- 純愛
- 方言
公開日2021年06月05日 18:00
更新日2021年06月05日 18:00
文字数
2539文字(約 8分28秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
本編
「あ、お兄さん?ちょ~っとウチと遊んでいかへん?」
耳元で
「いい思いさせたげるから……ね?」
「ん~~~~、とあれぇ?ハートの七がここにあったはずなんやけど……あれぇ?ここ、やったかなぁ? うぅ、ウチ、こういうの苦手なんよ……ん~~~、お兄さんがさっきここ捲ったの見とったはずなんやけどなぁ?ん~~~~~……」
「っ、ええいっ!女は度胸やっ!ここがハートの七やっ!てぇいっ!」
カードを捲る音
「……だ、ダイヤの六? う、嘘やあああああぁ……うわあああああああ」
「うぅ、そうや、次はお兄さんの番や……でもな?ちょ~~~~とウチお願いがあるんやけど~~~……その、間違えてくれへん?」
「後生やから!頼むっ!ウチにこの神経衰弱、勝たせてぇな!」
「……分かったか?分かったよな? 信じとるからね?」
「じゃあ、お兄さん、ウチのお願いを聞いたうえでカードを捲ってな」
「……ほうほう、ウチがさっき捲ったとこに手ぇ掛けるんか?ダイヤの六……六? ろくって確か……うぅ、お兄さんはウチのお願いを聞いてくれるよな? まさか、とは思うけど……そないな酷いこと……」
「ああ~~~~~!何で!同じ数字捲るんやーーー!ひどいひどいっ!ウチを裏切りおったなぁ!?訴えてやるぅっ!裁判起こしたるぅ!うぇぇぇぇんっ!」
「……チラリ? お兄さん? ここは空気を読むとこやで?ウチを気持ちよく勝たせるためにどないすればええか……分かるよな?」
「これ以上は当たりを引かずに、間違えてウチに手番を……ってあああああああ!何でまた当たりを捲るんや!ひどい!裏切りやっ!契約違反や!ウチのこと気持ちよくさせてくれるって約束したのにぃいいいい!」
「…………うぅ、負けてもうた。お兄さんの勝ちや……ウチ、やっぱ神経衰弱向いてへんのかなぁ?」
「なぁ、お兄さん?次は何して遊ぶ? 七並べ?大富豪? ババ抜きなんかもええとウチは……はぇ? 遊ぶってこういうことじゃない?」
「こういうことじゃないって、どういう意味や? 知ってるで? お金のあるお兄さんと遊んでお金を貰うんが、援交って奴なんやろ?」
「ふ~~~~~~んん、こういうのじゃないってことは……あっ!トランプは嫌やってぇことなんか?ならオセロにしとく? 将棋も囲碁もあるで? あと、一応チェス盤も……あるけど……あっははは~、ウチ、チェスはルールよう知らんのや。その場合はお兄さんが手取り足取り教えてな? 上手く出来るようになるまで時間かかる、思うけど……」
「……んん? こういうことでもないんか? なら、どういう意味や? ウチとお兄さんは今まさに遊んどるんやけど……これでお金貰えるんとちゃうんか?」
「ん?何や?そんな近づいてきて?別にそんな近くにこんでも声くらい聞こえるけど……あん?お耳を拝借やって? しゃあないなぁ、何やねん?そない声潜めることなんか?」
「……ほうほう、遊ぶっちゅうんは……え?」
「えぇ!??あかんで、そないなことしたら!そこは大好きな人にしか触らせたらあかんのや!」
「……え、ふぇ?ま、まだあるんか?」
「……あ、あれをそうして、こうして……時には口で!!!!?」
「は、はわわわわわわっ……そ、それで、ゴクリ……最終的にはどうなってしまうんや?」
「えっと、あれを……ウチのあそこに……?え?ゴムって何や? 子供は、コウノトリが運んでくるんとちゃうんか?」
「え、えぇっ!?そっちの穴にもやて!?そ、そんなとこ、モノ入れるとこちゃうやろぉ……う、うぅぅ」
「……は、はぅぅう、う、ウチは何ちゅう勘違いを……恥ずかしくてもうお嫁にいけへん……」
「あ、ありがとうな?お兄さん、ウチの勘違いを正してくれて……危うくとんでもない間違いを犯すところやった……そやな……遊ぶだけでお金がもらえるだなんてそないな上手い話転がっとるわけあらへんもんな? 馬鹿したわぁ……」
「……はぁ、となると……お金はどないしたもんかな? このままじゃ、治療費が……」
「ん?あぁ、おとんが事故ってもうてな……お金が必要なんや……ウチ、貧乏やからな……どないしたもんか思うて……でも、こないなことしてお金をもろてもおとんにぶん殴られるわ、頑張って真っ当にお金を稼ぐ方法を……」
