家に呼び出してきた後輩に薬を盛られ、ベッドに拘束されてしまう。
そこで後輩から言われたこととは……

【彼女の家】

あっ、起きたみたいですね……

おはようございます、先輩♪

と言っても……もう夜ですけどね。

私の家に先輩が来て、私特製の紅茶を飲んだのは朝の7時頃ですが……

どうやら薬の量を間違えてしまったみたいですね。

まあ、そのおかげで先輩の体……

（囁き）
「隅から隅まで」堪能できたので良かったですけど。

え？ 「先輩を拘束した理由」？

そんなの決まってるじゃないですか。

先輩は私という彼女がいながら浮気してましたよね？

あ、否定しても無駄ですよ。

私は先輩とあの女の関係、全部知っていますから。

1か月前、先輩があの女に告白して付き合い始めたことや……

昨日、先輩の家で初めてキスをしたことまで全部♪

もう、暴れないでください……え？

「お前のことは後輩としてしか見てない」……？

あの優しい先輩が恋人である私に対してこんなことを言うなんて……

先輩、相当あの女に毒されてますね。

情状酌量の余地あり、といったところでしょうか。

あ……すみません、説明がまだでしたね。

私が先輩を呼び出して薬の入った紅茶を飲ませ、眠っている先輩をベッドに運んで拘束したのは浮気した先輩への罰を決める裁判をするためです。

裁判といっても、かなり簡素なものですが。

では、早速始めますよ。

まずは証拠品の提示から……

（写真を突き出す）

先輩、この写真を見てください。

これは先週撮ったものです。

場所はこの家の近くにある公園で、写っているのは先輩の浮気相手ですね。

では、浮気相手の服装に注目してください。

このシャツって私が去年、先輩の誕生日にプレゼントしたやつですよね？

これについて何か弁明はありますか？

（ため息をつく）

「それに関してはごめん」って……

そんなの弁明になってないですよ。

さっきは少しくらい弁明の余地があると思いましたが、私の思い違いだったみたいですね。

はいはい静粛に、判決を言い渡します。

先輩は「マニキュアの刑」です。

準備をするので少しの間だけ待っていてくださいね。

（探し物をしながら一人言で）
えっと、針はここの棚にあったはず……あ、あった！

始める前に、刑の内容を説明しますね。

先輩の爪と皮膚の間に私が針を刺すという単純なものです。

針を刺した跡に血がじんわりと広がってマニキュアの様になることから、私がマニキュアの刑と名付けました。

これで説明は終わりです。

まずは右手の人差し指から失礼しますね……えいっ！

（針を刺す）

ふふっ……

痛くて叫びたいはずなのに必死に声を抑えて……

それでも我慢できなくて呻き声をあげて……

そんなよわよわな先輩も可愛いです♡

さあ、まだまだ針を刺す指は残ってますよ……えいっ！

（針を刺す）

アハハハハッ！

とっても大きな声、出ちゃいましたね♡

残りの指はあと8本ですが、耐えられそうですか？

……って、もしもーし。

気絶しちゃってますね……

起きている時にやらないと意味が無いですし、無理やり起こしてまで続けたら壊れてしまいますよね……

残念ですが続きは明日にしましょうか。

終わったら私がいっぱい愛してあげますからね、先輩♡

・台本（ゆるボイ！）
ヤンデレな後輩ちゃんからの判決はマニキュアの刑。
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
堕罪サラ