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公開日2023年04月27日 21:09
更新日2023年05月24日 21:32
文字数
3361文字(約 11分13秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
指定なし
演者人数
2 人
演者役柄
主人公は幼稚園に通っているカナコちゃん。
視聴者役柄
指定なし
場所
幼稚園
あらすじ
主人公は幼稚園に通っているカナコちゃん。
お遊戯会でシンデレラをやることになりました。
カナコちゃんは、どうしてもシンデレラになりたいようですよ?
<登場人物>
☆かなこ
幼稚園の年長さん。
ちょっぴりおませな女の子。
同じ組にケンタくんと言うフィアンセがいる。
☆アンサンブル
以下の配役を兼任。(別のキャスト様での配役でもOK)
1.先生
かなこの組の先生。(25歳くらいを想定)
2.しおり
カナコと同じ幼稚園の年長さん
今回、シンデレラの役をかなこと争うことになった。
おしとやかで引っ込み思案な女の子
お遊戯会でシンデレラをやることになりました。
カナコちゃんは、どうしてもシンデレラになりたいようですよ?
<登場人物>
☆かなこ
幼稚園の年長さん。
ちょっぴりおませな女の子。
同じ組にケンタくんと言うフィアンセがいる。
☆アンサンブル
以下の配役を兼任。(別のキャスト様での配役でもOK)
1.先生
かなこの組の先生。(25歳くらいを想定)
2.しおり
カナコと同じ幼稚園の年長さん
今回、シンデレラの役をかなこと争うことになった。
おしとやかで引っ込み思案な女の子
本編
カナコ:あのね、今度、カナコの幼稚園でね、おゆうぎかいするの。
カナコ:カナコのいるアヒル組では、シンデレラをやるんだって!
カナコ:カナコ、シンデレラ知ってるよ。
カナコ:ママに絵本読んでもらったこと何回もあるんだ!
カナコ:それでね、王子さまとシンデレラの役は、りっこうほした人の中から選ぶんだって。
カナコ:りっこうほって、シンデレラやりたい!って手をあげることなんだ。
カナコ:それでね、あひる組のみんなで、シンデレラと王子さまを選ぶの。
カナコ:王子さまは、きっと、ぜったい、ケンタくんになるの。
カナコ:あ、ケンタくんはね、カナコのふぃあんせなんだよ。
カナコ:へへー。ふぃあんせは、将来、結婚の約束をした人のことを言うんだよ?
カナコ:ふぃあんせのケンタくんが、王子さまになるから、カナコはシンデレラにならなきゃいけないの。
カナコ:ぜったいぜったいシンデレラにならなきゃいけないの。
カナコ:だって、カナコはケンタくんのふぃあんせなのに、他の子がシンデレラになるのは、おかしいでしょ?
カナコ:ケンタくんだって、カナコがシンデレラが良いって言ってるよ。カナコ頑張らなくちゃ!
カナコ:だからね。
カナコ:あひる組のみんなに、『シンデレラには、カナコを選んでね』ってお願いしたの。ケンタくんも手伝ってくれて嬉しかった!
カナコ:もう頑張って、全員にお願いしちゃった。
カナコ:みんな「うん」って言ってくれたから、もう大丈夫!
カナコ:そして、ついに、シンデレラを決める日がきたの。
カナコ:まず、王子さま。
アンサンブル(先生):王子さま、やりたいひとー!
アンサンブル(先生):
カナコ:ケンタくんが、ぴしって手をあげた。
カナコ:わあ、かっこいい!
カナコ:……あ、もう1人手をあげてる!
カナコ:ヒカルくんだ!
カナコ:ヒカルくんも人気あるんだよー。
カナコ:ケンタくんぴんちだ!
カナコ:がんばれケンタくん!
カナコ:うわーどきどきする。
カナコ:りっこうほしたのは、ケンタくんとヒカルくんの2人。
カナコ:だから、みんなで王子さまを選ぶことになったの。
アンサンブル(先生):ヒカルくんが良いひとー!
カナコ:わあ、いっぱい手があがってる!
カナコ:やっぱりヒカルくん人気あるなあ……
カナコ:先生が数えてる。
カナコ:いち、にい、さん……何人かな?
