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公開日2022年03月04日 22:00
更新日2022年03月04日 20:14
文字数
1570文字(約 5分14秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
指定なし
演者人数
1 人
演者役柄
師匠
視聴者役柄
元弟子
場所
夜道
あらすじ
いっつもぐーたらな師匠の元から離れて一年後...彼女はとんでもない愛をグツグツと滾らせていた。
本編
(刀を向ける音)
おい、死にたくなかったらそこで止まれ。
それから、刀を下ろしな。もちろん懐に隠した拳銃もだ。
(刀を落とす音)
ほーん感心しねえな...街は辻斬り騒ぎだってのに夜に一人とは、不用心すぎねぇか?
何が目的?
はん、追い剥ぎに理由なんざあるかよ。
もっとも、欲しいものは金品やら食料やらじゃねえけどな。
どういう意味?おいおい、まだ気づかねぇかよ。自分が斬った女すら覚えてねぇのか。
悪いがこの眼の傷忘れたとは言わせねえぞ...
なあ、俺の愛弟子よ。
はは、一年ぶりか?随分と男らしくなったじゃねぇか。
それにしてもお前相変わらず鈍いな。
あっちの師匠に直して貰わなかったのかよ。
まあ、そんな事はいいんだ。
お前に折り入って話がある。
ここはひとつ聞いてくれねえか。
おう、ありがとうな。
単刀直入に言わせてもらう。
俺の所へ戻れ。でなければ腹を切れ。
はあ?当たり前だろ。お前は俺との果たし合いに負けた。なのにも関わらずお前はその場から逃げた。本来であれば即お前の首を跳ね飛ばしてもいいんだぞ。
さあ、どうする?お前は今刀も、俺がくれてやった拳銃もない。ステゴロで俺に挑むのは死に等しい。
犬死にはしたくねえよな?
お前も馬鹿じゃあるまいよ。
誉はないのか?
はん、そんなもの狸にでも食わせた。
お前もそうだっただろ?
さあ、選べ。選ぶんだ。
は?何言ってんだ...?お前...おいおい...自分の言ってること分かってるのか?お前、腹を切って死ぬんだぞ?
馬鹿なこと言ってないで...取り消せよ...!
俺の元へ帰るなら地獄の方がマシ?....へ?...
う、嘘だよな?まさか本気で...
な、なあ今でも俺が斬ったこと怒ってるか?...そりゃそうだよな...
あの時はすまん...いや、すまんの一言で済まされるとは思わん。
あん時は頭に血が上ってなんも考えられなくて....お前を止めるのに必死で...その....
しょうがなかった....
す、すまん....勝手だってのは分かってる...
俺、馬鹿だから...
お前がどうしたらアイツの元へ行くのを止められるか分かんなかったんだ...
...確かにアイツは俺に持っていないものを沢山持ってる....師匠としてもアイツが相応しかったかもしれない...
でもよぉ...俺にはお前しかいねえんだよお...
なあ、考え直してくれねえか...俺、変わったぞ?お前に選ばれるために炊事も掃除も自分でやるようになった。
それに見た目だってお前好みに変えたぞ?...お前...ほら、ああゆう女が好きなんだろ?...ああゆうお淑やかで、凛とした女が...
か、髪もよお前の為にバッサリ切ったんだぜ...?ほら...昔お前短い方が好きって言ってくれたよな...俺は照れくさくて辞めちまったけどよ....
なあ...これがいいんだろ?なあ、いいんだろ?こういうのが好きだからアイツの元へ行ったんだろ?...
だったら....俺も選べよ...
俺でもいいじゃねえかよ....
アイツはもう居ないんだから...
俺を選べよ...!
どういう意味だ?...なんだお前...知らなかったのか...アイツは死んだ。
俺が殺した...いかにも堅物そうでつまらないやつだったよお前の先生とやら...
なあ、師匠としての優劣は着いたんだ....選ぶのは簡単だよなあ...なあ?なあ?...
なあ、お前の為にここまでしてやったんだ...
ここまでやってくれる師匠...
他に居ねぇだろ....
なあ、頼む...頼む。
何でも...何でもするからよ....ああ出来るさ...
お前の為に俺は刀にだってなる、足にだってなってやる。お前が望むのならお前の女にだってなってやる....
だって...俺にはお前しかいねぇんだよ...
なあ、俺を選んでくれよ...頼む。
......!いい...のか?....俺を...俺を許してくれるのか...?...そうか...そうか...本当にありがとう...お前は本当に...
お人好しだな...
(殴る音)
えへ...へへへ...
騙して...ごめんな...?俺はいつまでも...ダメな師匠だな...?こんなのだからお前はあっちへ行ったのにな...
で、でも今はこの傲慢な性格で初めていいと思えた...
へへへ...大丈夫...何も怯える必要は無い...
お前を絶対守ってやるからな...伴侶として...
女はとっくに捨てたつもりだった俺が...伴侶か...はは...
これからお前を監禁して、誰のものか教えてやるよ...
