- 元カノ
公開日2021年06月05日 18:00
更新日2021年06月05日 18:00
文字数
1530文字(約 5分6秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
闇堕ちヒロイン
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
地球を侵略せんとする強大な化物。
それに対抗するべく生体改造を受け、地球を守る最終兵器と化した女が居た
それはあなたの恋人
最終決戦、彼女はあなたに必ず帰るからと告げ、戦いに赴く。あなたはそれを見送ることしか出来ずに涙ながらに叫ぶしかなかった。
それから十年、世界は確かに救われた
一人の少女を犠牲として。
彼女のことを思い出として日々を暮らすあなたは時と共に傷も癒え、別の女性と添い遂げるようになっていた。
そこに、実は死んでいなかった彼女が当時の姿のまま戻ってくる。
彼女はあなたの現状を目の当たりにして絶望を孕んだ眼でどうして?と聞いてくるのだった
それに対抗するべく生体改造を受け、地球を守る最終兵器と化した女が居た
それはあなたの恋人
最終決戦、彼女はあなたに必ず帰るからと告げ、戦いに赴く。あなたはそれを見送ることしか出来ずに涙ながらに叫ぶしかなかった。
それから十年、世界は確かに救われた
一人の少女を犠牲として。
彼女のことを思い出として日々を暮らすあなたは時と共に傷も癒え、別の女性と添い遂げるようになっていた。
そこに、実は死んでいなかった彼女が当時の姿のまま戻ってくる。
彼女はあなたの現状を目の当たりにして絶望を孕んだ眼でどうして?と聞いてくるのだった
本編
強い風の音
それから力強い声で
「大丈夫だよ。わたしが、きっとこの世界を守ってみせるから。だから、ね?このわたしに勇気をちょうだい」
軽いキス
「へへ……しちゃった、ね。ファーストキス」
恥じらうように少し間を開けて
「うん、いっぱい力を貰ったから……これできっとわたし勝ってみせるから……だから、ね?戻ってきたら話したいことがあるの」
少し間を開けて
「それを伝えるためにわたし……頑張って戦ってくるから」
耳元で
「だから、ね」
ここで一旦切ってから
それほど間を開けずに
「わたし、絶対にここに帰ってくるから……必ず、帰るから」
囁くように
「待っててね」
場面転換
数秒の間を開けて
悲しそうな声で
「あれから十年……わたし、帰ってきたよ? 頑張って、頑張って……苦しいけど頑張ってここまで来て……ねぇ?約束、したよね?」
足音数回
「どうして……待ってて、くれなかったの?」
震えるような声で最後
「わたし、ね。ここに帰ってくるんだって、頑張って戻ってくるんだって思って最後まで戦い抜いてきたんだよ?」
足音一回
「世界を救ったんだよ?」
更に足音
「それなのに、ねぇ?誰?その女の人?」
少し待って
「どうして、わたしじゃない女の人が隣に居るの?」
悲しそうな声で
「どうして、わたしのことを忘れて、生活してるの?」
「ねぇ?」
「わたしは……一時も忘れたことなかったのに」
「ねぇ?」
足音数回
「ねぇ?」
段々感情を失っていく感じで
「……ねぇ?」
相手の反応を待つように少し間を開けて
「十年も、わたしが戻ってこなかったから、もう死んだものと思ってた? つらいけど、新しい人生を生きて行こうって思った? その人は……大事な、人?」
最後は震えるような声で
それから次の言葉を強調するために少し間を開けてから力強く
「そんなのってないよ!」
「わたし、待っててって言ったよね!?絶対に帰ってくるからって!そう、言ったよね?言ったよ!言ったもん!嘘じゃないよ!全部覚えてる!」
「貴方に、待っていて欲しかったから!これからも一緒に居ようねって伝えたかったから!」
「だから!がんばって戦ってきたんだよ?」
「勝って、貴方と一緒に幸せな未来を創っていきたいから頑張ったんだよ!?」
「守るために……頑張って、きたんだよ?」
ここから冷静になって
「……ねえ?わたし、ね。戦ってるときに相手と少しお話したんだ。戦いながら、だけどさ。叫びながら、言葉と言葉で戦うみたいに」
思い出すような感じで
「あの人たちは、ね。勝つために戦ってたんだって敵を倒すために、滅ぼすために。でも、わたしは守るために戦ってたんだ。大切な人を……わたしの大切な居場所を守りたいから……」
近づいて鈍い音
それから耳元で
「もう、守りたいもの、なくなっちゃった」
地面に倒れる音
それから遠ざかっていく足音
「こんな世界、もう要らない。貴方がわたしを待っていてくれてない世界になんて何の価値もないから……ふふ、わたしが救った世界なんだから、わたしの好きにしちゃっていいよね?」
「ねぇ?この人のことが、そんなに大事? そんなに好き?」
間を開けてから、躊躇うように