カナコ:じゅうに……だって!
カナコ:うわあ、たくさんいるなあ……
カナコ:次は、ケンタくん。がんばれ!
アンサンブル(先生):ケンタくんが良いひとー!
カナコ:「はーい! はいはい!」
カナコ:カナコ、両手を挙げて、大きな声で返事したの。
カナコ:だって、先生、カナコだけで2回数えるかもしれないじゃない?
カナコ:どうかなどうかな?
カナコ:どきどきが止まらないよう……
カナコ:いち、にい、さん……
カナコ:わ、何人だろう?
カナコ:じゅうさん……だって!
カナコ:じゅうさんは、じゅうにより多い……よね?
カナコ:やったあ!
カナコ:ケンタくんが王子さまだあ!
カナコ:ケンタくんおめでとう!
カナコ:いよいよ次は、シンデレラ、カナコの番。
アンサンブル(先生):シンデレラやりたいひとー!
カナコ:「はい!はいはいはいはい!はーい!」
カナコ:元気よく手を上げたら、先生笑ってた。
アンサンブル(先生):他にシンデレラやりたい子いるー?
カナコ:え? いないのかな。
カナコ:じゃあ、カナコがシンデレラ? やったあ!
アンサンブル(先生):じゃあ、シンデレラは、カナコちゃ……あれ?
カナコ:先生が、カナコに決めそうになったところで、誰かを見たの。
カナコ:シオリちゃん!
カナコ:シオリちゃんが、遠慮がちに目立たないように手をあげてた。
カナコ:うわー。惜しかったあ。
カナコ:もう少しで、カナコがシンデレラだったのに!
カナコ:シオリちゃんって、人気あるんだよなあ……
カナコ:とっても可愛くて、おしとやかで、それで優しいの!カナコも大好きなんだあ……
カナコ:ちょっぴり複雑だなあ。
カナコ:だって、シオリちゃん、シンデレラ似合いそうだもん。
カナコ:でも、みんなカナコに手をあげてくれるって言ってくれたから、大丈夫だよね?
アンサンブル(先生):カナコちゃんがいいひとー!
カナコ:あ、ケンタくんが手をあげてくれてる! うれしいよー。
カナコ:先生が数を数えてる。
カナコ:いち、にぃ、さん、よん、ご……
アンサンブル(先生):カナコちゃん、はちにん!
カナコ:あれれ?
カナコ:はちにん……だって。
カナコ:みんなカナコを選んでくれるって言ってたのに!
カナコ:ひどいよー。
アンサンブル(先生):シオリちゃんがいいひとー!
カナコ:うわっ!すごい手があがってる!
カナコ:カナコがお願いした子も手をあげてる。
カナコ:悲しいなあ……
カナコ:いち、にぃ、さん……
カナコ:うわあ、どうかなどうかな
カナコ:よん、ご……
カナコ:神さま、おねがい!
カナコ:カナコ良い子にするから、シンデレラにしてください!
アンサンブル(先生):シオリちゃん、じゅうななにん!
カナコ:……え?
カナコ:カナコが、はちで、シオリちゃんが、じゅうなな……
アンサンブル(先生):シンデレラは、シオリちゃんになりました。
カナコ:シンデレラは、シオリ……ちゃん……
カナコ:「うわあああああーん!」
カナコ:なんで?
カナコ:なんで?
カナコ:なんでカナコがシンデレラじゃないの?
カナコ:ケンタくんが王子さまなのに、なんでカナコがシンデレラじゃないの?
カナコ:だって、カナコはふぃあんせなんだよ?
カナコ:ケンタくんのふぃあんせなんだよ?
カナコ:なんで、シオリちゃんがシンデレラなの?
カナコ:「うわーーーん!」
カナコ:大声で泣くカナコに先生が何か言ってるけど、もうカナコ何が何だかわからないよ。
アンサンブル(シオリ):「ねえ、カナコちゃん。」
カナコ:あれ?誰かが頭をナデナデしてくれてる。
カナコ:先生の大きなおててじゃない。……誰?
