絶世の美少女な吸血鬼に告白され、彼女がいるからと断ったら、ちょっとだけ吸血をと迫られ……
しかし、吸血を許してしまったのがきっかけで……
いつの間にか眷属にされてしまい、吸血されないと生きていけない、吸血してくれるなら彼女も捨てちゃうようなダメ人間にされちゃいました♡

あ、あの……

私、分かる？

うん、そう、隣のクラスの……

え？　美少女？

や、やめてよ……

確かに、皆は最高の美少女だとか、この世の美しさじゃないとかいうけど……

そ、そんなことよりっ！

あの、君に折り入って、話があるの

うん、この静かな場所が良いかな

あの、ね……

私と、付き合ってほしいんだ

そ、そう、要するに、恋人になってくださいって、コト……

う、うん、知ってる、君に彼女さんがいるって言うのは、知ってる、けど……

でも、この気持ちが抑えきれなくって……

でも、きっと君は私に振り向いてくれる、私を好きになってくれる、私を彼女として、女の子として求めてくれるって信じてるの！

//無声囁き
ね？　今の彼女さんと別れて、私と付き合お？

//無声囁き
彼女さんよりも、もっとステキなこと、してあげられるよ？

ぇ……ごめん、なさい？

そ、そっか……

なんでごめんなさい……なの？

私よりも、今の彼女さんの方が良いの……？

ぇ、気味が悪い？

あ、あれ……そっか、君も知ってるんだ

私が、吸血鬼なんじゃないかってこと

そうでしょ？

そっか……

まぁ……そう、だよね

君は普通のニンゲン、普通の人

なら、普通の女の子と恋愛、したいんだ

そっか……それじゃあ、仕方ないかぁ

ふふ……そう

私は、吸血鬼

ニンゲンの血を、美味しぃ……って吸っちゃう生き物なの

君にだけは、話しておいてあげる

だから、最後に……どうしてもお願い、一個だけ聞いてくれる？

君が思ってる通りだと思うけど……ちょっぴりだけ、血を、吸わせてほしいの

大丈夫、少しだけ、ほんのちょっとだけだから

もしも吸い過ぎたら、無理やり引き離しても良いよ？

私、そんなに力ないから、君には簡単

ね？

ん、ありがと

それじゃあ、ちょっと、だけ、いただき、まぁす♡

//吸血
んっ、ちゅっ、ちゅうううううぅぅぅっ！

んっ……ふふ、やっぱり君の、私が大好きって感じた人の血は格別♡

//舌足らずに、囁き
あはぁ……♡　舌の上で転がすと、甘いの、染みるよぉ……♡

んっ、ごくぅ……♡

ありがと……すっごく、美味しかった♪

これ以上は、もう吸わないよ、約束する

//甘く囁き
君から懇願しない限りは、ね

そんなことするわけない？

んふふ、そうだね、しないよね

//挑発するように囁き
彼女持ちの君が、私に縋りついて、気持ちいいの、もっとしてぇ……って言うみたいに♡

あはっ、冗談冗談♪

それじゃ、またねっ♪

//場面転換

……ん？　どうしたの、私になにか用？

酷い息切れしてるみたいだし、顔も火照ってるけど……

あっ、もぉ……私の手を引いてどこに連れてくの？

あ、あははぁ……ここ、前の人気のないトコロじゃん

で？　何か内緒話？

それとも……

//甘く囁き
血、吸ってほしくなっちゃった？

んふふ、分かるよぉ♪

だって、私がそうさせてあげてるから、ね♪

この前、血を吸ってあげたでしょ？

その時に……君をね、私の眷属にしてあげたんだよぉ♪

あはは、信じてない？

まぁそうだよねぇ、皆が妄想で言ってる眷属とはちょぉっと違うもん

吸血鬼の眷属っていうのは、私に吸血をしてもらいたくてたまらなくなるの

私に吸血してもらえるならなんでもする、なんでもしちゃう♪

//甘く囁き
例え、ふかぁく愛する恋人がいても、簡単に捨てちゃうくらいは、ね♡

//囁き
今、心が揺らいだでしょ？　

//甘く囁き
彼女を捨てたらあの吸血をしてもらえる……あの、柔らかい唇でかぷってはみはみされて、鋭い牙を挿入されて……あなたの、いぃっぱい吸い取られる、あの吸血をしてもらえるぅ♡

