0
ヤンデレ一途なクノイチに捕まる
  • 監禁
  • ヤンデレ
公開日2022年03月17日 22:54 更新日2022年03月17日 22:54
文字数
1163文字(約 3分53秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
指定なし
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
本編
……起きた?おはよ。
うん、何が起きてるかわからないよね。
大丈夫、一から説明してあげる。
まず私は誰なのか。
私は暗殺や諜報を生業としてきた一族の末裔。
そうだね、わかりやすく言うと忍者ってやつかな。
まあ今は平和だからそんな仕事も減っちゃったけどね。
けど、完全に無くなったわけじゃない。
人の欲望には限界がない、だから今でもそんな依頼が来ちゃうんだ。
そう、お察しの通り今回のターゲットは君だよ。
けどさ、君にそんな覚えはないでしょ?
当然だよね、誰かに命を狙われる経験なんてある方が少ないと思うよ。
正しく言うと君の血統が問題なんだけどさ。
まあこれ以上説明しちゃうと依頼主からも怒られちゃうからこの辺にしとこうかな。
まあとにかく君の人生はここで終わり。
だから、そんな君にていあ……
わっ、急に暴れないでよ。
ってそりゃ暴れもするか、命の危機だもんね。
けどちょっとしつこいかな。
ねえ、今何が当たってるか分かる……?(声を近づける)
そう、クナ…胸?!
……エッチ……
今命が危ないんだよ?
なんて呑気なの……
けど落ち着いてくれたならよかった。
このまま話すね。
たしかに君はこのままじゃ死んじゃう。
けど一つだけ君が助かる方法があるの。
分からない?
簡単だよ、私が依頼主に嘘の報告をすればいいだけだから。
そうすれば君はもういないものとして誰にも狙われなくなるよ。
え、どうして助けるのか?
それも簡単。
君のことが……その……好き……だから……かな。
ねえ、私のことどこかで見たことない?
学校とか、よく行くファミレス、本屋さん、コンビニ。
そうだな、一番わかりやすいのはこの姿かも。
……そう、私は君のクラスメイトだよ。
私は色んな姿で君のことを見守り続けてた。
私の家では修行の一環として、里を降りて一般の人たちと暮らすの。
初めての里の外での生活に私はうまく馴染めなくて一人で過ごしてた。
けど、君は私に話しかけてくれたんだ。
覚えてる?一年生の頃に私に話しかけてくれたこと。
すごく嬉しかったんだ。
そこから君のことを知ろうと思って、君を調べているうちに君に重大な秘密があることが分かった。
それにいつか命が狙われることも。
だから同業の人たちに狙われないように君を見守り続けて誰よりも早く依頼を受けたの。
そう、君を守るためにね。
ね、私の理由は本当にシンプルなの。
けど私以外はそう簡単に認めてはくれないよね。
もしも君が生きてることがどこかに漏れれば依頼主はもちろん、私の里も黙ってない。
だから、君は一生私の監視下で暮らしてもらう。
私に君を守り切れる力があったらよかったんだけど、今の私にはこれが精一杯。
どう……かな、私は君を助けたいんだけど。
卑怯だよね、こんな提案。
君に選択の余地はないのに。
うん……うん。
これからは私の家で暮らしてもらうね。
大丈夫、私の元から離れなかったら君を守ることができるから。
だから、これからはずっと二人で暮らそうね。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ヤンデレ一途なクノイチに捕まる
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
リトルブリッジ
ライター情報
有償販売利用の条件
当サイトの利用規約に準ずる
利用実績(最大10件)
リトルブリッジ の投稿台本(最大10件)