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後輩と一緒に家まで帰ることになったけど・・・
written by 羽衣ロロモン
  • ストーカー
  • ヤンデレ
  • 後輩
  • 学校/学園
公開日2021年09月26日 16:00 更新日2021年09月26日 15:06
文字数
910文字(約 3分2秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
本編
あれ、先輩、今帰りですか?

奇遇ですね、私もちょうど帰るところだったんですよ

一緒に帰りましょ?

いいじゃないですか、帰る方向一緒なんですから送っていってくださいよー

優しい先輩が可愛い後輩を夜道にひとりで歩かせるわけありませんよね

はい、そうと決まれば早速帰りましょう

早くしないと日が暮れちゃいますよ


いやー、ここしばらく先輩と一緒に帰れて安心ですよ

ひとりで帰るより、先輩が隣にいてくれた方が心強いですから

ひとりで歩く帰り道って怖いですよね

後ろから足音が聞こえた時なんかもう、怖くて怖くて

自分のことを狙っている悪い人が追いかけてきてるんじゃないかーって

でも、先輩はそういう心配しなくていいですよね

男の人だし、いざとなったらバーっと走って逃げられるでしょうし


え?「帰り道誰かに見られてた気がするから、最近一緒に帰れて助かってる」?

それって、噂のストーカーってやつですか?

ふーん、私と別れた後ひとりで歩いているときに、ねぇ・・・

まさか先輩をストーカーするなんて、物好きな女もいたもんですね

よし、じゃあこの私が先輩の彼女のフリをしてストーカーを追い払いましょう!

そうすれば大抵のストーカーは諦めるらしいです!

先輩のストーカーはきっと女の子でしょうし、自分の好きな人に彼女がいるとわかれば潔く
諦めてくれますよ。

その気持ちはなんとなくわかるんですよ、私も同じ女の子ですから。

ほら、じゃあ早速

手でも繋いで帰りますか?先輩の家まで


へー、先輩の家ってここだったんですね

学校からもそんなに遠くないし、良いところですねぇ

あっ、そうそう。それでどうでした?帰り道に視線は感じましたか?

「全く感じなかった」

それは良かったです、彼女のフリをして歩いたのが効いたんですかね

さて、じゃあお礼に私が先輩に夜ご飯でもご馳走しましょう

そうでもしないと先輩、コンビニで適当に買ってきたお弁当で済ませちゃいますから

ほら、早く入りましょう 今日は先輩の好きな料理、たくさん作りますから

味に自信はあります、たくさん練習しましたから

あとそうだ、私と一緒に帰ればストーカーに追われる心配はないと思いますよ?

「なんでそんなハッキリ言えるの?」って

わかるんですよ、同じ女の子ですから
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
後輩と一緒に家まで帰ることになったけど・・・
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
羽衣ロロモン
ライター情報
ハゴロモ ロロモン
羽衣(ハゴロモ)ロロモンです。
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