カナコ:そっと顔をあげると、シオリちゃんが心配そうにカナコのことを見つめていた。
カナコ:長い綺麗な髪に、大きなおめめに、真っ白な肌。
アンサンブル(シオリ):「カナコちゃん、泣かないで?」
カナコ:シオリちゃんが、ずっとヨシヨシしてくれている。カナコ、シオリちゃんが綺麗で見とれちゃって、泣くのを忘れちゃった。
アンサンブル(シオリ):「カナコちゃん、シンデレラ……ごめんね。」
カナコ:かすれるほどに小さな声で、シオリちゃんはカナコに謝ったの。
カナコ:それでね、シオリちゃんの目が、どんどん潤んでいった。
カナコ:「んーん。カナコこそ、泣いちゃってごめんね。」
アンサンブル(シオリ):「カナコちゃん……うわーん!」
カナコ:カナコが謝ったら、シオリちゃんが余計に泣いちゃった。
カナコ:どうしよう……シオリちゃんは何も悪くないのに。
カナコ:先に泣いたカナコのほうが悪いのに。
カナコ:シオリちゃん、泣かないで?
カナコ:お願いだから、カナコが悪かったから、泣かないで?
カナコ:「うわーん!」
カナコ:なんか、カナコも悲しくなっちゃって、シオリちゃんと一緒に、わんわん泣いちゃった。
カナコ:先生も困った様子で、カナコとシオリちゃんの頭をずっとナデナデしてくれた。
カナコ:でも、先生は、カナコがシンデレラになれなかったから泣いていると思ってるかな。
カナコ:ううん。違うの。
カナコ:シオリちゃんが謝ってくれたら、シンデレラのことなんて、どうでも良くなっちゃった。
カナコ:だって、カナコ、シオリちゃんのことが大好きだから。
カナコ:やっと、気持ちが落ち着いてきて、顔をあげたら、シオリちゃんとちょうど目が合ったの。
カナコ:それがね、ほんとに同時に顔を上げて目が合ったから、なんか面白くなっちゃって。
カナコ:シオリちゃんも同じだったみたいで。
カナコ:「あはははははっ!」
アンサンブル(シオリ):うふふふふふっ!
カナコ:一緒に笑っちゃった。
カナコ:そしたら、先生驚いちゃって、「どうしたの?」って。
カナコ:「んーん、なんでもないよねー!シオリちゃん、いこっ!」
アンサンブル(シオリ):「うん!」
カナコ:シオリちゃんと手をつないで、おそとに出ちゃった。
カナコ:ごめんね、先生。
カナコ:シオリちゃんにだったら、ちょっとだけ、ケンタくん貸してあげる!
カナコ:ホントに、ちょっとだけだよ……?
カナコ:だってケンタくんは、カナコのふぃあんせなんだからね!
カナコ:カナコのいるアヒル組では、シンデレラをやるんだって!
カナコ:カナコ、シンデレラ知ってるよ。
カナコ:ママに絵本読んでもらったこと何回もあるんだ!
カナコ:それでね、王子さまとシンデレラの役は、りっこうほした人の中から選ぶんだって。
カナコ:りっこうほって、シンデレラやりたい!って手をあげることなんだ。
カナコ:それでね、あひる組のみんなで、シンデレラと王子さまを選ぶの。
カナコ:王子さまは、きっと、ぜったい、ケンタくんになるの。
カナコ:あ、ケンタくんはね、カナコのふぃあんせなんだよ。
カナコ:へへー。ふぃあんせは、将来、結婚の約束をした人のことを言うんだよ?
カナコ:ふぃあんせのケンタくんが、王子さまになるから、カナコはシンデレラにならなきゃいけないの。
カナコ:ぜったいぜったいシンデレラにならなきゃいけないの。
カナコ:だって、カナコはケンタくんのふぃあんせなのに、他の子がシンデレラになるのは、おかしいでしょ?
カナコ:ケンタくんだって、カナコがシンデレラが良いって言ってるよ。カナコ頑張らなくちゃ!
カナコ:だからね。
カナコ:あひる組のみんなに、『シンデレラには、カナコを選んでね』ってお願いしたの。ケンタくんも手伝ってくれて嬉しかった!
