ゆりふわ～ゆるゆるふわふわ百合物語～

「彼氏いない歴＝年齢」の瑠奈《るな》と「ダメ男ホイホイ」の結衣《ゆい》の仲良しＪＤゆるふわ会話劇の第２話

お試しの付き合いが始まった結衣と瑠奈。
瑠奈のことが大好きな結衣は、瑠奈にせまりまくります。


＜補足＞
・本シナリオは、長ゼリフが、ほぼ無いので、噛み辛い作品となっています。
・瑠奈、結衣、２人の掛け合いをテンポ良く、そして、楽しんで演じて頂けたら嬉しいです。
・瑠奈、結衣は東京人ですが、時々エセ関西弁を使います。騙されないようにしましょう。
・物語中に、ほんの少し百合表現、性的描写がありますので苦手な方はご注意ください。

瑠奈《るな》
大学一年生
「彼氏いない歴＝年齢」
ボーイッシュで男友達は多いのだが、恋愛まで発展しない。
スレンダー体形

結衣《ゆい》
大学一年生
恋愛が長続きしないゆるふわ天然キャラ、そして「ダメ男ホイホイ」
男が振り返って二度見するほどの巨乳を持つ

瑠奈：やほやほ結衣たん！
：
0：結衣は瑠奈を呼び捨て
結衣：やほやほ瑠奈！
：
瑠奈：いやー。今日は良い天気だねー……って、え？
結衣：ん？
：
瑠奈：なんだ？
結衣：かんだ？
：
瑠奈：違う！
結衣：違うの？
：
瑠奈：全っ然、違うよ。
結衣：じゃあ、何かな？　瑠奈。
：
瑠奈：それだよ！
結衣：どれだよ！
：
瑠奈：結衣ちゃんが私のことを呼び捨てにしている衝撃的な事案発生！
結衣：事案発生！
：
瑠奈：急に、どしたん？
：
0：甘えて聞く結衣
結衣：ダメ？
：
瑠奈：ダメじゃあ無いけどさー。
結衣：じゃあ、いいじゃんいいじゃん！
：
瑠奈：なんだそのノリは笑
結衣：だって瑠奈ちゃんは、僕の彼女なんだぜっ！
：
瑠奈：そうだった！
結衣：忘れてるとかひどい！
：
瑠奈：まあ、お試しだけどな。
結衣：お試し！　そうだった！　「ゆりふわ」第一話さんしょー。
：
瑠奈：誰に言ってるの？
結衣：いや、なんとなく。
：
瑠奈：お試し彼女。
結衣：わーい！　瑠奈は、僕のかのじょー！
：
瑠奈：うわっ！　抱きついてきた！
：
0：（甘えて聞く結衣）
結衣：いや？
：
瑠奈：イヤじゃないけど。結衣ちゃんてば、ちょいちょい甘えてくんな。
結衣：甘えたガール結衣です、こんにちは。
：
瑠奈：こんにちは、じゃないって！　恥ずかしいよ。
結衣：照れる瑠奈、ご馳走でしか無い。
：
瑠奈：もう、苦しいよー！
結衣：いいじゃーん。彼女なんだしー。
：
瑠奈：つうか、おっぱいの圧迫感が……ぱない。
結衣：まあな。むしろ押しつけてるからな。
：
瑠奈：これで、私も巨乳だったらどうなるのかな。おっぱい同志がぶつかって、反発すんのかな。
結衣：大爆発だーっ！
：
瑠奈：間違いなく吹っ飛ぶな。
結衣：瑠奈が貧乳で良かった説。
：
瑠奈：殺意しかわかねえ……
結衣：瑠奈だったら殺されてもいい！
：
瑠奈：健気やな。
結衣：やろ？
：
瑠奈：ああ、でも結衣ちゃん低身長ガールだから、私の胸が大きかったとしても、上下でズレるから大丈夫か。
結衣：合体的な？　がっしゃーん。的な？
：
瑠奈：おっぱい合体とか。笑う。
結衣：合体ロボなりそうやなっ。
：
瑠奈：合体！　おっぱいロボ！
結衣：僕たちが地球を守る！
：
瑠奈：おっぱいは、地球を救う！
結衣：それな。だがしかし、残念なことに瑠奈のおっぱいは小さかった。
：
瑠奈：合体失敗。
結衣：しっぱおっぱいだった。
：
瑠奈：なによ、しっぱおっぱいって。
結衣：なんとなく。
：
瑠奈：って、いつまで抱きついてるのよー。
結衣：とりま瑠奈から怒られるまでは。
：
瑠奈：こらっ！
結衣：いややっ！　離さへんでー！
：
瑠奈：なんとっ！　怒られたら離すんじゃなかったんかいっ！
