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あきらめかけた恋心  
written by 水天使カクト
  • 告白
  • 職場/オフィス
  • ラブラブ
  • 甘々
  • 色仕掛け
  • 純愛
  • 切ない
  • 片思い
  • 癒し
  • ツンデレ
  • 同僚
公開日2022年04月05日 17:57 更新日2022年04月05日 17:57
文字数
2260文字(約 7分32秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
一途に片想いする男子社員
視聴者役柄
同期の女子社員
場所
カフェ~男子社員の部屋
あらすじ
☆女性向けフリー台本です(全年齢向け)
☆小説版あり→あきらめかけた恋心【続】

(台本内容)
男性社員の主人公が長年の片想いをあきらめようと決心した時…雨がもたらした奇跡のチャンスとは…。
男性目線のちよっと切なく一途に想う純情男子の素直な気持ちを表現いただければ幸いです!
(演者様へのお知らせ)
★女性向けフリー台本(約7~8分程度)
★話に影響なければアレンジやアドリブOK(効果音 BGM等もお任せで)
★ご使用の際はTwitterもしくはpixivメールにてご一報下さい!お聴きしたく存じます
★タイトルと水天使カクトをご明記願います
本編
(仕事がおわり会社をでて1人で歩いている。足音あれば入れる)

(心の中の声)


あーあ、僕の片想いもそろそろ潮時かなぁ…

どれだけ彼女にアタックしてみてもことごとくだめだもんな…

しかもこのままじゃ…逆にストーカー扱いされてしまう…はぁ…



(ぽつぽつと雨が…すぐにどしゃ降りになってくる。雨音があれば入れる)


ん?雨?
おわ!なんだよ!めっちゃ降ってくるじゃん!


(走っているときカフェの軒下をみつけ急いで雨宿りをする)


おっ!このカフェの屋根の下で雨宿りしよう…


はぁ…なんだよ…ついてないなぁ…
まっそんな濡れなくてよかったけど…

ちょとやむまでここで待っとくか…


ん?あの娘も急に降られて大変だな…


あれ…?


(遠くの方から片想いの彼女が走ってきて僕のすぐ隣で雨宿りをする…彼女はびしょ濡れ状態でハンドタオルで拭いている)


(彼女は慌てて僕に気づかない)


大丈夫?

すごい雨だね…はいハンカチ…

ごめん…これしかないけど…



いやいや気にしないで使って…



(雨の音だけが響きわたる)


なかなかやまないなぁ…


ん?ハンカチなんていつでもいいよ…



それよりきみ…震えてる…寒いんでしょ?

かなりびしょ濡れだし…

僕シャツ1枚だから上…貸したくてもかせなくて…ごめん



大丈夫って…大丈夫じゃないでしょ…どうみても…


あーほら…くしゃみしちゃってるし…

帰り電車でしょ?

帰りつくまでに時間かかって風邪ひいちゃったら困るんじゃない?

ねぇ…よかったら僕んちすぐそこなんだけど…くる?雨の中…ちょっと走ってもらうけど…



あっいやいや…別に変な意味はないよ…


(彼女は無言…)



それに …そんな格好だし…



(彼女はまだ無言…)


そ、そうだよな…これじゃ…ただのナンパ野郎だよな!ごめんごめん…はは…



(心の声)

来るわけないか…好きでもない男の家なんかに…

にしても…この姿は…

下着も透けてるし…色気すごすぎだろ…

これで電車とか…ありえねんだけど…



(彼女から…行きたい…と)


えっ!来る?いいの?



あーいや…僕から誘っといてって感じだけど…断られると思ってたから…ちょっとびっくりした…



じゃあ…ちょっとがんばって走ろう!僕についてきて!



(自宅に到着…玄関にて)



はぁはぁ…ここだよ…はやく玄関入って…



大丈夫?はいタオル…とりあえずこれで拭いて…んで…すぐシャワー入って!服は洗濯機な…


僕はいいんだよ…あとで!きみの方が早くから濡れてたんだし…


それに……透けてんだよ…下着…


風邪ひくから早く!


(自分の姿に気づいた彼女が慌てて浴室へ…バタバタの足音あれば入れる)


あんなに真っ赤になって焦っちゃって…


しかしこっちも焦った…
危うく抱きしめてしまうとこだった…
しっかりしろ!俺…


にしても…彼女の着替えだよなぁ…


女ものなんてねえし…
とりあえず小さめのトレーナーとこの青いチェックの短パンでいいか!

