- 色仕掛け
- ヤンデレ
- 狐娘
- 擬人化
- 巫女
公開日2021年12月30日 03:59
更新日2022年02月14日 23:33
文字数
1788文字(約 5分58秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
2 人
演者役柄
巫女(化け狐)
視聴者役柄
クラスメイトの男子高校生?
場所
現代
あらすじ
ある日、とある男子高校生(視聴者)が、クラスメイトの巫女(演者)がいる神社を訪れていた。
彼は以前から、彼女の行う縁結びの呪 いを、何度か受けていたものの、いつも恋が成就することがなかったため、気に病んでいたのである。
しかし、女性不信に陥りかけていると吐露する彼を見た彼女は、自分を貰い受けないかと提案し、さらに、甘く誘惑してきたのであった―――。
彼は以前から、彼女の行う縁結びの
しかし、女性不信に陥りかけていると吐露する彼を見た彼女は、自分を貰い受けないかと提案し、さらに、甘く誘惑してきたのであった―――。
本編
SE:神社の境内を箒で掃く音
SE:掃く音が止まる
...む?
#嬉しそうな顔で
おお、お主ではないか!
して、今日は、どんな用じゃ?
#驚愕する
...って、な、なにっ!?
また、女子 に振られたじゃと!?
しかも、此度は、二股していた男の方を好きになったのが理由とは...。
#困り顔で思案するように
む、むぅ...じゃが、妾がお主にかけた縁結びの呪 いは、確かに効果を発揮しておるはずじゃ...。
でなければ、お主がその女と、出逢うことすら叶わぬはずじゃからな...。
故に、もし、問題があるとするなら、その小娘が、余程の阿婆擦れだったということじゃろう...。
#深くため息を吐く
はぁ~...まぁ、妾の縁結びとて、万能ではないからのう...。
所詮、縁のない男子 と女子 を結びつけるだけで、そこから先は、当人達の努力と運次第じゃからな...。
#優しく慰めるように
じゃから、お主も、そう気を落とすでない。
なにせ、この世には、お主が知らぬ女なぞ、掃いて捨てるほどおるのじゃからな。
その内、お主にも、よい巡り合わせが来るはずじゃ。
...ここまで続くと、女性不信になりそう、じゃと?
#しどろもどろになりながら
あ、いや、しかしな...。
むむむ...。
#何かを閃いたように
そ、そうじゃ!
いっそ、妾でも、貰い受けぬか?
#ドヤ顔で自慢するように
なにせ、容姿は、文句無しの美少女...。
しかも、この神社の巫女にして、祭神の使いたる化け狐なのじゃからな。
その上、お主が婿入りして宮司を継げば、この社 も、将来安泰じゃろう。
SE:衣服が擦れる音
#妖艶な笑みを浮かべながら、耳元に近付く
くすくす...。
#右耳 or 左耳、至近距離、囁き、誘惑するように
どうじゃ、お主...?
お主さえよければ、妾は、いつでも大歓迎じゃぞ...?
それこそ、白無垢と三三九度の盃を、今すぐ用意できるくらいには、な...。
#反対側に移動しながら、妖艶な笑みを浮かべる
くすくす...。
#右耳 or 左耳、至近距離、囁き、誘惑するように
どうしたんじゃ、お主...?
そんなに、泡を食って...。
妾と夫婦(めおと)になれば、この程度の触れ合い、児戯にも等しくなるんじゃぞ...?
じゃから、お主も、今の内に慣れておくんじゃ...。
そうすれば、いざ、同衾(どうきん)となった時でも、醜態を晒さずに済むんじゃからな...。
SE:衣服が擦れる音
くすくす...。
ほれほれ...遠慮するでない...。
もっと、妾に近(ちこ)う寄って...。
#一転して、怪訝な表情に
...む?
なんじゃ、この匂いは...。
#鼻を近付けて、匂いを嗅ぐ
すんすん...。
#冷たい声で
...おい、お主...。
何故、お主から、別の女の匂いがするんじゃ...?
