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あたしが拗ねてるのは彼氏のせい
written by 松平蒼太郎
  • 甘々
  • カップル
  • 恋人同士
  • 純愛
  • 学生
  • 嫉妬
  • やきもち
公開日2022年10月17日 20:58 更新日2022年10月17日 20:58
文字数
663文字(約 2分13秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
彼氏
視聴者役柄
彼女
場所
通学路
あらすじ
付き合い始めてからも、彼氏はどこか他人行儀で、呼び方は未だに苗字にさんづけ。しかもいつも自分以外の誰かと仲良くしてる。そんなの嫌だ…


※本作はフリー台本師のミフジ様の作品「拗ねてしまうのは君のせい」(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18334141)を男性視点から書いたものになっております。
なお、本作の執筆にあたっては、作者様の許可を得ております。
本編
[放課後のチャイムの音]


ん?あぁ、悪い。
ちょっと待って。
人待ってるから。


いや、もうすぐクラスメイトが来るからさ。
悪いけど少しだけ待っててもらっていい?


ん、さんきゅ。すぐ終わらせてくる。


(少し長めに間を取る)


わり、待たせた。


うん、用事は済んだ。


オッケ。じゃあ帰るか。


(学校を出て、帰り道)


どうした?なんか怒ってる?


いや、どう見ても怒ってるだろ。
正直に言ってみろって。


って言われても…
顔が怒ってんだよなぁ…


え、そう?
そんな楽しそうにしてた?俺…


うーん…それってつまり
やきもち?嫉妬してるってこと?


あー、なるほどね。
拗ねてんだ。


付き合ったばっかで、
俺がちょっと
他人行儀だから。


でも可愛いな。
そういうとこ
好きだぞ。


あ〜、うん…たしかに
してないよな。
恋人っぽいこと。
それは悪かった。


えっとさ…そういうこと
しようとしたら
緊張しちまって。
あと恥ずかしかった。


うん。俺ら付き合い始めて
そんな経ってないだろ?


いきなりそういう大胆なこと
してもいいのかなーって思ってた。


まぁ要するに、俺が
チキンだったってだけの話。
不安にさせて悪かった。


うん…そっか。
そんな抱え込んでたんだ。
気づかなくてごめんな。


ほら…手ェ繋ご?
せっかくだし、恋人らしく。


ん…どういたしまして。


…うん、そっか。俺もだよ。
今、手繋いでやっと恋人同士って
感じしてるし。幸せ?


よかった。じゃあこれからは
毎日手ェ繋ごうな。


うん…うん…
恋人らしいこと、か…


そうだな。恋人らしいこと、
これからちょっとずつやっていこう。


え、何?…耳?いいけど…


(耳元で囁かれる)


ん…名前呼びね。了解。


じゃ、今度はそっちが
耳貸して…


(耳元で)
大好きだぞ、〇〇…愛してる。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
あたしが拗ねてるのは彼氏のせい
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
 pixivにてフリー台本を投稿しています。
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