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公開日2021年06月05日 18:00
更新日2022年03月28日 20:43
文字数
1802文字(約 6分1秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
先輩の年上彼女
視聴者役柄
後輩の彼氏
場所
彼氏の自宅
あらすじ
エイプリルフールの今日、彼氏のキミ(視聴者)は、密かに練っていたドッキリ企画を実行するために、放課後の自宅に、彼女(演者)を呼び寄せた。
そして、新しい彼女が出来たから別れて欲しいと、彼女に『嘘』を告げたのだがーーー。
(追記)
IFルートの続編は、こちらです。
そして、新しい彼女が出来たから別れて欲しいと、彼女に『嘘』を告げたのだがーーー。
(追記)
IFルートの続編は、こちらです。
本編
SE:ドアをノックする音
#ドア越しに話しかける
入るわよ~?
SE:ドアを開ける音
...待たせちゃって、ごめんね。
ちょっと外せない用事があったから、遅れちゃったのよ。
それで、大切な話って、何?
いきなり、放課後にキミの家に来てって言われたから、よく分からないんだけど...。
......え?
新しい彼女が出来たから、別れてほしい...?
#冷静に
...ふーん。
そうなんだ...。
...じゃあ、その女を、ここに呼んで?
...どうして、って...そんなの、決まってるでしょ?
キミを誑かした泥棒猫を始末するためよ...。
#苛立ちを募らせながら
...何を、グズグズしてるの?
早く電話しなさいよ...。
...さっきから電話してるけど、電話に出ない?
#怒りのボルテージをはね上げながら
...ッ!
なんで、そんな嘘つくのよ!
もしかして、その女を庇うつもりなの!?
そんなの、絶対に許さない!
たとえ、どこまで逃げようと、その女の息の根を止めてあげるわ!
...はぁ?
新しい彼女が出来たっていうのは、嘘?
そうやって、また嘘を重ねて...!
どこまで、私を愚弄すれば気が済むのよ!?
#悔しそうに一旦矛を納める
ッ...!
...もういいわ...。
キミがそこまでその女に肩入れしてるのなら、いくら追及したところで、埒が明かないしね...。
でも、そのかわり...。
SE:包丁を抜き放つ音
キミを殺して、私も死ぬわ...。
だって、そうでしょ?
キミが私以外の女に靡くなんて、私が認めるわけないんだから...。
それに、その女の手に渡るくらいなら、いっそ心中でもした方がマシよ。
どうせ、キミがいない人生なんて、虚無でしかないもの...。
生きてたって、しょうがないわ...。
...それじゃ、そろそろお別れの時間ね...。
クスッ...心配しなくても、いいわ...。
私もすぐ、キミを追いかけてあげるから...。
だから、今だけは...。
...さようなら。
SE:包丁を振りかぶる音
ッ...!
#暫しの無言
.....。
#突如笑い出す
プ、ププッ...アハハハ!
ちょっと、いくらなんでも、怖がりすぎよ...アハハハハッ!
もう...まだ、分からないの?
今のはただのカマカケよ、カマカケ。
実は、下校する時に、キミの幼馴染と、二人っきりで密会してたの。
最近、キミと頻繁に接触してたから、何か企んでるんじゃないかって、思ってね。
そしたら、エイプリルフールのために、キミと計画を練ってたとか、言い出したのよ。
もちろん、私は信じなかったわ。
だから、正直に白状しなさいって、問い詰めたんだけど、結局、最期まで認めなかったの...。
けど、それだと私の気が済まないから、あの娘 に別れを告げて、今度はキミから直接聞き出すために、一芝居打ったってわけ。
どう、簡単な話でしょ?
まぁ、でも、その様子なら、事実に相違なさそうだけどね...。
...え?
今日はエイプリルフールだから、逆に騙したのか、って...。
クスクス...何、言ってるの?
そもそも、エイプリルフールは、楽しむためにあるものでしょ?
