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ドS上司の言うことがきけないの?
written by 水天使カクト
  • 職場/オフィス
  • 告白
  • ラブラブ
  • 甘々
  • 純愛
  • 睡眠導入
  • 敬語
  • 片思い
  • 切ない
  • 俺様
公開日2022年03月17日 11:23 更新日2022年03月17日 11:23
文字数
2089文字(約 6分58秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
ドSで不器用な部長
視聴者役柄
部長に一途に恋する年下女子社員
場所
会社のオフィス内~部長自宅
あらすじ
これは女性向けフリー台本です!

(台本内容)
誰に対しても怖いちょっと不器用なドS部長とそんな部長を一途に想う女子社員。そんなすれ違う想いが叶うまでのシチュエーションです!

(演者様へのお知らせ)
★女性向けフリー台本(約10分程度)
★話に影響なければアレンジやアドリブOK(効果音 BGM等もお任せで)
★初心者様、経験者様どなたでも!
★ご使用の際はTwitterもしくはpixivメールにてご一報を!
★タイトルと水天使カクトをご明記願います
★小説版【ドSな上司は私の本命】あり
※小説版からは少しアレンジしてます
本編
(会社のフロア内の雑音…あればいれる)

(フロアにいる各社員に怒号をとばす)


何やってんだ!お前は今から外回りだろ?
早くいけ!この発注書はクライアントにおくったのか?まだなら早く送れ!

はぁ…なんでちゃんとできない…まったく…


(1人の女子社員がコーヒーをくれる)

おっ!コーヒーか…ありがとな!

しかしお前はいつもミスが多いのに…なんで俺が欲しいと思った時にちゃんとコーヒーを入れてくれるんだ?


たまたまかぁ…まぁ…そうだよな…


(1人心の中…)

お前がいつも怒鳴ってる俺を気にかけるなんて…ないよな…

ただの怖い上司…だもんな…

俺はこの部署で今まで業績をあげるために必死でやってきたんだ…
ドS上司と呼ばれてもな…

あの時…面接前…オロオロしていたお前をほっとけなかった…あの時からお前は変わらない…ドジで天然で方向音痴…


お前は俺のことなんか…覚えてないだろう…


たけど…そんなお前がこの部署に異動になってから…なぜか気になって仕方ない…

なんなんだ…俺ともあろう者がこの複雑な気持ちは?


(クライアントから連絡があり発注書に目をとおす)

おい!この発注書はだれが送ったんだ!


はぁ!またお前かぁ…クライアント先に発注のサイズが間違えて届いたらしい…

お前か…やっぱり間違えてるだと!お前…送信前はあれほど確認しろといっただろ…まったく…

もういい…この件は俺がなんとかする…
とにかくお前は仕事に集中しろ!分かったな?

すみませんって…おい…泣くなって!

とにかく俺1人でクライアントのとこにいってくるから…お前はもう帰れ!



(クライアントの社長への謝罪を終え部署フロアに帰ってくる。足音あれば入れて。)

(1人言う…疲れたかんじに)

はぁ…疲れた…

しかしあのエロ社長…何が女子社員を接待に同席させればこの件はなしに…だよ。

ただたんに枕営業させたいだけじゃねぇか!ここにはそんな女子社員なんか1人もいねぇっつうの!
ふざけんな!

まぁ、こっちが今回のミス分と再発注分かぶることでなんとか納得してくれたし…
とりあえず一件落着かぁ…


(女子社員がフロア入口で聞いていたのか固まっている)

お前!なんでいる?帰れっていったろ?

ずっと待ってた?トイレから帰ってきたら声が聞こえたって?

全部聞いたのか?

(女子社員うなずく)


そうか…そんな謝んなって…

部下のバックアップをするのも俺の仕事のうちだ!
お前が気にすることじゃない!

(女子社員が接待をすると言う)

はぁ!接待うけるだと…

バカヤロー!!

お前…どういうことかわかってんのか?



本気ですって?

もういい加減にしろ!

もういい…車で送っていく…支度しろ!

(小声で…)

あんなエロ社長のとこにお前をやれるわけないだろ…



(部長の車の中…車内音あれば入れる)

もう謝んなって…まいったなぁ…


いいか…よく聞け?誰にだってミスはある…
そんなことでいちいち……そんなことやっててみろ!体がいくつあっても足んねぇんだよ!

とくにお前はな…

お前の頑張りは認めてやる!
だからこれからは確認だけはちゃんとしっかりやれ?わかったな?

ん?って…寝てるし…

はぁ…なんだよ…熱弁してやったのによ!

まぁ…お前も1日気が気じゃなかったんだろうし…疲れるわな…


(女子社員のマンションだが部屋がわからない…起こそうとするがいっこうに起きない)

おい!おい!起きろ!
マンションについたが部屋がわかんねぇ!
おい…

はぁ…まったく…
なんでこいつはこんなに無防備なんだか…

俺も男だぞ…俺だから大丈夫なものの…俺じゃなかったら…どうすんだよ…

(女子社員の顔をじっとみつめる)

しかし…こいつの寝顔…可愛いな…

でも…お前の中では俺はただの怖い上司でしかないんだろうな…


しゃーない!俺んち…連れてくか!


(車から女子社員を抱き抱え部屋のベットに
そっと寝かせる…あれば布団がすれる音)


よっぽど疲れたんだな…

朝起きたらびっくりするんだろうな…
もしや!変態扱いされるかも…はぁ…

(女子社員モゾモゾと起き出す)


おっ、もうおきたか?大丈夫か?

ん?ここ俺の部屋…
お前いくらいっても起きねぇから…

いっとくけど何もしてねぇからな!


(女子社員が何度も謝ってくる)

すみませんって…またそうやって謝る…

迷惑かけてばかりだから?

あのなぁ…だから何度も言って…

(俺が言うのをさえぎって…女子社員が社長と接待をすると言い出す)


はぁ?社長を接待するだと!

いい加減にしろ!


(女子社員の両腕をつかみベットへ押し倒す)

お前…まさか…こういうこと慣れてたりする?

初めて…?

じゃあ…接待って…何するかわかってる?

なんとなく…か…それも初めてって?

お前…初めてでそんなことやるっていったのか?

バカ!だから天然なんだよ…お前は!


じゃあ…キスも初めてか?


(女子社員うなずく)

おいおい…

なあ…俺はな…初めて会ったあの面接の日からずっとお前が気になって仕方なかったのかもしれない…

いつもそばに寄り添ってくれてたよな!

お前の中じゃ…ただの怖い上司でしかないんだろうけど…


でもやっと気づいた…

俺はお前が気になって仕方ない!
これからも俺のそばにいてほしい…


私も好きだったって?面接の時から?

じゃあ…俺たち最初から両想いだったってわけか…そうか…



なぁ…お前にキス…していいか?
可愛いすぎて…抑えられない…

目…閉じて…

(優しく唇を重ねて数回リップ音…徐々に激しく)


(すこし息づかい荒めに)

なぁ…

今…お前を…どうしようもなく…抱きたいんだが…


(彼女がうなずき優しくして…と)

わかった…優しくする…
お前が好きだ…

これからは俺の言うことだけ…聞いていればいい…わかったな…


(もう1度キス…リップ音)
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ドS上司の言うことがきけないの?
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
水天使カクト
ライター情報
初めまして!
水天使(みずてんし)カクトと申します!
普段は小説を書いてますがそれに伴う台本も執筆開始致しました。
ご興味がわきましたならば、それもあなた様との運命なのやもしれません。
どうぞよろしくお願い致します!
傾向としましてはほんわか癒し系男子作品が多いかと思います!
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