カナコ:もう頑張って、全員にお願いしちゃった。
カナコ:みんな「うん」って言ってくれたから、もう大丈夫!
カナコ:そして、ついに、シンデレラを決める日がきたの。
カナコ:まず、王子さま。
アンサンブル(先生):王子さま、やりたいひとー!
アンサンブル(先生):
カナコ:ケンタくんが、ぴしって手をあげた。
カナコ:わあ、かっこいい!
カナコ:……あ、もう1人手をあげてる!
カナコ:ヒカルくんだ!
カナコ:ヒカルくんも人気あるんだよー。
カナコ:ケンタくんぴんちだ!
カナコ:がんばれケンタくん!
カナコ:うわーどきどきする。
カナコ:りっこうほしたのは、ケンタくんとヒカルくんの2人。
カナコ:だから、みんなで王子さまを選ぶことになったの。
アンサンブル(先生):ヒカルくんが良いひとー!
カナコ:わあ、いっぱい手があがってる!
カナコ:やっぱりヒカルくん人気あるなあ……
カナコ:先生が数えてる。
カナコ:いち、にい、さん……何人かな?
カナコ:じゅうに……だって!
カナコ:うわあ、たくさんいるなあ……
カナコ:次は、ケンタくん。がんばれ!
アンサンブル(先生):ケンタくんが良いひとー!
カナコ:「はーい! はいはい!」
カナコ:カナコ、両手を挙げて、大きな声で返事したの。
カナコ:だって、先生、カナコだけで2回数えるかもしれないじゃない?
カナコ:どうかなどうかな?
カナコ:どきどきが止まらないよう……
カナコ:いち、にい、さん……
カナコ:わ、何人だろう?
カナコ:じゅうさん……だって!
カナコ:じゅうさんは、じゅうにより多い……よね?
カナコ:やったあ!
カナコ:ケンタくんが王子さまだあ!
カナコ:ケンタくんおめでとう!
カナコ:いよいよ次は、シンデレラ、カナコの番。
アンサンブル(先生):シンデレラやりたいひとー!
カナコ:「はい!はいはいはいはい!はーい!」
カナコ:元気よく手を上げたら、先生笑ってた。
アンサンブル(先生):他にシンデレラやりたい子いるー?
カナコ:え? いないのかな。
カナコ:じゃあ、カナコがシンデレラ? やったあ!
アンサンブル(先生):じゃあ、シンデレラは、カナコちゃ……あれ?
カナコ:先生が、カナコに決めそうになったところで、誰かを見たの。
カナコ:シオリちゃん!
カナコ:シオリちゃんが、遠慮がちに目立たないように手をあげてた。
カナコ:うわー。惜しかったあ。
カナコ:もう少しで、カナコがシンデレラだったのに!
カナコ:シオリちゃんって、人気あるんだよなあ……
カナコ:とっても可愛くて、おしとやかで、それで優しいの!カナコも大好きなんだあ……
カナコ:ちょっぴり複雑だなあ。
カナコ:だって、シオリちゃん、シンデレラ似合いそうだもん。
カナコ:でも、みんなカナコに手をあげてくれるって言ってくれたから、大丈夫だよね?
アンサンブル(先生):カナコちゃんがいいひとー!
カナコ:あ、ケンタくんが手をあげてくれてる! うれしいよー。
カナコ:先生が数を数えてる。
カナコ:いち、にぃ、さん、よん、ご……
アンサンブル(先生):カナコちゃん、はちにん!
カナコ:あれれ?
カナコ:はちにん……だって。
カナコ:みんなカナコを選んでくれるって言ってたのに!
カナコ:ひどいよー。
アンサンブル(先生):シオリちゃんがいいひとー!
カナコ:うわっ!すごい手があがってる!
カナコ:カナコがお願いした子も手をあげてる。
カナコ:悲しいなあ……
カナコ:いち、にぃ、さん……
カナコ:うわあ、どうかなどうかな
カナコ:よん、ご……
カナコ:神さま、おねがい!
カナコ:カナコ良い子にするから、シンデレラにしてください!
アンサンブル(先生):シオリちゃん、じゅうななにん!
カナコ:……え?
