- ギャグ
- ボーイッシュ
公開日2024年02月27日 17:43
更新日2024年02月27日 17:43
文字数
1458文字(約 4分52秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
2 人
演者役柄
熱血っ娘(とその母親)、先生
視聴者役柄
審判
場所
学園
あらすじ
オッス!俺、息吹(いきふき)カケル!
待望の学園生活がスタート!……と思ったら
早くもテストで赤点続き!?
なんでだよ先生!俺の耳かきは最高のはずだ!
こうなったら、耳かきバトルではっきりさせてやるぜ!
待望の学園生活がスタート!……と思ったら
早くもテストで赤点続き!?
なんでだよ先生!俺の耳かきは最高のはずだ!
こうなったら、耳かきバトルではっきりさせてやるぜ!
本編
先生:
オーノー!
カケルくん!また赤点デース!
カケル:
赤点!?
先生、俺の耳かきのどこがダメだって言うんだよ!
先生:
いつも言ってマースが、カケルくんは力をいれすぎデース!
そんなに強くしたら、耳が削れてしまいマース!
アト~声も少し大きすぎマースね~?
それに比べてトオルくんはマーヴェラス!
基本に忠実ながらもハイクオリティな耳かきでしタ!
カケル:
……納得いかねえ!
俺の耳かきは最高のはずだ!
先生:
ンー!若いってとても素晴らシイ。
バーット、時には間違いを認めることも重要デース。
カケル:
うるせえ!
先生、俺と耳かきバトルしろ!
どっちが正しいか証明してやる!
先生:
(急に真面目な口調になる)
……やれやれ、これも教育、かしら。
カケル:
……先生?
先生:
……熱意があるのはいいことね。
でもそれだけじゃどうにもならないこともあるって、私が教えてあげるわ。
……トオルくん?あなたは公認審判員の資格を持っていたわね?
私とカケルくんのどちらが耳かきが上手いか、判定してくれる?
カケル:
のぞむところだ!先生だからって容赦しないぜ!
先生:
いくわよ!
ルールはスタンダード、ショートバトル!
カケル:
スタンダード、ショートバトル!
(コオォォォォ!!)
先生・カケル:
耳かきバトル、オン!
(カケル、強めのゴリゴリ耳かき)
(先生、優しめの耳かき)
先生:
トオルくん、耳ふーされながらの耳かきは、お好きかしら?
カケル:
な、耳ふーだと!ズルいぞ先生!
先生:
カケルくん、これは真剣勝負なのよ。
使える道具はすべて使う。
それに、耳ふーも耳かきの一部。
私はルール違反は全くしていないわ。
そうよね、トオルくん?
カケル:
くっ、俺はぶれたりしねえ!この耳かき一本で勝ってやるぜ!
(しばらく耳かき)
先生:
終了!
カケル:
トオル!俺の勝ちだよな!
先生:
トオルくん!判定は……!?
カケル:
トオル……?
(先生の方に手を挙げる)
カケル:
……なっ!
先生:
トオルくん、公平なジャッジをありがとう……
これもカケルくんの未来のため……
(スッと元の口調に戻る)
先生:
……と、言うワ~ケで、耳かきバトルは私のヴィクトリーデース!
でもでも、耳かきが好きという気持ちはブリリアント!
その気持ち、決して忘れないでくださいネー!
ではではー!シーユーアゲイン!
(去っていく)
以下カケル:
そっか……情熱だけじゃ……ダメなんだな……
ごめん、トオル……俺、勘違いしてた……
……もう一回、耳かきしてもいいか?
今度は……優しくするから……
(少しの沈黙、トオル、うなずく)
(耳元で吐息交じりで)
そ、その、こんな感じか?
なんか……耳元でしゃべるの……恥ずかしいな……
じゃあ、耳かき棒、入れるぞ。
優しく、だよな……
(耳かき開始)
……どうだ?上手く出来てるか?
そ、そうか?えへへ……良かった。
なんか、力を入れないって、落ち着かないけど……
これが、いいんだもんな……
うん、なら、俺頑張ってみるよ。
……そうだよな、強くするだけが愛情じゃない。
相手を思ってするのが耳かきなんだ。
こうやって、優しく……
カリ……カリ……
(耳ふー)ふー
……!今、俺、何を……!?
……そうだ
耳ふーだ……
かあさんが言ってた……
(回想)
お母さん:
この子はカケル。
息吹(いきふき)カケル。
世界一耳ふーが上手くなりますようにって。
そう願って付けたの。
……ふふ、きっとなるわよ。だって、私とあなたの子だもの。
カケル:
……トオル、もう一度、いいか?
(震える唇で耳ふー)……ふー
……出来た
俺にも耳ふーが、出来た……
(耳かき終了)
(カラスの鳴き声)
……今日は付き合ってくれて、ありがとな、トオル。
(沈黙)
……なあ、トオル。
……俺、もっと耳かきが上手くなりたい。
教えてくれ。どうやったら上手くなれるのか。
……当たり前だろ?
だって俺は……
世界一の耳かき師になるんだ。
オーノー!
カケルくん!また赤点デース!
カケル:
赤点!?