そうでしょ？

んふふ、すごい脂汗だよ？

//甘く囁き
堕ちちゃいなよ♪　その方が楽だよ？

このお口が恋しいんだよね？

この柔らかぁいお口で、もっと吸って、じゅぶううううぅぅぅぅって一杯搾り取ってほしいんだぁ？

彼女さんがいるのに……人間の恋人がいるのに、吸血鬼の私に、あまぁく奉仕してくださいって懇願するんだぁ♪

いくらでも吸って♡　一杯吸って♡　彼女も捨てる、今すぐ彼氏になる、ううん、あなたのペットとして一生飼われても良いから、一杯吸血してください♡

……ってねｗ

ん？　なんでこんなことをするのか？

あれ、まだ堕ちてないんだ？

そっかぁ……じゃあ、かんっぜんに私のモノに堕ちる前に、教えてあげる

その自覚をもって、私にどろどろに愛される、ダメダメ彼氏君になってね♪

//以下囁き

私はね……血が分かるの

遺伝子レベルで、この人がどういう人か……つまり、私と合う人間かどうかが分かるの

今まではそんな人、全然いなかった

私の容姿によってくるハエはいっぱいいたけれど……全員、潰すしかなかった

だけど、あなたは……私の最高のパートナーに相応しいの♡

何年かけても見つけられなかった……

あなたこそ、私の伴侶に、夫に……私と遺伝子レベルで、相性が最高に良いって分かるの♡

血も、考えも、体も……ぜぇんぶ、私とあなたが最高なの

そんなあなたが……私なんかを差し置いて、他のくだらない女の子と無駄な時間を過ごしてるなんてありえないでしょ？

//低音
ねぇ、そうでしょ？

だから、あなたを無理やり……眷属にしちゃったぁ♡

//囁き終了

分かった？　まぁ、別に頭で理解しなくて良いよ？

これから、体で分からせるから

//以下、甘く囁き、息荒く

それじゃあ……もっと、吸血に依存しようねぇ……

私も、いい加減、はぁ、はぁ、ハァハァ……我慢、できないから♡

ねぇ、言って？

吸って、一杯吸い尽くしてくださいぃ、ちゅうぅぅ、ちゅうぅぅって一杯吸って、僕をあなたの彼氏にしてください、もうあんな女とはすぐに別れますからぁって、懇願して？

してくれたら……もっと依存しちゃうような吸血、してあげるよ？

ほら、早くぅ、早く堕ちて？　早く、ニンゲンなんか飽きちゃいました、吸血鬼じゃないともう僕は満足できないだめにされちゃったんですって、

負け宣言、してよ♡

は・や・くぅ♡

あはぁ♡　言ったっ、言ったぁ、言っちゃったぁ♡

ニンゲンの彼女を捨てて、吸血鬼の彼氏になる、吸血鬼に一杯血を吸われたいって感じる変態さんになりたいって言っちゃったぁ♡

それじゃあ……お望みどおり、堕ちちゃおうね……

私の彼氏君の、美味しい体液、いただきまぁす、

はぁぁ、むぅっ♪

//吸血、省略可
ちゅ、ちゅっ、ちゅるぅぅぅぅ……れぅっ、れぅぅっ、れるぅぅぅぅっ、じゅぶっじゅぶぅぅぅぅぅぅぅぅっ♡

・台本（ゆるボイ！）
ヤンデレ美少女の吸血鬼に「吸血してください」と懇願させられる
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
空上新奇