カナコ:カナコが、はちで、シオリちゃんが、じゅうなな……
アンサンブル(先生):シンデレラは、シオリちゃんになりました。
カナコ:シンデレラは、シオリ……ちゃん……
カナコ:「うわあああああーん!」
カナコ:なんで?
カナコ:なんで?
カナコ:なんでカナコがシンデレラじゃないの?
カナコ:ケンタくんが王子さまなのに、なんでカナコがシンデレラじゃないの?
カナコ:だって、カナコはふぃあんせなんだよ?
カナコ:ケンタくんのふぃあんせなんだよ?
カナコ:なんで、シオリちゃんがシンデレラなの?
カナコ:「うわーーーん!」
カナコ:大声で泣くカナコに先生が何か言ってるけど、もうカナコ何が何だかわからないよ。
アンサンブル(シオリ):「ねえ、カナコちゃん。」
カナコ:あれ?誰かが頭をナデナデしてくれてる。
カナコ:先生の大きなおててじゃない。……誰?
カナコ:そっと顔をあげると、シオリちゃんが心配そうにカナコのことを見つめていた。
カナコ:長い綺麗な髪に、大きなおめめに、真っ白な肌。
アンサンブル(シオリ):「カナコちゃん、泣かないで?」
カナコ:シオリちゃんが、ずっとヨシヨシしてくれている。カナコ、シオリちゃんが綺麗で見とれちゃって、泣くのを忘れちゃった。
アンサンブル(シオリ):「カナコちゃん、シンデレラ……ごめんね。」
カナコ:かすれるほどに小さな声で、シオリちゃんはカナコに謝ったの。
カナコ:それでね、シオリちゃんの目が、どんどん潤んでいった。
カナコ:「んーん。カナコこそ、泣いちゃってごめんね。」
アンサンブル(シオリ):「カナコちゃん……うわーん!」
カナコ:カナコが謝ったら、シオリちゃんが余計に泣いちゃった。
カナコ:どうしよう……シオリちゃんは何も悪くないのに。
カナコ:先に泣いたカナコのほうが悪いのに。
カナコ:シオリちゃん、泣かないで?
カナコ:お願いだから、カナコが悪かったから、泣かないで?
カナコ:「うわーん!」
カナコ:なんか、カナコも悲しくなっちゃって、シオリちゃんと一緒に、わんわん泣いちゃった。
カナコ:先生も困った様子で、カナコとシオリちゃんの頭をずっとナデナデしてくれた。
カナコ:でも、先生は、カナコがシンデレラになれなかったから泣いていると思ってるかな。
カナコ:ううん。違うの。
カナコ:シオリちゃんが謝ってくれたら、シンデレラのことなんて、どうでも良くなっちゃった。
カナコ:だって、カナコ、シオリちゃんのことが大好きだから。
カナコ:やっと、気持ちが落ち着いてきて、顔をあげたら、シオリちゃんとちょうど目が合ったの。
カナコ:それがね、ほんとに同時に顔を上げて目が合ったから、なんか面白くなっちゃって。
カナコ:シオリちゃんも同じだったみたいで。
カナコ:「あはははははっ!」
アンサンブル(シオリ):うふふふふふっ!
カナコ:一緒に笑っちゃった。
カナコ:そしたら、先生驚いちゃって、「どうしたの?」って。
カナコ:「んーん、なんでもないよねー!シオリちゃん、いこっ!」
アンサンブル(シオリ):「うん!」
カナコ:シオリちゃんと手をつないで、おそとに出ちゃった。
カナコ:ごめんね、先生。
カナコ:シオリちゃんにだったら、ちょっとだけ、ケンタくん貸してあげる!
カナコ:ホントに、ちょっとだけだよ……?
カナコ:だってケンタくんは、カナコのふぃあんせなんだからね!
クレジット
ライター情報
猫と初音ミクを溺愛しているライターです。
コメディ、日常、メンヘラ、そして百合&ライトBL
ゆるふわ台本多め
コメディ、日常、メンヘラ、そして百合&ライトBL
ゆるふわ台本多め
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クレジットに「ライター:ニクキューP (Twitter: @tomox9209)」の明記をお願いします。
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