先生、俺の耳かきのどこがダメだって言うんだよ!
先生:
いつも言ってマースが、カケルくんは力をいれすぎデース!
そんなに強くしたら、耳が削れてしまいマース!
アト~声も少し大きすぎマースね~?
それに比べてトオルくんはマーヴェラス!
基本に忠実ながらもハイクオリティな耳かきでしタ!
カケル:
……納得いかねえ!
俺の耳かきは最高のはずだ!
先生:
ンー!若いってとても素晴らシイ。
バーット、時には間違いを認めることも重要デース。
カケル:
うるせえ!
先生、俺と耳かきバトルしろ!
どっちが正しいか証明してやる!
先生:
(急に真面目な口調になる)
……やれやれ、これも教育、かしら。
カケル:
……先生?
先生:
……熱意があるのはいいことね。
でもそれだけじゃどうにもならないこともあるって、私が教えてあげるわ。
……トオルくん?あなたは公認審判員の資格を持っていたわね?
私とカケルくんのどちらが耳かきが上手いか、判定してくれる?
カケル:
のぞむところだ!先生だからって容赦しないぜ!
先生:
いくわよ!
ルールはスタンダード、ショートバトル!
カケル:
スタンダード、ショートバトル!
(コオォォォォ!!)
先生・カケル:
耳かきバトル、オン!
(カケル、強めのゴリゴリ耳かき)
(先生、優しめの耳かき)
先生:
トオルくん、耳ふーされながらの耳かきは、お好きかしら?
カケル:
な、耳ふーだと!ズルいぞ先生!
先生:
カケルくん、これは真剣勝負なのよ。
使える道具はすべて使う。
それに、耳ふーも耳かきの一部。
私はルール違反は全くしていないわ。
そうよね、トオルくん?
カケル:
くっ、俺はぶれたりしねえ!この耳かき一本で勝ってやるぜ!
(しばらく耳かき)
先生:
終了!
カケル:
トオル!俺の勝ちだよな!
先生:
トオルくん!判定は……!?
カケル:
トオル……?
(先生の方に手を挙げる)
カケル:
……なっ!
先生:
トオルくん、公平なジャッジをありがとう……
これもカケルくんの未来のため……
(スッと元の口調に戻る)
先生:
……と、言うワ~ケで、耳かきバトルは私のヴィクトリーデース!
でもでも、耳かきが好きという気持ちはブリリアント!
その気持ち、決して忘れないでくださいネー!
ではではー!シーユーアゲイン!
(去っていく)
以下カケル:
そっか……情熱だけじゃ……ダメなんだな……
ごめん、トオル……俺、勘違いしてた……
……もう一回、耳かきしてもいいか?
今度は……優しくするから……
(少しの沈黙、トオル、うなずく)
(耳元で吐息交じりで)
そ、その、こんな感じか?
なんか……耳元でしゃべるの……恥ずかしいな……
じゃあ、耳かき棒、入れるぞ。
優しく、だよな……
(耳かき開始)
……どうだ?上手く出来てるか?
そ、そうか?えへへ……良かった。
なんか、力を入れないって、落ち着かないけど……
これが、いいんだもんな……
うん、なら、俺頑張ってみるよ。
……そうだよな、強くするだけが愛情じゃない。
相手を思ってするのが耳かきなんだ。
こうやって、優しく……
カリ……カリ……
(耳ふー)ふー
……!今、俺、何を……!?
……そうだ
耳ふーだ……
かあさんが言ってた……
(回想)
お母さん:
この子はカケル。
息吹(いきふき)カケル。
世界一耳ふーが上手くなりますようにって。
そう願って付けたの。
……ふふ、きっとなるわよ。だって、私とあなたの子だもの。
カケル:
……トオル、もう一度、いいか?
(震える唇で耳ふー)……ふー
……出来た
俺にも耳ふーが、出来た……
(耳かき終了)
(カラスの鳴き声)
……今日は付き合ってくれて、ありがとな、トオル。
(沈黙)
……なあ、トオル。
……俺、もっと耳かきが上手くなりたい。
教えてくれ。どうやったら上手くなれるのか。
……当たり前だろ?
だって俺は……
世界一の耳かき師になるんだ。
クレジット
ライター情報
耳かき音声台本を書きます。
トンデモあほあほ世界観が好きです。
たまに続き物っぽいのを書きますが、基本単体でも使えるようにしてあるので適当につまんでいただければ幸いです。
台詞回しやアドリブ等、ご自由に改変していただいて構いません。
無償でのご使用であれば特に許可は必要ありませんが、『台本:あまに』等と記載をお願いします。
有償販売はトラブル防止のため基本的に△にしています。
有償販売したい場合は一旦ツイッターのDMからご相談いただければ幸いです。
Twitter:@imonoamani
サイトURLと連絡先はどちらもツイッターです。
トンデモあほあほ世界観が好きです。
たまに続き物っぽいのを書きますが、基本単体でも使えるようにしてあるので適当につまんでいただければ幸いです。
台詞回しやアドリブ等、ご自由に改変していただいて構いません。
無償でのご使用であれば特に許可は必要ありませんが、『台本:あまに』等と記載をお願いします。
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