髪フェチの同棲彼氏が、彼女の髪が他の男に触られたと知って、ヤキモチを妬く話。ヤンデレじゃなくてちょっと独占欲が強いだけ、多分。

おかえり…って、どうした？そんな浮かない顔して…


何？謝りたいことって…


…そっか。髪、触られたんだ…他の男に。


あぁ、分かってる。お前にその気が無かったことにぐらい。


よく正直に言ったな…えらいぞ。


こっちこい…ギュッてしてやる。


(抱きしめて匂いを嗅ぐ)


…たしかに臭い。触られたのは本当らしいな。


あぁ…ちょっと怒ってる。お前にも、その男にも。


この髪は俺だけのモノなんだ…それを他の奴に触られたとこ想像しただけで吐き気がする。


あとで徹底的に髪は洗ってやる。知らねえ男の残り香なんて気持ち悪いだけだからな。


償い？そうだな…脇、触るぞ。


(くすぐり攻撃)


…罰としてはこんなところか。お疲れさん。


あぁ。笑い殺そうと思ってた。本気でムカついたし。


もう謝らなくていい。お仕置きは今ので済んだから。


うん、許した。だからそんなにビクビクするな。


(再び優しく抱きしめる)


悪い…さっきは少し怖がらせたな。


そっか…そう言ってもらえると助かる。


当たり前だ。今もお前のことは好きだよ。


キス、していい？てか、するけど。


(ライトキス)


…こんなもんじゃ満足しない？


じゃあ、もう少し深く、舌を絡めて…


(ディープキス)


ん、どういたしまして。俺も気持ちよかった。


シャワー浴びるか。匂い、取らなきゃだしな。


あぁ。俺が洗ってやる。しっかり丁寧に、な？


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


さっぱりしたな。いい匂いもする。


あぁ…俺好みの匂いだ。やっと元のお前に戻ったって感じ。


…バレてたか。さっきのキスとハグが本気じゃなかったの…


そりゃあな…他の男に髪を許した状態のお前に、無遠慮にベタベタ触れたくなかったから。


…気、悪くした？けどそれが俺の本音だから。


あぁ…今度はちゃんと抱いてやる。


(抱きしめてキス)


さっきよりも満足したろ…？


そっか…じゃあ髪もちゃんと触る。


(髪を撫でる)


ちゃんと手入れしてんだな…俺のためか？


そ…自惚れじゃなくてよかった。


まぁな…世界で一番好きな髪だから。


誰にも譲りたくないし、触らせたくもない。


こんなふうに優しく触れるのは俺だけ…だろ？


あぁ…もしまた触られたらちゃんと言ってくれ。今日みたいにきっちり洗ってやるから。


お仕置きは…まぁ、その時に考える。


痛いことはしない。お前の苦しむ姿見ても、嬉しくないから。


そろそろベッド行くか…一緒に寝よう。


……珍しいな。お前から誘ってくるなんて。


でも…今日のお詫びに〜とか考えてるなら、ヤらないぞ？


当たり前だろ。そんな気持ちでヤっても、お前が気持ち良くなれないから。


だから今日は大人しく寝よう。お前の気持ちが前向きになった時にまた。


うん、そういうこと。電気、消すぞ…


(消灯して布団に潜り込む)


明日、デートに行こう。少し遠くまで。


あぁ。シーズンじゃないけど、海でも見に行くか。


大丈夫。明日は晴れらしいし…気温もちょうどいいと思うから。


たまには外で二人でのんびり過ごそう。


そうだな…楽しみにしてる、お前の明日の格好。


あ、髪の手入れは俺がしたい。ダメか？


ありがとう。じゃあそうさせてもらう。


(彼女が抱きついてくる)


んっ…髪、撫でられながら寝たい？


了解…ゆっくり撫でてやるから、そのまま寝ていいよ。


(彼女の髪をゆっくり溶く)


好きだ…愛してる。


お前のこと、ずっと独占させてくれ…頼む。


ん、ありがとう…俺もいい夢見れそうだ。おやすみ…

・台本（ゆるボイ！）
髪フェチの同棲彼氏はどこまでも彼女を独占したい
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