だから、どこかの誰かさんと違って、笑えない嘘なんか、吐いてないわ。
...私を好きな気持ちは、絶対に嘘じゃない?
ふぅん...そう...。
なら、一つだけ、聞くけど...。
あの娘とは、どういう関係だったの?
エイプリルフールのためとはいえ、恋人役に選んだということは、それ相応に仲が良かったという証左だけど...。
まさか、本当に浮気してたわけじゃないでしょうね...?
...天地神明に誓って、それはない?
そこまで言い切られると、逆に怪しいけど...。
...まぁ、いいわ...。
もう終わったことに対して、今更詰問しても仕方ないし...。
それに、今となっては、キミ以外に知る人はいないからね...。
...って、何よ、その怯えた目は...。
もしかして、答えを間違えたら、冗談抜きに殺されるとでも思ったの?
クスクス...そんなわけないでしょ?
さっきのは、演技に決まってるじゃない。
それに、今日は、エイプリルフールなのよ?
嘘を楽しむ日なんだから、もう少し肩の力を抜きなさいよ、全く...。
それより、今日の夕御飯のことなんだけど...。
SE:主人公がドアを開ける音
...ちょ、ちょっと!?
突然、どうしたのよ!?
こら、待ちなさい!
SE:主人公が這う這うの体で逃げ出す足音
ッ...。
#ため息をつく
ハァ~...。
少し、やり過ぎたかしらね...。
まさか、あそこまで怖がるなんて、思わなかったわ...。
...まぁ、でも、これはこれで好都合ね。
帰ってくる頃には、丁度、夕御飯の支度も終わって、暖かい料理を振る舞ってあげられるはず...。
そうすれば、もっと私を好きになってもらえるかもしれないしね...クスクス...。
さて、と...。
そうと決まれば、早速、準備に取りかかりましょうか...。
SE:水道の蛇口を捻る音
SE:蛇口から水の流れる音
#鼻唄を歌いながら
~♪
(フェードアウトしながら終了)
#ドア越しに話しかける
入るわよ~?
SE:ドアを開ける音
...待たせちゃって、ごめんね。
ちょっと外せない用事があったから、遅れちゃったのよ。
それで、大切な話って、何?
いきなり、放課後にキミの家に来てって言われたから、よく分からないんだけど...。
......え?
新しい彼女が出来たから、別れてほしい...?
#冷静に
...ふーん。
そうなんだ...。
...じゃあ、その女を、ここに呼んで?
...どうして、って...そんなの、決まってるでしょ?
キミを誑かした泥棒猫を始末するためよ...。
#苛立ちを募らせながら
...何を、グズグズしてるの?
早く電話しなさいよ...。
...さっきから電話してるけど、電話に出ない?
#怒りのボルテージをはね上げながら
...ッ!
なんで、そんな嘘つくのよ!
もしかして、その女を庇うつもりなの!?
そんなの、絶対に許さない!
たとえ、どこまで逃げようと、その女の息の根を止めてあげるわ!
...はぁ?
新しい彼女が出来たっていうのは、嘘?
そうやって、また嘘を重ねて...!
どこまで、私を愚弄すれば気が済むのよ!?
#悔しそうに一旦矛を納める
ッ...!
...もういいわ...。
キミがそこまでその女に肩入れしてるのなら、いくら追及したところで、埒が明かないしね...。
でも、そのかわり...。
SE:包丁を抜き放つ音
キミを殺して、私も死ぬわ...。
だって、そうでしょ?
キミが私以外の女に靡くなんて、私が認めるわけないんだから...。
それに、その女の手に渡るくらいなら、いっそ心中でもした方がマシよ。
どうせ、キミがいない人生なんて、虚無でしかないもの...。
生きてたって、しょうがないわ...。
...それじゃ、そろそろお別れの時間ね...。
クスッ...心配しなくても、いいわ...。
私もすぐ、キミを追いかけてあげるから...。
だから、今だけは...。
...さようなら。
SE:包丁を振りかぶる音
ッ...!