結衣：怒られても離したくなさすぎた。前言撤回。
：
瑠奈：撤回すんのかいっ！　まったくもう……結衣ちゃん、私のこと大好きすぎでしょ。
結衣：うん。大しゅき。
：
瑠奈：お、結衣ちゃんのつむじ発見。
結衣：み、見たなあ！
：
瑠奈：ほんと、小さくて、痩せてて、胸大きいとか。モテ要素が結衣ちゃんの中に、全部詰め込まれてるよね。
結衣：お得なセットになっております。
：
瑠奈：ここから、更に！
結衣：更に！
：
瑠奈：大幅値下げ！
結衣：なんと！　お得！
：
瑠奈：番組終了から３０分間、オペレーターを増員してお待ちしております！
結衣：お電話おまちしてまーす！
：
瑠奈：ええんか。
結衣：え？
：
瑠奈：結衣ちゃん大幅値下げ。
結衣：瑠奈限定でのお値下げ！
：
瑠奈：限定とな！　わい限定に弱い案件。
結衣：えへへ。瑠奈限定だよ？
：
瑠奈：くはあ！　上目遣いで見つめるなよー。
結衣：えへへ。瑠奈ちゃん照れてゆ。
：
瑠奈：そんないじめないでよ！　まだお試しの彼女なんだからねっ！
結衣：お試しだから、一通り試しておかないと！
：
瑠奈：思考が前向き！
結衣：まかせろっ！
：
瑠奈：結衣ちゃんに任せたら大変なことになるから、任せられない。
結衣：ひどーい。ところで僕、背伸びしたら瑠奈に届くかな。
：
瑠奈：だから顔近いってー！
結衣：身長差の確認だよー。瑠奈、ちょっと下向いて？
：
瑠奈：え、なに？
：
結衣：よいしょっと。
：
0：間１秒　ちゅ、は普通の読みでＯＫ、リップ音不要
結衣：ちゅ。
：
瑠奈：え、え？
結衣：へへへ。瑠奈のファーストキスげっとだぜっ！
瑠奈：ええー？！　なに？　なに？　何が起こったの？
結衣：なーんも起きてないよー。
：
瑠奈：いや、なんも起きてなくなくなくなくなくない？　あれ、あれ？
結衣：混乱している瑠奈が、可愛い事案発生中。
：
瑠奈：結衣ちゃんの唇と、私の唇がくっついて……ぷにゅって柔らかくて……これって、キス？！
結衣：食レポかっ！　確かにおいちかったけども。
：
瑠奈：おいちいとか、やめてっ！　いや、まさか……これが噂の。
結衣：言ってるじゃん。瑠奈のファーストキスげっとだぜっ！　って。
：
瑠奈：ふわわわわわ。まだ、恋人お試し期間中だから、そう言うサービスはやっておりません。本会員になってからのサービスです！
結衣：ええー？！　いいじゃあん！
：
瑠奈：だめです！　お試しは一部サービスのみのご利用になります。
結衣：じゃあ、本会員になりますっ！
：
瑠奈：お待ちくださいお客様？
結衣：はい。なんでしょう。
：
瑠奈：本会員は、お試し期間が終了してからの入会となります。
結衣：そこを何とか。
：
瑠奈：それは私の一存《いちぞん》ではなんとも……
結衣：じゃあ、偉い人呼んできてっ！
：
瑠奈：申し訳ございません。それはいたしかねます。
結衣：ええから上出せやボゲぇ！！　姉ちゃんじゃ話にならんのやー。
：
瑠奈：やめてください、お客様。
結衣：こっちは遊びでやってるわけやないんや。はよ出せや！
：
0：（瑠奈　素に戻る）
瑠奈：もう、誰？　こわいって。
結衣：てへぺろ。
：
瑠奈：遅すぎるてへぺろ頂いた。
結衣：遅いとは思ったけど、てへぺろ出してみた。
：
瑠奈：遅かったな。
結衣：遅かったか。
：
瑠奈：残念。
結衣：残念。
：
瑠奈：なんか、結衣ちゃんの中から、イカついおっちゃん出てきた。
結衣：なんとっ！
：
瑠奈：もうちょっとで、おまわりさん案件だった。
結衣：あぶなっ。
：
瑠奈：と言うか、まさかお試し期間中にファーストチッスを奪われるなんてショックだわー。
結衣：ぐふふ。ちっす頂いちまったぜ。
：
瑠奈：不意打ちにも程《ほど》があるよー。
