彼女のことが大好きなヤンデレ彼氏は、
彼女を軟禁中！
家で待っている…という約束がなかなか守れない彼女…その理由が、彼氏の嫉妬を大きくさせる…
優しさを残していた彼ですが、とうとう…

ねぇ、今日…どこ行ってたの？

どこも行ってない？

嘘だ…

僕…知ってるよ

君がこっそり、会社に行ったこと…

何で知ってるのって顔…してるね…

君のことなら何でも知ってる

１日なにをしてたか、全部知ってるよ

でも、僕との約束…守ってくれなかったね

僕のことだけ考えて…待っててくれるって…

そう、約束しなかった？

僕は君を信じていたのに…

君は約束を破ったね…

可愛そうだからと、少し譲歩してあげたのに…やっぱり、もう自由はあげないよ

はい、これ…

やだなぁ…いつも君がしてる…手錠でしょ？

そんなにやだやだ言ったって

君が悪いんだから仕方ないでしょ？

はい…手出して…

そう…いい子…

やっぱり、手錠…つけなきゃいけないみたいだね

これで、またもとの生活にもどっちゃった

残念…

君とデートする夢は当分叶えられそうにないや

ねぇ、本当は君はとてもいい子なのに…

なぜ約束が守れないんだろう…

僕に知られること、わかっているのにね…

そうまでして君が、会社に行きたい理由…

僕は知ってる…

あいつに会いに行くんだろう…

君が愛したあの男…

別れた？

そんなの僕は信じてない…

取り繕うための嘘は、僕には通用しないよ…

そんなに会いたいんだ…

そんなにあの男がいいんだ…

でも、だめだよ…

僕は君を離さない

誰の手にも渡さない…

ねぇ…キスして欲しい…

お願い…

(キス)

もっと…深く…

(キス)

君からのキスはいつも僕からのお願いのキス…

君からしてくれることが僕の夢…

君はいつになったらわかるのかな？

君があいつのところへ行けば行くほど、次はないって…

違う？

何が？

ねぇ…そろそろ潮時かもしれないね…

これ以上は、僕も黙っていられないよ

優しい人を演じるのはもう、終わり…

君には僕しかいないのに…まだわからないの？

あいつも可愛そうに

君を愛したばっかりに…

でも、君はあいつのものにはなれない

ははっ、いいね！

あいつの悲しむ顔…最高！

ねぇ、僕を見て…

笑ってるでしょ

でもね…心は泣いてるんだ

君があの男のところへいくたびに

僕の心は泣いてるよ

泣いて、泣いて、君を壊したい衝動に駆られる

君がいなければ、こんな思いをすることもないのに…

こうやって、君の首に手を当てて…ゆっくり押さえてあげる…息…できる？

ふふっ、苦しい？

苦しみに歪んだ君の顔…たまらなくゾクゾクする

あー、ごめん…つい…力、入っちゃった

ごめんね…苦しかったね…

ねぇ…明日が僕からの最後のチャンスだよ

明日１日だけ手錠はずしてあげる…

いい？明日は、どこにも行っちゃだめだよ

おうちでおとなしくしてて…

僕の帰りを待ってて欲しい

もし、あの男のところへいったら…どうなるかわかってるよね…

君も、あいつも無事でいられるとは思わない方がいいよ…

二度と会えなくなると思うから…

覚えておいてね…

僕には君だけ…

大好き

…終…

・台本（ゆるボイ！）
ヤンデレ彼氏に嫉妬されて...
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
Himeko