【あらすじ】
彼女依存型メンヘラ彼氏第1話
メンヘラ彼氏のどんな言葉に動じない彼女。愛なのか？諦めなのか？
こんなに言葉にさえ微笑んで頷く。

『』は冷たく言い放つ語彙強めでお願いします。

※こちらの台本はシリーズ全6話になっておりますが4.5.6話を除いて単話でもご使用出来ます。

《ご挨拶》
初めまして拙い本を手に取って頂きありがとうございます。

《朗読して下さる演者様へ》
話の本筋が変わらないアレンジや言い回しの変更は演者様にお任せします。
文字と読み言葉では違いが出ますので、その辺に関しましても演者様のやり易い方向でお願いいたします。

作中内のSEもあれば付けていただいて、無ければ飛ばして大丈夫です(話の流れで必要な部分のみ表現して頂ければOK)

ト書の種類
【 】 場所、シーンチェンジ、SE:指示
( ) 心情、行動、呟き
【()】彼女の心情、行動

後半の『』の台詞はヤンデレでお願いします
～～～本編～～～
【SE:ドアの開閉音】

おかえりなさい。
今日は遅かったんだね。

クンクン飲んでるの？
LINEしたんだよ…何回も…

わかってるって…ならなんで返事をくれないの？
僕寂しくて、寂しく…

うん、泣いてた。
君が帰ってこないんじゃないかって…
もしかして他の男の人の所へ行っちゃったんじゃないかって心配で心配で…

でもちゃんと帰ってきてくれたから。

そうだよここは君の家だよ…

【SE:彼女の足音】

どこ行くの？あっ着替えてシャワーだね
手伝う！

来なくていいって…どうして…
僕は君のためになんでもしてあげたいのに…どうして…そんな事言うの(半泣き声)

えっお腹すいてるから何か作って欲しい？
だからシャワーのお手伝いはいらないんだ！
何食べてきたの？和食？洋食？

洋食かぁ…ならさっぱりした物を作るからゆっくりシャワー浴びてて…
僕の手料理が好きなんだよね。

【SE:彼女の足音】
(呆れた感じで)
あぁなんでちゃんと身体を拭いて来ないかぁ床がびちゃびちゃ…
ホントに君は仕事以外は何にも出来ないんだから、僕が居なくなったらどうするの？

別に困らない…またぁどうしてそんな冷たい事ばっかり言うの…

ウザイって言わないって約束したのに…

ほら今度はめんどくさいって言った…
なんでそんなばかり…

あっそうた！夜食冷めちゃうから食べて…って最初から冷たいか(笑)

ふふ笑った…君の笑った顔みたからさっきのは許してあげる…

(耳元で)
『次、言ったら許さないよ』

ほら食べてその間に僕は床を掃除するから…
今日はどこの接待だったの？

違う、違うってじゃあ誰と飲んでたの？
ふーん男の人もいたんだ…

そうだね…

前に話したよね、男の人のいる飲み会には行かないでって…
接待は仕事だから嫌だけど、本当は嫌だけど…我慢してるんだよ。
でもそれと今日の飲み会は全然違うでしょう

そうって…
こっち来て、先に髪の毛を乾かしてあげるから…
逃げないで…ほらここに座って…
(強めに)
『座れっていてんだろ』

もう、最初から黙って座ればいいのに君は『必ず反抗するよね』

じっとしててね、じっとしてないとドライヤーを変な所にあてちゃうからやけどなんてしたら君の綺麗な肌に跡が残っちゃう。

君の肌について跡は僕の付ける噛み跡だけでいいんだから…

はい乾いた。
長くなったね…そろそろ髪の毛切らないと…

…あんまり約束破ってばっかりいると…
『夜中に切っちゃうかも僕』ふふふ

切ってもいいよって…もう君って人は…

みんな僕の事を怖がって震えたり泣いたりして、僕を受け入れてはくれなかったのに…

君は泣きもしなければ震えもしない…
僕のする事を全部受け入れてくれる。

なのに…どうして…たったこれだけの事を守ってくれないの？

僕が君をどれだけ好きか知ってるでしょう
どれだけ愛してるかわかってるでしょう

愛してる…だから許して…って君は…

だから…許してあげるから…
今夜いっぱいいじめていい…

めちゃくちゃにしてもいい？

ねぇ…今夜君を殺して僕だけのものにしてもいい？

微笑んで頷かないで…

『本当に殺しちゃうよ…』

・台本（ゆるボイ！）
【彼女依存型ヤンデレ彼１】微笑む彼女…こんな言葉にもさえも…
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
葛葉　茉白