俺もとりあえず着替えるか…

とりあえず脱衣所へもっていかないと…



(ドア開閉音あれば…脱衣所にそっとはいる)


なぁ…急にごめん…とりあえずの着替え…ここに置いとくな…

それと洗濯と乾燥まわしとくから…



(ドア閉める音あれば)


(リビングにて彼女のココア作りながら…)


女の子ならミルクココアでいいか…あったまるし…


はぁ…落ち着け自分…動揺してんじゃねぇよ…


ていっても…めちゃめちゃ緊張する…


(ガチャッと浴室のドアの開閉音…彼女がでてくる…ありがとうと彼女)


いや…気にしないで…ちょっとはさっぱりした?


って…その服…かわいっ……いや…丁度よくて…よかった…うん!


サイズどうかと思ったけど…きみが着るとフリルのついたワンピみたいでいいじゃん…でもやっぱちょっと大きいか…


よかったらそこ座って!

はい…ココアでいいかな?


僕もシャワーあびてくるからくつろいでて!


(心の声→まじやばいわ!可愛すぎ!どうやって抑えんだよ…この高ぶる男の本能をよ…はぁ…)


(平然を装いすました表情で浴室からでる)


ふう!さっぱりしたー!


どう?体…少しはあったまった?…ん…どうしたの?


本?全部好きなものばっかりって?


あー…それ最近好きで買っちゃったんだよね…きみも好きだったんだ…偶然だね…



(心の声→ほんとはきみの好きな本を買いあさっちゃったんだけど…)


それより今日はほんと災難だったね…


誘ってくれて助かっちゃった?

なんで?ふつう引くんじゃない?好きでもない男が家に誘ってきたら…


えっ!前から気になってたからうれしかった?


どうして?僕…ずっときみにアタックしてたけど…もう…だめかなって思って…あきらめようと決めたとこだったのに…


会社で何度も話しかけようとしてた?

全然気がつかなかった…



僕が好き?

それって…告白?

僕…きみをあきらめなくていいってこと?




まじ?それ嬉しい!やったあああ!!



(思わず彼女に抱きつく)


わあ!ご、ごめん…つい嬉しくて…


じゃあもう…きみへの気持ち…がまんしなくていいんだよね…


きみが好きだ……ずっと前から…


きみもやっといえたって?
可愛いこと…言ってくれちゃって…


ねぇ…抱きしめて…いい?


(彼女が頬を赤らめてうなずく)


うれしい…


(彼女を引き寄せ…そっと抱きしめる)



きみが僕の腕の中にいるなんて…信じられない


今夜ここに泊まらない?

ぼくのそばにいてほしい…



(彼女が顔を赤らめてうつむいている)


こっちむいて…ぼくをみて…

愛しいきみをもっと知りたい…



(キス…リップ音自由)


ごめん…君の可愛い顔みてたら…我慢できなくなっちゃった…



ん?ベットに?あ、ああ…

お、おい!!そんなひっぱったら危ないって…

わっ!



(ベットに彼女を押し倒す形で覆い被さる)


ご、ごめん…


謝ってばっかりって?


こうみえても僕は一途な純情男子だぞ…




にしてもきみ…意外に積極的なんだ…


この状況…ほんとに後悔しない?


わっ!!



(突然の彼女からのキス)


女の子からこんなに強くキスされたの…初めてかも…



僕の気持ち…わかる?


今…きみが愛しくてたまらない…


この燃えあがる気持ち…
今夜は全部受けとめてもらうから…覚悟して…



はぁ…


でも積極的なのは意外だったけど…やっぱりきみを好きになってよかった…


今日の雨には感謝しないとな…



好きだよ…

これからは…ずっと一緒だ…



(今度は自分から優しくキス…リップ音自由)
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
あきらめかけた恋心  
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
水天使カクト
ライター情報
初めまして!
水天使(みずてんし)カクトと申します!
普段は小説を書いてますがそれに伴う台本も執筆開始致しました。
ご興味がわきましたならば、それもあなた様との運命なのやもしれません。
どうぞよろしくお願い致します!
傾向としましてはほんわか癒し系男子作品が多いかと思います!
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