...女の後輩、じゃと...?
つまり、いつも、誰かに化けてはお主をからかう、あの狸のせいというわけか...。
#忌々しそうに
ふん...全く...本当に、目障りな雌じゃのう...。
ならば、妾が、その匂いを、上書きせねばならぬな...。
手始めに、妾とお主を密着させて...。
SE:衣服が擦れる音
SE:主人公が走り去る音
#正面、通常距離に戻る
#主人公を呼び止めるように
...って、お、おい、お主!
何処に、行くんじゃ!?
まだ、妾との睦み合いが、終わっておらんのじゃぞ!?
(しばらく間を空ける)
SE:走る足音
SE:足音が止まる
#息を切らせて
ハァ...ハァ...ハァ...。
あ、危なかったッス...。
ハァ...ハァ...あのままだと、正体がバレるどころか...ハァ...ハァ...い、色々と、ヤバいことになってたッスからね...。
#息を整える
ハァ...ハァ...ハァ...フゥ~...。
よっ、と...。
SE:ボンと煙が立つ音
#険しい顔で
ハァ~...にしても、最近、先輩の周りが騒がしいと思ってたら、そういうことだったんッスね...。
あの女狐....先輩に縁結びをかけたと錯覚させた後、他の女に化けて接近してから、わざと破局させてたんッスよ...。
そうすれば、先輩につけ込みやすくなる上に、色目を使って誑かすことも出来るッスからね...。
#呆れたように
ハァ...ホント、とんだマッチポンプッスよ...。
白面金毛九尾になったつもりなんスかね、あの女狐...。
#口元を歪ませながら
ニヒヒ...でも、そうはさせないッスよ...。
先輩を手に入れるのは、このウチッス...。
あんな女狐相手には、絶対渡さないッスからね...。
それに、化かし合いとなれば、化け狸のウチが負けるわけがないんッスよ...。
なにせ、『狐の七化け、狸の八化け』ッスからね...。
あの女狐は、気づいてないッスけど、先輩に気取られることなく、ストーキングすることなんて、ウチからすれば朝飯前なんッスよ...。
だから、これからは、今まで以上に、先輩を監視して、あの女狐を近寄らせないようにしてやるッス...。
そして、最後は、ウチが、先輩の番 になってやるッスからね...。
#妖しそうにほくそ笑む
クヒッ...クヒヒヒ...。
SE:掃く音が止まる
...む?
#嬉しそうな顔で
おお、お主ではないか!
して、今日は、どんな用じゃ?
#驚愕する
...って、な、なにっ!?
また、
しかも、此度は、二股していた男の方を好きになったのが理由とは...。
#困り顔で思案するように
む、むぅ...じゃが、妾がお主にかけた縁結びの
でなければ、お主がその女と、出逢うことすら叶わぬはずじゃからな...。
故に、もし、問題があるとするなら、その小娘が、余程の阿婆擦れだったということじゃろう...。
#深くため息を吐く
はぁ~...まぁ、妾の縁結びとて、万能ではないからのう...。
所詮、縁のない
#優しく慰めるように
じゃから、お主も、そう気を落とすでない。
なにせ、この世には、お主が知らぬ女なぞ、掃いて捨てるほどおるのじゃからな。
その内、お主にも、よい巡り合わせが来るはずじゃ。
...ここまで続くと、女性不信になりそう、じゃと?
#しどろもどろになりながら
あ、いや、しかしな...。
むむむ...。
#何かを閃いたように
そ、そうじゃ!
いっそ、妾でも、貰い受けぬか?
#ドヤ顔で自慢するように
なにせ、容姿は、文句無しの美少女...。
しかも、この神社の巫女にして、祭神の使いたる化け狐なのじゃからな。
その上、お主が婿入りして宮司を継げば、この
SE:衣服が擦れる音
#妖艶な笑みを浮かべながら、耳元に近付く
くすくす...。
#右耳 or 左耳、至近距離、囁き、誘惑するように
どうじゃ、お主...?
