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気位の高いハイエルフに溺愛されて逃れられなくなる
written by 松平蒼太郎
  • 嫉妬
  • 甘々
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  • 人外 / モンスター
  • 年上
  • お嬢様口調
  • 求婚
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  • 溺愛
  • 依存
  • ハイエルフ
公開日2022年10月17日 15:24 更新日2022年10月17日 15:24
文字数
3401文字(約 11分21秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
ハイエルフ
視聴者役柄
少年→青年
場所
エルフの里
あらすじ
ハイエルフの女に拾われ、エルフの里で暮らしていた貴方は、彼女に溺愛されていた。しかし、彼女が疲れた様子を見せて帰ってきたときには、彼女のいなかった寂しさで泣きながらも、将来彼女の助けとなることを決意する。

数十年後、立派な青年となった貴方は彼女から結婚を申し込まれていた。しかし、貴方にはどうしても結婚に踏み切れない理由があって…?
本編
全く…会議というのは
とても肩が凝りますわね。


あぁ、もうその報告は
いいですわ。正直
聞き飽きましたし。


わたくし、これから
大事な用事がありますので
これにて失礼させて
いただきますわ。


えぇ、お疲れ様でした。
それではご機嫌よう。


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〜〜以下、主人公との対話〜〜


ただいまですわ。
貴方、ちゃんといい子に
してました?


あら…あらあら。
ちょうどお昼寝から
起きたところだった
んですのね。


うふふ…その寝ぼけ眼、
とっても可愛いですわ♪
ギュー♡


(抱きしめる)


はぁ…なんて素晴らしい
抱き心地なんでしょう。


人間の男性が
このように抱き心地の良い
存在だとは思いも
寄りませんでしたわ。


まぁ貴方がまだ若々しい少年
であるということも関係している
のでしょうけど。


けど心配要りませんわ。
わたくしの魔法で着実に
老化を遅らせていってますから。


えぇ。わたくし、エルフの中でも
特に能力の優れたハイエルフですから。


わたくしの魔法にかかれば、
貴方をいつまでも若々しく
いさせることなど朝飯前。


老いて朽ちる心配など
しなくていいんですのよ?


さ、このままわたくしに
抱きしめられなさい。ギュー…


(さらに強めに抱きしめる)


やっぱり貴方…抱きしめるには
なかなか手頃なサイズですわね。


もういっそのこと、ずっと
少年の姿でいさせようかしら…


あはは、冗談ですわ。
半分くらい。


ん?……ふふ、何を仰いますの?
貴方を人里には帰しませんわ。


貴方はわたくしの見つけた大切な宝。
人里に帰すなど言語道断。
天地がひっくり返ってもあり得ませんわ。


貴方は帰りたいんですの?人里に…


ふふっ、そう。まぁそうですわよね。


人に捨てられてわたくしに
拾われたんだから、
当然ですわよね。


安心なさい。ここにいる限り、
貴方の身の安全は保証いたしますわ。


貴方はどんなことがあっても
このわたくしが守り抜いてみせます。
どうか大船に乗った気でいて
くださいまし。


うん、いい子ですわ。
わたくしへの甘え方も
とっても上達しましたし。


このままずーっと
わたくしに愛でられてくださいな。
うふふっ♪


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ハァ…性懲りも無く我が里に
攻め込んでくるなんて、愚かな
人間どもですわ。


お陰で彼を愛撫する時間が
減ってしまったじゃありませんの。


今度攻めてきたら、どう落とし前を
つけてくれようかしら…


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ただいま戻りましたわ…
…ど、どうしたんですの⁉︎
涙なんか流して…!


寂しかった…?
ご、ごめんなさい!
仕事で少し手間取ってしまって…!


(抱きしめる)


よしよし…寂しい思いをさせて
ごめんなさいね?


もっと貴方との時間を取れる
ようにしますから…
わたくしのこと、許してくださる?


ありがとう。大好き
ですわよ。ンッ…


(キス)


お詫びのチューですわ。
もっと欲しい?


ふふ、もちろん。
貴方のためなら
いくらでもして
差し上げますわ。


(連続キス)


あら、そう?
もう満足した?


うふふ…それはよかった。
わたくしも貴方の笑顔を
取り戻せて安心しましたわ。


ん?何ですの?


い、いえ…わたくしのしてる
仕事など、大したことありませんわ。


いいんですの。貴方は
何も気にしなくて。


わたくしがしっかり
すればいいだけの話
ですから。


え……わたくしの手伝いを?


そ、そうですわよね!
大きくなったらの話ですわよね!
もう、驚かせないでくださいまし!


本当はずっとわたくしに
愛でられるためだけに
生きて欲しいんですけど…


仕方ありませんわね、貴方の
成長のためですもの。


いいですわよ。
わたくしが直々に教育して、
貴方がわたくしの立派な
片腕となるよう、
育て上げてみせますわ。


これまでのように
ずっと甘やかしては
いられませんけど…
大丈夫?


