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ヤンデレ四天王の深い愛の前に下山もままならない〜西の広目天編〜
written by 松平蒼太郎
  • からかい
  • 告白
  • ファンタジー
  • 拘束
  • ヤンデレ
  • 人外 / モンスター
  • お嬢様
  • 戦闘
公開日2022年01月24日 01:12 更新日2022年01月24日 01:12
文字数
937文字(約 3分8秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
視聴者役柄
人間
場所
須弥山
本編
ご機嫌よう。ようこそおいでくださいました。

ふふっ♪もちろんですわ。

ここは須弥山(しゅみせん)の西。

この広目天(こうもくてん)が守る領域ですわ。

それで?ここに何の御用ですか?

まぁ、言われなくても分かってるのですけれど。

そうですわね…

下山したくば、このわたくしを倒してみてはいかがです?

今引き返すなら、痛い目を見なくて済みますけど?

ふふっ、そう答えると思ってましたわ。

では僭越ながら、わたくしがお相手いたしましょう。

覚悟はよろしくて?



ふふっ♪さすがにあの多聞天(たもんてん)を相手にしただけのことはありますわね。

えぇ、ばっちり見てましたわ。

お世辞にも互角とは言い難かったですが…

追撃を振り切ったことだけは、褒めて差し上げますわ。

それで?わたくしはどう攻略します?

さっきから全く攻撃が当たってませんけれど?

ふふっ♪この広目天の眼は特別ですのよ。

攻撃を見切ることに関しては、四天王随一だと自負しておりますので。

ふふっ、ほら…ここですわよ?

あらあら…そんな調子で大丈夫ですの?

それではいたずらに疲労を重ねるだけですわ。

諦めの悪さだけは一人前、といったところかしら?

え?わたくしが貴方を止める理由、ですか?

一つは帝釈天(たいしゃくてん)陛下の思し召しですわ。

陛下は貴方に会いたがっておられますので。

ここで貴方を捕らえて、陛下の前に突き出す予定ですわ。

悪く思わないでくださいませ。

もう一つは…わたくしも貴方に興味がありまして。

というか、ぶっちゃけ好きですわ。

好きな女(※四神)に会いに行くために健気に頑張る姿…素敵じゃありませんか。

ふふっ、否定しなくても結構ですわ。

このわたくしに見通せないものなど、ありませんので。

ですが、そんな貴方だからこそ…奪い甲斐があると思いまして♪

えぇ。貴方こそ、わたくしの愛人にふさわしい。

わたくしとイケナイこと、してみません?

はい。愛人で結構ですわ。

だって貴方の第一夫人は…

あぁ、いえ。何でもありませんわ。おほほ♪

(咳払い)

とにかく、ですわ。

貴方をひっとらえて、陛下に頭を下げさせます。

ついでに貴方の精気も搾り取ってあげようかしら♪

あら、お待ちになって……はい、捕まえた。

この広目天の眼から逃れられると思わないでください。

貴方の動きなんてお見通しなんですから。

さーて、どう料理してあげようかしら…うふふっ♪
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ヤンデレ四天王の深い愛の前に下山もままならない〜西の広目天編〜
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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