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公開日2025年07月14日 03:22
更新日2025年07月14日 03:22
文字数
1511文字(約 5分3秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
聖女
視聴者役柄
勇者
場所
教会
あらすじ
聖女様は勇者に教会から連れ出してほしいそうです。
本編
こんにちは──
あっ! 勇者様! お久しぶりでございます!
どうして我が教会に?
もしかして……私に会いに来てくださった……とか……?
え、えっ! 本当に?
私に会いに来てくださったんですか!?
……嬉しい。嬉しいです……!
さあさあ勇者様。奥へどうぞ。お茶を淹れますから。
──
ふふ。そうなのですね。僧侶さんたら、魔法使いさんがまたお酒を飲みすぎてしまったと。
勇者様のお話は本当に面白いです。
私の唯一の楽しみです。
……それ以外の楽しみ……ですか?
……残念ながらありませんね……。
幼い頃に聖女として認められ、この大聖堂に勤めることになってから、私は外に出ることを許されておりませんから……。
……ですから私は、外の世界をあまりにも知らなくて……。
ですから、こうして勇者様が冒険のお話を聞くのがとっても楽しいのです!
他のお話はありませんか?
……え、告白された?
……ど、どなたにですか?
……辺境の村娘……。
……そ、そうですか! それで、勇者様は何と答えたのですか!?
会ったばかりの君と結婚することはできない?
……よかった……。
……い、いえ。何でもありません!
しかし、そうですよね。告白されますよね。
だって、勇者様、かっこいいですもの。
嘘? いいえ、嘘ではありません。
私、聖女ですよ? 嘘などつきません。
勇者様は、魔物から人を救い、世界に平和をもたらさんと努力している。
その勇姿は、誰が見てもかっこいいと思うものだと思います。
そして、もちろん鍛え抜かれた御身体と、朗らかに笑うお顔もとても愛されるものだと思います。
ふふ。照れていらっしゃるのですか?
勇者様の可愛い一面を見てしまいました。ふふっ。
……その、勇者様は、将来のこととか、考えていらっしゃるのですか?
魔王を倒す……。
あ、そうですよね。もちろん、そうですよね。
……そ、その後は?
魔王を倒した後は、とうなさるおつもりなのですか?
……何も、考えていない……ですか?
魔王を倒す為に産まれてきた。勇者としての、責任……。
……勇者様。その、疲れておりませんか?
その、勇者様もその、私と似たような境遇なのだなと思いまして……。
勇者として産まれ、人々からの期待を一身に背負い、ひたすらに努力をし続ける人生は、大変だろうな、と。
……期待されることは嬉しいこと、ですか。
……眩しいです。勇者様。私も、そんなふうに思えたら……。
すいません。愚痴のようになってしまって。
その、私は最近、不安なことがあって……。
私は聖女として幼い頃からこの教会におりますが……これから先はどうなのでしょうか。
私は一生を、この教会の中で終えるのでしょうか。
もちろん。聖女として皆様に希望を与える務めはとても名誉なものです。
しかし、私の人生は?
私だって、普通の女性で、普通の女性のように、誰かと付き合ったり、結婚したり、子供を育てたり、そのような幸せを感じたいのに……。
……ねぇ。勇者様?
もし、勇者様が魔王を倒した暁には、私をこの教会から連れ出してはくださいませんか?
魔王の恐怖がなくなれば、聖女の務めも無くなるはず……。
ですからその時は、私を聖女ではなく、普通の女性として、扱っては頂けませんか……!?
……魔王を倒すまで、何も約束できない……ですか……。
勇者様は、とても誠実な御方ですね……。
……期待してくれ?
……何を?
……そんな未来が訪れることを……。
……期待してしまって、よいのですか?
……私も、勇者様に期待して、よいのですか?
……勇者様……!
どうしてあなた様はそんなにも眩しいのですか……!
勇者だから?
ふふっ。そうですね。
勇者様は、勇者様ですものね。
……私、期待しています。
勇者様がきっと、魔王を倒し、そして、私を連れ出してくれることを。
勇者様、あなたに神のご加護があらんことを……。
……それと……。
(頬にキス)
……これは、聖女ではない、一人の少女の気持ちです。
頑張ってください。
でも、ご無理はなさらないように。
また、会いに来てくださいね。
勇者様。
あっ! 勇者様! お久しぶりでございます!
