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    卒業式の日の、美術部の男女の失恋を描いたシチュエーションボイスフリー台本です。 【あらすじ】 卒業式の後、3年生の元部長に、2年生の先輩が告白しているところを見てしまった。 先輩のことが好きだった僕はひとしきりショックを受けた後、傷心を慰めるために部室へと向かった。 誰もいないはずの部室には人影があった。先程、元部長に告白をしていた先輩だった。ドアのガラス越しに見えた背中は、どこか浮かない様子だった。気まずさを押し殺し、ドアを開ける。先輩は、いつものように「ああ、アンタか」と言った。そう。いつものように。そう、言い聞かせた。 卒業シーズンなので、気持ちに区切りをつけられないふたりの話を書きました。 誰一人として矢印の先がお互いを指していません。救いもありません。 男性向けとしておりますが、性別の変更は自由です。 百合にでもBLにでもお好きにどうぞ。
    2022年03月09日 00:04
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