お主さえよければ、妾は、いつでも大歓迎じゃぞ...?
それこそ、白無垢と三三九度の盃を、今すぐ用意できるくらいには、な...。
#反対側に移動しながら、妖艶な笑みを浮かべる
くすくす...。
#右耳 or 左耳、至近距離、囁き、誘惑するように
どうしたんじゃ、お主...?
そんなに、泡を食って...。
妾と夫婦(めおと)になれば、この程度の触れ合い、児戯にも等しくなるんじゃぞ...?
じゃから、お主も、今の内に慣れておくんじゃ...。
そうすれば、いざ、同衾(どうきん)となった時でも、醜態を晒さずに済むんじゃからな...。
SE:衣服が擦れる音
くすくす...。
ほれほれ...遠慮するでない...。
もっと、妾に近(ちこ)う寄って...。
#一転して、怪訝な表情に
...む?
なんじゃ、この匂いは...。
#鼻を近付けて、匂いを嗅ぐ
すんすん...。
#冷たい声で
...おい、お主...。
何故、お主から、別の女の匂いがするんじゃ...?
...女の後輩、じゃと...?
つまり、いつも、誰かに化けてはお主をからかう、あの狸のせいというわけか...。
#忌々しそうに
ふん...全く...本当に、目障りな雌じゃのう...。
ならば、妾が、その匂いを、上書きせねばならぬな...。
手始めに、妾とお主を密着させて...。
SE:衣服が擦れる音
SE:主人公が走り去る音
#正面、通常距離に戻る
#主人公を呼び止めるように
...って、お、おい、お主!
何処に、行くんじゃ!?
まだ、妾との睦み合いが、終わっておらんのじゃぞ!?
(しばらく間を空ける)
SE:走る足音
SE:足音が止まる
#息を切らせて
ハァ...ハァ...ハァ...。
あ、危なかったッス...。
ハァ...ハァ...あのままだと、正体がバレるどころか...ハァ...ハァ...い、色々と、ヤバいことになってたッスからね...。
#息を整える
ハァ...ハァ...ハァ...フゥ~...。
よっ、と...。
SE:ボンと煙が立つ音
#険しい顔で
ハァ~...にしても、最近、先輩の周りが騒がしいと思ってたら、そういうことだったんッスね...。
あの女狐....先輩に縁結びをかけたと錯覚させた後、他の女に化けて接近してから、わざと破局させてたんッスよ...。
そうすれば、先輩につけ込みやすくなる上に、色目を使って誑かすことも出来るッスからね...。
#呆れたように
ハァ...ホント、とんだマッチポンプッスよ...。
白面金毛九尾になったつもりなんスかね、あの女狐...。
#口元を歪ませながら
ニヒヒ...でも、そうはさせないッスよ...。
先輩を手に入れるのは、このウチッス...。
あんな女狐相手には、絶対渡さないッスからね...。
それに、化かし合いとなれば、化け狸のウチが負けるわけがないんッスよ...。
なにせ、『狐の七化け、狸の八化け』ッスからね...。
あの女狐は、気づいてないッスけど、先輩に気取られることなく、ストーキングすることなんて、ウチからすれば朝飯前なんッスよ...。
だから、これからは、今まで以上に、先輩を監視して、あの女狐を近寄らせないようにしてやるッス...。
そして、最後は、ウチが、先輩の
#妖しそうにほくそ笑む
クヒッ...クヒヒヒ...。
クレジット
ライター情報
初めまして。
平朝臣と申します。
ヤンデレを題材にしたシリアスな作品が多めですが、耳かき系も少数ながらありますので、どうぞお楽しみください。
平朝臣と申します。
ヤンデレを題材にしたシリアスな作品が多めですが、耳かき系も少数ながらありますので、どうぞお楽しみください。
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