ふふ、その意気やよし。
さすが男の子ですわ。


これから共にこの里を守れるよう、
頑張りましょうね。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


〜数十年後〜


お疲れ様。
今日の稽古も順調だったじゃない。


あら、そんなに謙遜
しなくていいのに…


わたくしが教育を始めてから
何十年と経ちましたけど、
もはやわたくしの同族に
引けを取らないくらい、
立派な戦士になったじゃ
ありませんか。


むしろ貴方が優れすぎていて、
わたくしの配下の方が
情けなく見えるくらいですわ。


まぁでも…教育を始めた当初は
ピエーん!ってたくさん泣いてましたわね。
懐かしいですわ。


あはは♪ ごめんなさい。
貴方にとっては恥ずかしい
思い出でしたわね。


でも…こんなに立派に
成長して。教育係として
とても誇らしいですわ。


背もこんなに高くなって…
このわたくしを追い越して
見下ろすなんて生意気ですわ。


ふふ、冗談ですわ。
そんなにへりくだらなくても
大丈夫です。


それでなんですけど…
そろそろわたくしに
対する結論は
出してくれましたか?


えぇ。わたくしとの
結婚についてですわ。


貴方が首を縦に振って
くれれば、わたくし、
いつでも結婚して
差し上げるのだけど。


そう…まだ周りに言われて
いることを気にしていますの?


わたくしは構いませんわ。
この里に人間の血が
入ろうと、何も問題
ありません。


わたくしがしっかり里を守り、
束ねれば良いだけの話ですから。


だからお願い…
わたくしへの率直な気持ちを
聴かせてくださる?


え…ちょ、ちょっと…!


(青年、立ち去る)


まだ迷ってるのかしら…
周りの戯言なんて
気にしなくていいのに…


ハァ…早く彼の気持ちが
固まってくれたら…


もしかして…押しが
足りないのかしら?


あ、だったら今晩、
彼の寝室に行って
彼との既成事実を
作ってしまえば…!


こんな簡単なことも
思いつかないなんて、
わたくしともあろう者が
呆れましたわね。


そうと決まれば…
さっさと仕事を終わらせて
彼のところへ
行ってあげましょう。


久しぶりにたくさん
甘やかすのもいいですわね。
うふふっ♪


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


さて…彼はもう部屋に
戻ってるかしら…


あ、いた。ねぇ、あな、た…?


(寝取りシーンを目撃)


ふふっ…あははっ…!


取り込み中、失礼するわね。二人とも?


こんなところで
何をしているのかしら?


あら、シラを切る気?
わたくし、この目でしっかり目撃
してしまったんですけれど。


ふーん…要するにお前が
わたくしの大事な
彼を無理やり奪い取った。
そういうことですわね?


いいえ?彼が一方的に襲われている
ようにしか見えませんでしたけど?


大体、わたくしの彼が
お前ごとき凡庸な女と
同意の上でヤるわけないでしょう?


ま、いいですわ。
どちらにせよ、お前は
ここで死ぬんですから。


逃げても無駄ですわ。
彼の初めてを奪った罪、
その命で贖いなさい。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ふぅ…ごめんなさいね。
まさかわたくしの部下が
貴方を狙う泥棒猫だなんて
思いもしませんでしたから。


何をボーッとしてますの?
さ、寝室に行きますわよ。


あはは!貴方もそんな
冗談が言えるように
なったんですのね。


貴方がわたくし以外の女に
振り向くなんてありえない。
そうでしょう?


それともあの女に
洗脳の魔法でもかけられた?


いいえ、構いませんわ。
どちらにせよ、貴方が
わたくしのモノであることに
変わりはないんですから。


覚えてますわよね?
昔、わたくしが貴方を
拾った時のこと…


あの時から貴方は
わたくしのモノだって
決まっていたのですわ。


他の女が入る余地など
一ミリもありませんから。


さっきは辛かったでしょう?
無理やり初めてを奪われて…


わたくしがきっちり
上書きして差し上げますから。
どうか安心してくださいまし。


こーら、わたくしから
離れようとしない。


(抱きしめる)


もう離しません…
貴方はわたくしのお婿さんで、
わたくしは貴方のお嫁さん
なんですから。


わたくしたちは最初から
結ばれる運命にあったんです。


少し早いですけど…
誓いのキス、ここでシましょう?


恥ずかしがらなくて
いいですわ。ンー…


…どうして?
わたくしからのキスを
拒否するなんて貴方、
おかしいですわよ?


あっ、分かりましたわ!
さっきの女に体液を体の中に
無理やりぶち込まれたから、
それでおかしくなっているんでしょう⁉︎


大丈夫ですわ。今からわたくしが
ぜーんぶ搾り取ってあげますから♡


(押し倒す)


あはは♪ 貴方をこうして
押し倒すことになるなんて
昔は想像もつきませんでしたわ。


抵抗しても無駄ですわ…
貴方が里を守る立派な
戦士となったのは誰のおかげだと
思っていますの?


貴方の力は全てこのわたくしが
与えたモノ。わたくしを
超えられるはずがないでしょう?


さ、今度こそ大人しく
誓いのキスを
受けてもらいますわよ…ンッ♡


(ディープキス)


ハァッ…やっと運命の誓いを
立てられましたわね♡


さ、本番はこれからですわ…
わたくしと一つになって
幸せになりましょう?うふふっ♡
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
気位の高いハイエルフに溺愛されて逃れられなくなる
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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