へへ...1年も我慢させたんだ...これくらい...いいよな?....
えへ...へへへへへへへへへへへへ....
おい、死にたくなかったらそこで止まれ。
それから、刀を下ろしな。もちろん懐に隠した拳銃もだ。
(刀を落とす音)
ほーん感心しねえな...街は辻斬り騒ぎだってのに夜に一人とは、不用心すぎねぇか?
何が目的?
はん、追い剥ぎに理由なんざあるかよ。
もっとも、欲しいものは金品やら食料やらじゃねえけどな。
どういう意味?おいおい、まだ気づかねぇかよ。自分が斬った女すら覚えてねぇのか。
悪いがこの眼の傷忘れたとは言わせねえぞ...
なあ、俺の愛弟子よ。
はは、一年ぶりか?随分と男らしくなったじゃねぇか。
それにしてもお前相変わらず鈍いな。
あっちの師匠に直して貰わなかったのかよ。
まあ、そんな事はいいんだ。
お前に折り入って話がある。
ここはひとつ聞いてくれねえか。
おう、ありがとうな。
単刀直入に言わせてもらう。
俺の所へ戻れ。でなければ腹を切れ。
はあ?当たり前だろ。お前は俺との果たし合いに負けた。なのにも関わらずお前はその場から逃げた。本来であれば即お前の首を跳ね飛ばしてもいいんだぞ。
さあ、どうする?お前は今刀も、俺がくれてやった拳銃もない。ステゴロで俺に挑むのは死に等しい。
犬死にはしたくねえよな?
お前も馬鹿じゃあるまいよ。
誉はないのか?
はん、そんなもの狸にでも食わせた。
お前もそうだっただろ?
さあ、選べ。選ぶんだ。
は?何言ってんだ...?お前...おいおい...自分の言ってること分かってるのか?お前、腹を切って死ぬんだぞ?
馬鹿なこと言ってないで...取り消せよ...!
俺の元へ帰るなら地獄の方がマシ?....へ?...
う、嘘だよな?まさか本気で...
な、なあ今でも俺が斬ったこと怒ってるか?...そりゃそうだよな...
あの時はすまん...いや、すまんの一言で済まされるとは思わん。
あん時は頭に血が上ってなんも考えられなくて....お前を止めるのに必死で...その....
しょうがなかった....
す、すまん....勝手だってのは分かってる...
俺、馬鹿だから...
お前がどうしたらアイツの元へ行くのを止められるか分かんなかったんだ...
...確かにアイツは俺に持っていないものを沢山持ってる....師匠としてもアイツが相応しかったかもしれない...
でもよぉ...俺にはお前しかいねえんだよお...
なあ、考え直してくれねえか...俺、変わったぞ?お前に選ばれるために炊事も掃除も自分でやるようになった。
それに見た目だってお前好みに変えたぞ?...お前...ほら、ああゆう女が好きなんだろ?...ああゆうお淑やかで、凛とした女が...
か、髪もよお前の為にバッサリ切ったんだぜ...?ほら...昔お前短い方が好きって言ってくれたよな...俺は照れくさくて辞めちまったけどよ....
なあ...これがいいんだろ?なあ、いいんだろ?こういうのが好きだからアイツの元へ行ったんだろ?...
だったら....俺も選べよ...
俺でもいいじゃねえかよ....
アイツはもう居ないんだから...
俺を選べよ...!
どういう意味だ?...なんだお前...知らなかったのか...アイツは死んだ。
俺が殺した...いかにも堅物そうでつまらないやつだったよお前の先生とやら...
なあ、師匠としての優劣は着いたんだ....選ぶのは簡単だよなあ...なあ?なあ?...
なあ、お前の為にここまでしてやったんだ...
ここまでやってくれる師匠...
他に居ねぇだろ....
なあ、頼む...頼む。
何でも...何でもするからよ....ああ出来るさ...
お前の為に俺は刀にだってなる、足にだってなってやる。お前が望むのならお前の女にだってなってやる....
だって...俺にはお前しかいねぇんだよ...
なあ、俺を選んでくれよ...頼む。
......!いい...のか?....俺を...俺を許してくれるのか...?...そうか...そうか...本当にありがとう...お前は本当に...
お人好しだな...
(殴る音)
えへ...へへへ...
騙して...ごめんな...?俺はいつまでも...ダメな師匠だな...?こんなのだからお前はあっちへ行ったのにな...
で、でも今はこの傲慢な性格で初めていいと思えた...
へへへ...大丈夫...何も怯える必要は無い...
お前を絶対守ってやるからな...伴侶として...
女はとっくに捨てたつもりだった俺が...伴侶か...はは...
これからお前を監禁して、誰のものか教えてやるよ...
へへ...1年も我慢させたんだ...これくらい...いいよな?....
えへ...へへへへへへへへへへへへ....
クレジット
ライター情報
ただの学生です。授業中サボって考えついたネタで書いているのであんまり人に刺さらないかも知れません。でも、それでも好きって言ってくれる人がいたら、嬉しいなぁ.....
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