どうして我が教会に?
もしかして……私に会いに来てくださった……とか……?
え、えっ! 本当に?
私に会いに来てくださったんですか!?
……嬉しい。嬉しいです……!
さあさあ勇者様。奥へどうぞ。お茶を淹れますから。
──
ふふ。そうなのですね。僧侶さんたら、魔法使いさんがまたお酒を飲みすぎてしまったと。
勇者様のお話は本当に面白いです。
私の唯一の楽しみです。
……それ以外の楽しみ……ですか?
……残念ながらありませんね……。
幼い頃に聖女として認められ、この大聖堂に勤めることになってから、私は外に出ることを許されておりませんから……。
……ですから私は、外の世界をあまりにも知らなくて……。
ですから、こうして勇者様が冒険のお話を聞くのがとっても楽しいのです!
他のお話はありませんか?
……え、告白された?
……ど、どなたにですか?
……辺境の村娘……。
……そ、そうですか! それで、勇者様は何と答えたのですか!?
会ったばかりの君と結婚することはできない?
……よかった……。
……い、いえ。何でもありません!
しかし、そうですよね。告白されますよね。
だって、勇者様、かっこいいですもの。
嘘? いいえ、嘘ではありません。
私、聖女ですよ? 嘘などつきません。
勇者様は、魔物から人を救い、世界に平和をもたらさんと努力している。
その勇姿は、誰が見てもかっこいいと思うものだと思います。
そして、もちろん鍛え抜かれた御身体と、朗らかに笑うお顔もとても愛されるものだと思います。
ふふ。照れていらっしゃるのですか?
勇者様の可愛い一面を見てしまいました。ふふっ。
……その、勇者様は、将来のこととか、考えていらっしゃるのですか?
魔王を倒す……。
あ、そうですよね。もちろん、そうですよね。
……そ、その後は?
魔王を倒した後は、とうなさるおつもりなのですか?
……何も、考えていない……ですか?
魔王を倒す為に産まれてきた。勇者としての、責任……。
……勇者様。その、疲れておりませんか?
その、勇者様もその、私と似たような境遇なのだなと思いまして……。
勇者として産まれ、人々からの期待を一身に背負い、ひたすらに努力をし続ける人生は、大変だろうな、と。
……期待されることは嬉しいこと、ですか。
……眩しいです。勇者様。私も、そんなふうに思えたら……。
すいません。愚痴のようになってしまって。
その、私は最近、不安なことがあって……。
私は聖女として幼い頃からこの教会におりますが……これから先はどうなのでしょうか。
私は一生を、この教会の中で終えるのでしょうか。
もちろん。聖女として皆様に希望を与える務めはとても名誉なものです。
しかし、私の人生は?
私だって、普通の女性で、普通の女性のように、誰かと付き合ったり、結婚したり、子供を育てたり、そのような幸せを感じたいのに……。
……ねぇ。勇者様?
もし、勇者様が魔王を倒した暁には、私をこの教会から連れ出してはくださいませんか?
魔王の恐怖がなくなれば、聖女の務めも無くなるはず……。
ですからその時は、私を聖女ではなく、普通の女性として、扱っては頂けませんか……!?
……魔王を倒すまで、何も約束できない……ですか……。
勇者様は、とても誠実な御方ですね……。
……期待してくれ?
……何を?
……そんな未来が訪れることを……。
……期待してしまって、よいのですか?
……私も、勇者様に期待して、よいのですか?
……勇者様……!
どうしてあなた様はそんなにも眩しいのですか……!
勇者だから?
ふふっ。そうですね。
勇者様は、勇者様ですものね。
……私、期待しています。
勇者様がきっと、魔王を倒し、そして、私を連れ出してくれることを。
勇者様、あなたに神のご加護があらんことを……。
……それと……。
(頬にキス)
……これは、聖女ではない、一人の少女の気持ちです。
頑張ってください。
でも、ご無理はなさらないように。
また、会いに来てくださいね。
勇者様。
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