貴女は大学生の彼氏の家に遊びに来ていたが、当の彼は課題で忙しそうにしていた。そんな彼にかまうように駄々を捏ねたら、いきなりキス攻めされてしまって…？

何？さっきから…トイレ行きたいなら行けば？


違う？じゃあ何？


俺、見ての通り、大学の課題で忙しいんだけど。


ふ〜ん？男友達と？


行きたいなら行けば？俺、家で課題して待ってるから。


(ため息)


お前は俺にどうして欲しいんだよ…


あ、そう…まぁ、そうだよな。


普通は引き止めるよな、うん。


あー、はいはい…これ終わったら、かまってやるから…


(彼女に後ろから覆い被さられる)


…重い。太った？


(割と本気で殴られる)


…痛い。お前、俺がバカになったら、どう責任取ってくれんの？


…はい、ごめんなさい。仮にも女性には言ってはいけない言葉でしたね。以後、気をつけます。


拗ねんなよ…てか、息が耳にかかってなんかこしょばい…


こら、人の耳で遊ぼうとするな。鬱陶しいから。


あ〜、ダメだ、こりゃ…


彼女とかいう地縛霊に取り憑かれて、課題に集中できん。


うん…仕方ないから、かまう。


だから、ちょっとだけ背中退いて？


(彼女が背中から離れた瞬間、振り向いて彼女の頭を固定)


はい、捕まえた。今から動くの禁止な…


(キス攻め)


…人の課題邪魔した罰。文句ないな？


なんだよ…かまえって言ったのはそっちだろ？


だから、かまってんじゃん。こうやって、さ…


(キス攻め)


こら。動くの禁止っつったろ？


キス、やりにくいじゃん。ジッとしてろって。


心の準備？できてるから、俺にかまえって言ったんだろ？


そうか？キスは飛ばし過ぎの内に入らないと思うけどな。


ちょっとそこの壁んとこ立って。


そそ。そんな感じ…ちょいと失礼。


(彼女の首筋に甘噛み)


なんで痙攣してんの？軽く首筋噛んでるだけじゃん。そんな痛くしてないだろ？


…呂律回ってないから、何言ってるか分からん。


とりあえず続き、ヤってくな…


(甘噛み続行)


大丈夫…歯形は残してないから。


うん。これから帰るって時に、首に歯形残ってんのは流石に恥ずかしいだろ？


あとは…髪、手櫛していい？


うん。ちゃんとそれっぽく整えてやるから。


(彼女の髪を手櫛する)


…髪、ずいぶん伸びたな。


ふーん…俺はどっちでもいいけど。


長くても短くても、可愛いことに変わりないし。


ん…どーいたしまして。


(しばらく無言で手櫛)


…とりあえず、こんなもんでいいか。


うん、いい感じに整ったと思う。あとで鏡見て。


じゃ、これにてかまちょタイム終了。


俺は課題の続きやるから……


(彼女に後ろから抱きつかれる)


…何？もう十分かまったろ？それともまだ足りない？


いいよ。泊まってけば？全然迷惑じゃないし。


うん。課題の邪魔しなきゃいいよ。好きに過ごしてて。


分かったよ…夜までには区切りつけるから。


うん、ちゃんと夜は相手する。


もし破ったら、頬でもケツでも好きに引っ叩いていいよ。


今はダメ。破ったらって言ったろ？


あ、そうそう。言い忘れてたことあった。


ちょっと大きな声言うの恥ずかしいから、耳貸して？


(以下の一文のみ囁き)


相手はシてやるけど…朝まで寝かせてやらねえからな？

・台本（ゆるボイ！）
大学生彼氏に駄々をこねたら、意地悪された
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