結衣：てへぺろ。
：
瑠奈：もう、てへぺろはいいよ。
結衣：てへぺろの価値下がったわい、むせび泣く。
：
瑠奈：なんかさあ、子供の頃、ファーストチッスは、ろまんてっくなシチュエーションで行われると思っていたのに。
結衣：のにっ！
：
瑠奈：一瞬にして、チッス奪われた。
結衣：奪ったのは、あなたの心です。
：
瑠奈：とっつぁん！
：
0：（結衣、「ルパン」を「りゅぴゃん」と発音）
結衣：りゅぴゃーーんっまてーぃ！
：
瑠奈：いや、ほんとに。
結衣：あ、ガチで怒ってゆ。
：
瑠奈：ぷんすこ。
結衣：じゃあ、テイク２行く？
：
瑠奈：テイク２？
結衣：さっきのチッスは無かったことにして、ろまんてっくなシチュでテイク２。
：
瑠奈：ファーストチッスにテイク２とかあるかーい！　ファーストチッスは、人生で１度、１度きりなんやああああっ！
結衣：そんなん言われてもな、わいもファーストチッスやったし、おあいこや。
：
瑠奈：ぐぬぬぬぬ……
結衣：ぬははははぁ……！
：
瑠奈：こらっ反省しなさい！
結衣：えへへ。ごめんなちゃい。
：
瑠奈：今度不意打ちしたら、お試し期間打ち切りだからねっ！
結衣：本会員になれるの？！
：
瑠奈：ちがうよっ！　どんだけ前向きなのさあ！　今度不意打ちしたら、お付き合い打ち切り！
結衣：ええーそれはイヤだぁ。
：
瑠奈：じゃあ、もうやめてね。
結衣：うん！　ちゃんと次からは、お断りを入れてからチッスするねっ！
：
瑠奈：そう言うことじゃないでしょ！
結衣：てへぺろ。
：
瑠奈：まったくもう。
結衣：ってことで、テイク２行こうよ。
：
瑠奈：どこに行くの？
結衣：おっちゃん、夜景の綺麗なところ知ってるんやで。まろんてっくやで。
：
瑠奈：まろんてっくって、暖かい肌着みたいになってるやないかい。
結衣：わいが瑠奈を温めてあげるやで。
：
瑠奈：やーめて。
結衣：ちぇー。
：
0：
0：（話題転換　間２秒）
0：
瑠奈：ほーんと結衣ちゃんが、こんなにグイグイくる子なんて知らなかったよー。
結衣：はははははーっ。驚いたか。
：
瑠奈：そりゃ驚くわ。キスまでしてくるんだもん。
結衣：ごちそーさまでした。おいちかった。
：
瑠奈：まったくもう。ちな、結衣ちゃん、男の子に告白したこと無いって言ってたけど、好きになったことはあるの？
結衣：え、何？　ヤキモチ？
：
瑠奈：なんだそのポジティブシンキンはっ！　ちがうちがう。ちょっと気になっただけ。
結衣：まったく、素直じゃ無いなあ……
：
瑠奈：ホントだって！　で、どうなの？
結衣：仕方ないなあ……あるよ、たぶん。
：
瑠奈：ええっ？！　ホントに！
結衣：まあねー。
：
瑠奈：急に大人ぶる結衣ちゃん。
結衣：あははっ！
結衣：結衣はもう、立派な大人だよ。
：
瑠奈：確かに、おっぱいは育ってるな。
結衣：まだまだ育ってて困る。
：
瑠奈：この裏切り者！
結衣：裏切っちゃった。ごめんやで。
：
瑠奈：素直に謝られても、それはそれでムカつくな。
結衣：だって、育っちゃうものは仕方ないもーん。
：
瑠奈：くっ……！　わいも胸が育つから仕方ないって言いた過ぎる人生だった。
結衣：まあまあ、僕が揉んで大きくしてあげるから、ね？
：
瑠奈：やったー！　って、違うわ！
結衣：瑠奈ちゃん定番のノリツッコミ頂いた。
：
瑠奈：しまった。関西人の血が出てしもうた。
結衣：あははっ。瑠奈ちゃん生まれも育ちも関東やで。
：
瑠奈：そうだった。言うて、結衣ちゃんも生まれも育ちも関東やけどね。
結衣：そうだった。エセ関西弁。
：
瑠奈：これ、ネイティブ関西人から怒られるパターンのやーつ。
結衣：やーつ。
：
瑠奈：で、どうなん。
結衣：なにが？
：