#暫しの無言
.....。
#突如笑い出す
プ、ププッ...アハハハ!
ちょっと、いくらなんでも、怖がりすぎよ...アハハハハッ!
もう...まだ、分からないの?
今のはただのカマカケよ、カマカケ。
実は、下校する時に、キミの幼馴染と、二人っきりで密会してたの。
最近、キミと頻繁に接触してたから、何か企んでるんじゃないかって、思ってね。
そしたら、エイプリルフールのために、キミと計画を練ってたとか、言い出したのよ。
もちろん、私は信じなかったわ。
だから、正直に白状しなさいって、問い詰めたんだけど、結局、最期まで認めなかったの...。
けど、それだと私の気が済まないから、あの
どう、簡単な話でしょ?
まぁ、でも、その様子なら、事実に相違なさそうだけどね...。
...え?
今日はエイプリルフールだから、逆に騙したのか、って...。
クスクス...何、言ってるの?
そもそも、エイプリルフールは、楽しむためにあるものでしょ?
だから、どこかの誰かさんと違って、笑えない嘘なんか、吐いてないわ。
...私を好きな気持ちは、絶対に嘘じゃない?
ふぅん...そう...。
なら、一つだけ、聞くけど...。
あの娘とは、どういう関係だったの?
エイプリルフールのためとはいえ、恋人役に選んだということは、それ相応に仲が良かったという証左だけど...。
まさか、本当に浮気してたわけじゃないでしょうね...?
...天地神明に誓って、それはない?
そこまで言い切られると、逆に怪しいけど...。
...まぁ、いいわ...。
もう終わったことに対して、今更詰問しても仕方ないし...。
それに、今となっては、キミ以外に知る人はいないからね...。
...って、何よ、その怯えた目は...。
もしかして、答えを間違えたら、冗談抜きに殺されるとでも思ったの?
クスクス...そんなわけないでしょ?
さっきのは、演技に決まってるじゃない。
それに、今日は、エイプリルフールなのよ?
嘘を楽しむ日なんだから、もう少し肩の力を抜きなさいよ、全く...。
それより、今日の夕御飯のことなんだけど...。
SE:主人公がドアを開ける音
...ちょ、ちょっと!?
突然、どうしたのよ!?
こら、待ちなさい!
SE:主人公が這う這うの体で逃げ出す足音
ッ...。
#ため息をつく
ハァ~...。
少し、やり過ぎたかしらね...。
まさか、あそこまで怖がるなんて、思わなかったわ...。
...まぁ、でも、これはこれで好都合ね。
帰ってくる頃には、丁度、夕御飯の支度も終わって、暖かい料理を振る舞ってあげられるはず...。
そうすれば、もっと私を好きになってもらえるかもしれないしね...クスクス...。
さて、と...。
そうと決まれば、早速、準備に取りかかりましょうか...。
SE:水道の蛇口を捻る音
SE:蛇口から水の流れる音
#鼻唄を歌いながら
~♪
(フェードアウトしながら終了)
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【エイプリルフール】他に好きな人ができたから別れてほしいと年上先輩彼女に嘘をついたらヤンデレ化してしまった【意味がわかると怖い話】
https://twitter.com/yuru_voi
・台本制作者
平 朝臣
【エイプリルフール】他に好きな人ができたから別れてほしいと年上先輩彼女に嘘をついたらヤンデレ化してしまった【意味がわかると怖い話】
https://twitter.com/yuru_voi
・台本制作者
平 朝臣
ライター情報
初めまして。
平朝臣と申します。
ヤンデレを題材にしたシリアスな作品が多めですが、耳かき系も少数ながらありますので、どうぞお楽しみください。
平朝臣と申します。
ヤンデレを題材にしたシリアスな作品が多めですが、耳かき系も少数ながらありますので、どうぞお楽しみください。
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