会いに行ってやるさ。
獅子はどこまでも執念深い生き物だからな。私ももれなくそういうタチみたいだ。
…逃げようとか、考えるんじゃねぇぞ?分かってるよな?
必ずお前を手に入れてみせる。…覚悟しておけよ?
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ソライヌと申します。
こちらに投稿している台本と同じ作品をpixivにも掲載しております。
【ご利用に関しての諸注意】
台本使用のご連絡をいただけましたら微力ながらツイッターにて情報のRT、そして作者が喜んで聞きに行きます。お手数でなければよろしくお願いします。
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