「わたし……よりも?」
相手の反応を待つくらいの時間を開けて次
「……そうなんだ。もう、わたしよりもこの人の方が大事なんだ……ふふ、そっか。頑固なところ、変わってないね?」
懐かしむような感じで笑いながら語り掛けて↑
「そっか……なら、この人を殺せば貴方はまたわたしの元に戻ってくるのかな?また、わたしのことを大切にしてくれるのかな?」
そうはならないと分かりつつも願望を口にするような感じで↑
「……ねぇ?これからわたし、この人を殺すから。その後、世界を破壊して回る」
「こんな世界に、価値はないから」
「だから、ね」
頭を撫でる音
「そうなる前にわたしを殺しに来て……ね?」
それから力強い声で
「大丈夫だよ。わたしが、きっとこの世界を守ってみせるから。だから、ね?このわたしに勇気をちょうだい」
軽いキス
「へへ……しちゃった、ね。ファーストキス」
恥じらうように少し間を開けて
「うん、いっぱい力を貰ったから……これできっとわたし勝ってみせるから……だから、ね?戻ってきたら話したいことがあるの」
少し間を開けて
「それを伝えるためにわたし……頑張って戦ってくるから」
耳元で
「だから、ね」
ここで一旦切ってから
それほど間を開けずに
「わたし、絶対にここに帰ってくるから……必ず、帰るから」
囁くように
「待っててね」
場面転換
数秒の間を開けて
悲しそうな声で
「あれから十年……わたし、帰ってきたよ? 頑張って、頑張って……苦しいけど頑張ってここまで来て……ねぇ?約束、したよね?」
足音数回
「どうして……待ってて、くれなかったの?」
震えるような声で最後
「わたし、ね。ここに帰ってくるんだって、頑張って戻ってくるんだって思って最後まで戦い抜いてきたんだよ?」
足音一回
「世界を救ったんだよ?」
更に足音
「それなのに、ねぇ?誰?その女の人?」
少し待って
「どうして、わたしじゃない女の人が隣に居るの?」
悲しそうな声で
「どうして、わたしのことを忘れて、生活してるの?」
「ねぇ?」
「わたしは……一時も忘れたことなかったのに」
「ねぇ?」
足音数回
「ねぇ?」
段々感情を失っていく感じで
「……ねぇ?」
相手の反応を待つように少し間を開けて
「十年も、わたしが戻ってこなかったから、もう死んだものと思ってた? つらいけど、新しい人生を生きて行こうって思った? その人は……大事な、人?」
最後は震えるような声で
それから次の言葉を強調するために少し間を開けてから力強く
「そんなのってないよ!」
「わたし、待っててって言ったよね!?絶対に帰ってくるからって!そう、言ったよね?言ったよ!言ったもん!嘘じゃないよ!全部覚えてる!」
「貴方に、待っていて欲しかったから!これからも一緒に居ようねって伝えたかったから!」
「だから!がんばって戦ってきたんだよ?」
「勝って、貴方と一緒に幸せな未来を創っていきたいから頑張ったんだよ!?」
「守るために……頑張って、きたんだよ?」
ここから冷静になって
「……ねえ?わたし、ね。戦ってるときに相手と少しお話したんだ。戦いながら、だけどさ。叫びながら、言葉と言葉で戦うみたいに」
思い出すような感じで
「あの人たちは、ね。勝つために戦ってたんだって敵を倒すために、滅ぼすために。でも、わたしは守るために戦ってたんだ。大切な人を……わたしの大切な居場所を守りたいから……」
近づいて鈍い音
それから耳元で
「もう、守りたいもの、なくなっちゃった」
地面に倒れる音
それから遠ざかっていく足音
「こんな世界、もう要らない。貴方がわたしを待っていてくれてない世界になんて何の価値もないから……ふふ、わたしが救った世界なんだから、わたしの好きにしちゃっていいよね?」
「ねぇ?この人のことが、そんなに大事? そんなに好き?」
間を開けてから、躊躇うように
「わたし……よりも?」
相手の反応を待つくらいの時間を開けて次
「……そうなんだ。もう、わたしよりもこの人の方が大事なんだ……ふふ、そっか。頑固なところ、変わってないね?」
懐かしむような感じで笑いながら語り掛けて↑
「そっか……なら、この人を殺せば貴方はまたわたしの元に戻ってくるのかな?また、わたしのことを大切にしてくれるのかな?」
そうはならないと分かりつつも願望を口にするような感じで↑
「……ねぇ?これからわたし、この人を殺すから。その後、世界を破壊して回る」
「こんな世界に、価値はないから」
「だから、ね」
頭を撫でる音
「そうなる前にわたしを殺しに来て……ね?」
クレジット
ライター情報
ASMR、シチュボ台本を主に書いています。
細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
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