「……え?お兄さん!伝手があるんか!? 親戚が、お店を経営していて……バイトを募集中? わ、わあああっ!なんてすごい展開やっ!ありがとう……ありがとう……ウチ、頑張って働くから。真っ当にお金を稼いで……へ? あ、あぁ、うん、そら、お金はすぐに貰えた方がええけど……」
紙束を渡す音
「…………へ?何やこれ? 一……十……百……?? 何か、お札がいっぱいまとまっとるけど……」
「へ? 後で返してくれたら、いい……って、あかんあかん!そないなことまでしてもらうわけにはいかへんって! へ?なら、給料天引きで貰うって……そんな、お兄さんに得ないやろ!ウチは助かるけど!こんなこと……今日会ったばかりの初対面のウチにしてもらうわけには……」
「……へ? あ、あぁ、チェス盤ならそこに……駒も同じところに仕舞ってあるはずやけど……それが?」
「…………え?チェスやるんか? 別にええけど……ウチ、ルール知らんから教えてもらわんと上手くは……」
「あぁ、うん……えと、確か、ポーンっていうんは将棋の歩兵やったな? じゃあ、これは一マスだけ前に……は? 最初はニマス前に進める? 何や? そのルール?」
「えっと……じゃ、じゃあ、ここで」
コトンと駒を置く音を数回
「……なぁ、お兄さん?やる言うから付き合っとるけど……これと、お金と何の関係があるんや? そら、最初にウチはそういうつもりで話しかけたけど……もう別にそういうつもりは……」
「……え?友、達? ウチとお兄さん、もう、友達なんか?」
「あは……あははははっ、友達を助けるのは当たり前って……お兄さん、格好つけすぎやで?」
「そんなん言われたら……ウチ、惚れてまうやろ……ふふふっ」
「んっ!ええで!なら、今日はとことんまで遊び倒そうな? 今日はウチとお兄さんの友達記念日やーーー!」
場面転換
「あ!お兄さん、お兄さん! どや?ちょ~~~とウチと、遊んでいかへん?」
「ふふ~~ん、ええやろ?もう友達なんやから!別にお金貰おうとかそういうことやないで?」
「楽しく、愉快に遊ぼうや~~~!」
「ふ、ふ~ん……で・もぉ」
耳元で
「ウチ、お兄さんとならもう本当にそういうことしてもええで?」
「もう、ウチ、バッチリしっかり意味わかっとる……ええよ?お兄さんとなら?」
「ウチをお嫁さんにしてぇな……」
離れて
「そんときは特別料金貰うけどな? ウチとお兄さんの結婚資金や!」
耳元で
「いい思いさせたげるから……ね?」
「ん~~~~、とあれぇ?ハートの七がここにあったはずなんやけど……あれぇ?ここ、やったかなぁ? うぅ、ウチ、こういうの苦手なんよ……ん~~~、お兄さんがさっきここ捲ったの見とったはずなんやけどなぁ?ん~~~~~……」
「っ、ええいっ!女は度胸やっ!ここがハートの七やっ!てぇいっ!」
カードを捲る音
「……だ、ダイヤの六? う、嘘やあああああぁ……うわあああああああ」
「うぅ、そうや、次はお兄さんの番や……でもな?ちょ~~~~とウチお願いがあるんやけど~~~……その、間違えてくれへん?」
「後生やから!頼むっ!ウチにこの神経衰弱、勝たせてぇな!」
「……分かったか?分かったよな? 信じとるからね?」
「じゃあ、お兄さん、ウチのお願いを聞いたうえでカードを捲ってな」
「……ほうほう、ウチがさっき捲ったとこに手ぇ掛けるんか?ダイヤの六……六? ろくって確か……うぅ、お兄さんはウチのお願いを聞いてくれるよな? まさか、とは思うけど……そないな酷いこと……」
「ああ~~~~~!何で!同じ数字捲るんやーーー!ひどいひどいっ!ウチを裏切りおったなぁ!?訴えてやるぅっ!裁判起こしたるぅ!うぇぇぇぇんっ!」
「……チラリ? お兄さん? ここは空気を読むとこやで?ウチを気持ちよく勝たせるためにどないすればええか……分かるよな?」
「これ以上は当たりを引かずに、間違えてウチに手番を……ってあああああああ!何でまた当たりを捲るんや!ひどい!裏切りやっ!契約違反や!ウチのこと気持ちよくさせてくれるって約束したのにぃいいいい!」
「…………うぅ、負けてもうた。お兄さんの勝ちや……ウチ、やっぱ神経衰弱向いてへんのかなぁ?」
「なぁ、お兄さん?次は何して遊ぶ? 七並べ?大富豪? ババ抜きなんかもええとウチは……はぇ? 遊ぶってこういうことじゃない?」
「こういうことじゃないって、どういう意味や? 知ってるで? お金のあるお兄さんと遊んでお金を貰うんが、援交って奴なんやろ?」
「ふ~~~~~~んん、こういうのじゃないってことは……あっ!トランプは嫌やってぇことなんか?ならオセロにしとく? 将棋も囲碁もあるで? あと、一応チェス盤も……あるけど……あっははは~、ウチ、チェスはルールよう知らんのや。その場合はお兄さんが手取り足取り教えてな? 上手く出来るようになるまで時間かかる、思うけど……」
