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恋人の仇のヴァンパイア騎士に敗北し、無理やり眷属にされる
written by 松平蒼太郎
  • ファンタジー
  • 俺様
  • 恋人の仇
  • ヴァンパイア騎士
  • 陵辱
  • 吸血
  • 悪役
公開日2022年10月24日 18:39 更新日2022年10月24日 18:39
文字数
1092文字(約 3分39秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
ヴァンパイア騎士
視聴者役柄
女騎士
場所
某所
あらすじ
聖騎士であった恋人が人類の天敵たる最凶のヴァンパイア騎士に殺された。その仇を討つために女はヴァンパイア騎士に立ち向かうが…?
本編
どうした?そんなところで
メソメソ泣いて…


あぁ…そりゃ残念だったな。
最愛の恋人を亡くしちまって…


くくっ…いい目してんじゃねえか。
俺のことが憎いか?


まぁな。そいつを殺したのは
この俺だからな。


ははっ…なんでもクソもあるか。
敵だから殺した。それだけだ。


俺は全て壊すと決めた。
俺に刃向かってくる奴すべて。


最強のヴァンパイア騎士として…
人間は残らず狩り尽くしてやるよ。


にしても、人間ってのはつくづく脆弱だな。
俺が少し本気を出したらすぐ壊れちまう。


聖騎士と呼ばれてる連中なら
少しは楽しませてくれると思ったんだが…
とんだ期待はずれだな。


そこの墓場で眠ってる男もそうだ。
俺を単独で狩りに来て、俺に敗れた。
要するに犬死にだ。


こいよ…お前も騎士の端くれなら
俺を殺してみせろ。


恋人の仇、とりたいんだろ?
だったら今がチャンスだ。


くくっ…それでいい。
もっと俺に殺意をぶつけろ。


そうやって俺に殺意を
向けてきた奴は残らず死んだ。
俺の手によって。


女を相手にすんのは
初めてだが…これまでの
奴らと同じように、たっぷり
遊んでやるよ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ハァ…剣の技量はいいが…
ちょいと膂力が足りねえな。


けど気に入った。
お前みたいな女は大好きだ。


あぁ。本気で俺を殺そうと
してきた女はお前が初めてだ。


今まで会ってきた女どもは全員
俺に怯えてたからな。


力の差を証明されても
諦めないその眼差し…
心が折れていない証拠だ。
よほど俺が憎いとみえる。


当たり前、か…だったら
あの男は殺して正解だったな。


アイツも最期まで俺を倒す
ことを諦めなかった。
今のお前と同じ眼をしてた。


お前らは本当にお似合いの
カップルだったってわけだ…
くくく…


悪い。長話が過ぎたな。
そろそろ決着をつけようか。


最後まで足掻いてくれよ?
そうしなきゃ、楽しみ甲斐がないからな。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


終わったな。俺の勝ちだ。


くくっ…そうか。
あの男と同じ場所に
送ってほしいか。


無理だな。お前のことは
気に入ったからな。


これしきのことで絶望すんなよ…
あの男の代わりに俺がお前を
愛してやるっつってんだよ。


お前は俺に初めて反抗らしい
反抗をしてくれた女だからな。
愛してやらねえと勿体ない。


(抱き上げる)


軽い…こんな軽い身体で
よく俺に立ち向かおうと
してくれたもんだ。


指一本動かす気力もねえか。
まぁそうしたのは俺だがな。


俺を楽しませた褒美だ…
お前を俺の眷属にしてやるよ。


あぁ。お前をこんなところで
死なせやしない。


俺の眷属として
俺のために生きろ。


そしていつか
それがよかったと
思わせてやる。


「ご主人様のために
生きれてよかったです」って
言わせてやるよ。


これからじっくり調教してやる…
俺の眷属騎士として…な?


(吸血)
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
恋人の仇のヴァンパイア騎士に敗北し、無理やり眷属にされる
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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