「……んん? こういうことでもないんか? なら、どういう意味や? ウチとお兄さんは今まさに遊んどるんやけど……これでお金貰えるんとちゃうんか?」
「ん?何や?そんな近づいてきて?別にそんな近くにこんでも声くらい聞こえるけど……あん?お耳を拝借やって? しゃあないなぁ、何やねん?そない声潜めることなんか?」
「……ほうほう、遊ぶっちゅうんは……え?」
「えぇ!??あかんで、そないなことしたら!そこは大好きな人にしか触らせたらあかんのや!」
「……え、ふぇ?ま、まだあるんか?」
「……あ、あれをそうして、こうして……時には口で!!!!?」
「は、はわわわわわわっ……そ、それで、ゴクリ……最終的にはどうなってしまうんや?」
「えっと、あれを……ウチのあそこに……?え?ゴムって何や? 子供は、コウノトリが運んでくるんとちゃうんか?」
「え、えぇっ!?そっちの穴にもやて!?そ、そんなとこ、モノ入れるとこちゃうやろぉ……う、うぅぅ」
「……は、はぅぅう、う、ウチは何ちゅう勘違いを……恥ずかしくてもうお嫁にいけへん……」
「あ、ありがとうな?お兄さん、ウチの勘違いを正してくれて……危うくとんでもない間違いを犯すところやった……そやな……遊ぶだけでお金がもらえるだなんてそないな上手い話転がっとるわけあらへんもんな? 馬鹿したわぁ……」
「……はぁ、となると……お金はどないしたもんかな? このままじゃ、治療費が……」
「ん?あぁ、おとんが事故ってもうてな……お金が必要なんや……ウチ、貧乏やからな……どないしたもんか思うて……でも、こないなことしてお金をもろてもおとんにぶん殴られるわ、頑張って真っ当にお金を稼ぐ方法を……」
「……え?お兄さん!伝手があるんか!? 親戚が、お店を経営していて……バイトを募集中? わ、わあああっ!なんてすごい展開やっ!ありがとう……ありがとう……ウチ、頑張って働くから。真っ当にお金を稼いで……へ? あ、あぁ、うん、そら、お金はすぐに貰えた方がええけど……」
紙束を渡す音
「…………へ?何やこれ? 一……十……百……?? 何か、お札がいっぱいまとまっとるけど……」
「へ? 後で返してくれたら、いい……って、あかんあかん!そないなことまでしてもらうわけにはいかへんって! へ?なら、給料天引きで貰うって……そんな、お兄さんに得ないやろ!ウチは助かるけど!こんなこと……今日会ったばかりの初対面のウチにしてもらうわけには……」
「……へ? あ、あぁ、チェス盤ならそこに……駒も同じところに仕舞ってあるはずやけど……それが?」
「…………え?チェスやるんか? 別にええけど……ウチ、ルール知らんから教えてもらわんと上手くは……」
「あぁ、うん……えと、確か、ポーンっていうんは将棋の歩兵やったな? じゃあ、これは一マスだけ前に……は? 最初はニマス前に進める? 何や? そのルール?」
「えっと……じゃ、じゃあ、ここで」
コトンと駒を置く音を数回
「……なぁ、お兄さん?やる言うから付き合っとるけど……これと、お金と何の関係があるんや? そら、最初にウチはそういうつもりで話しかけたけど……もう別にそういうつもりは……」
「……え?友、達? ウチとお兄さん、もう、友達なんか?」
「あは……あははははっ、友達を助けるのは当たり前って……お兄さん、格好つけすぎやで?」
「そんなん言われたら……ウチ、惚れてまうやろ……ふふふっ」
「んっ!ええで!なら、今日はとことんまで遊び倒そうな? 今日はウチとお兄さんの友達記念日やーーー!」
場面転換
「あ!お兄さん、お兄さん! どや?ちょ~~~とウチと、遊んでいかへん?」
「ふふ~~ん、ええやろ?もう友達なんやから!別にお金貰おうとかそういうことやないで?」
「楽しく、愉快に遊ぼうや~~~!」
「ふ、ふ~ん……で・もぉ」
耳元で
「ウチ、お兄さんとならもう本当にそういうことしてもええで?」
「もう、ウチ、バッチリしっかり意味わかっとる……ええよ?お兄さんとなら?」
「ウチをお嫁さんにしてぇな……」
離れて
「そんときは特別料金貰うけどな? ウチとお兄さんの結婚資金や!」
クレジット
ライター情報
ASMR、シチュボ台本を主に書いています。
細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
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