瑠奈：いや、だから高校の時好きだった男の子、どんなの？
結衣：あ、松本くん？
：
瑠奈：そうそう。松本くん、って知らんて。
結衣：あははっ。松本くんは、一緒にね、クラス委員やってた男の子。
：
瑠奈：おお！　優等生がなるヤツだ！
結衣：そうそう、僕は優等生だからね。
：
瑠奈：はいはい。それが今、こんなエロ女になってしまうとは。
結衣：てへぺろっ！
：
瑠奈：結衣ちゃん否定せず。
結衣：わい、瑠奈に対しては、どエロやで。どろどろやで。
：
瑠奈：やめなさい。
結衣：とめられないんや。もう、わいを誰も止められないんや！
：
0：（瑠奈、結衣を華麗にスルー）
瑠奈：で、そのクラス委員の松本くんはどんな子？
結衣：……流された！　どエロ流された！　淫乱《いんらん》流された！
：
瑠奈：淫乱《いんらん》て笑
結衣：揉む？
：
瑠奈：揉まないよ。って、ブラウスのボタンを外そうとしないでっ！　出さないで！
：
0：（ガッカリする結衣）
結衣：ちぇー。わかったよーしまうよー。
：
瑠奈：ちょいちょい話が逸《そ》れるよね。
結衣：だって好きだった男の子の話とか照れるやん。
：
瑠奈：意外と結衣ちゃん純情だった。
結衣：「意外と」は余計だよー。
：
瑠奈：だから、どんな子？
結衣：んー。口数少ないクールイケメン。
：
瑠奈：おおっ！　モテ男の定番！
結衣：やろ？
：
瑠奈：その子もてたでしょー？
結衣：うん。バレンタインの時はチョコ山盛り貰ってた。
：
瑠奈：そっかー。結衣ちゃんは、松本くんにチョコ贈ったの？
結衣：ま、いちおー。
：
瑠奈：きゃあーっ！
結衣：なによー笑？
：
瑠奈：本命？　ねえ、本命？
結衣：うーん、どうだろ。
：
瑠奈：モジモジする結衣ちゃん可愛い。
結衣：もー、やめて！
：
瑠奈：どんなチョコ贈ったのよ？　手作り？
結衣：あー、うん。手作り。
：
瑠奈：きゃあああーっ！
結衣：だから、何か言うごとに悲鳴あげるのやめて。笑
：
瑠奈：手作りとかもう本命チョコでしかないでしょ？
結衣：そんなことないよー。
：
瑠奈：どんなチョコ？　大きいの？　それとも小さいやつ何個か？
結衣：大きいの１つ、かな。
：
瑠奈：ひゃあっっっ！
結衣：もーやめて。笑
：
瑠奈：結衣さん、大きいのって、もしやハートの形してる？
結衣：あー、うん。一応、そんな感じ。
：
瑠奈：きゃああああああっ！　もうそれ、告白、告白だよ！　告ってるヤツだよ。
結衣：もう、瑠奈騒ぎすぎ。
：
瑠奈：だってー。だってー。結衣ちゃんが、あの結衣ちゃんがーハートのチョコ！　かわいい！
結衣：だから、やーめーてって笑
：
瑠奈：で、で？　松本くんの反応は？
結衣：いや、特に、何も。
：
0：（素に戻る瑠奈）
瑠奈：え、ホワイトデーは？
結衣：くれたよ。普通に。
：
瑠奈：ちな、どんなん。
結衣：普通の。マシュマロ。
：
瑠奈：普通の。って、市販の？
結衣：うん。他の子と同じやつ。
：
瑠奈：他の子って、松本くんにチョコ贈った子たち？
結衣：そそ。
：
瑠奈：それって、結衣ちゃん義理チョコって思われてない？
結衣：そうかも。
瑠奈：チョコにメッセージカードつけた？
結衣：うん。一応。
：
瑠奈：ちなメッセージ内容。
結衣：「クラス委員頑張ろうね。」的な。
：
瑠奈：ええー。それ、ええーっ？！
結衣：なあにー？
：
瑠奈：チョコとメッセージの温度差がエグい！
結衣：そうかなー。
：
瑠奈：チョコでグイグイ本命アピールからの、メッセージカードの義理チョコ感！
結衣：あはは。
：
瑠奈：私が言うのもなんだけど、鈍感な男子には伝わらないよ。
結衣：彼氏居たこと無い系女子から言われる屈辱感なー。
：
瑠奈：だってさー。
結衣：まあ、付き合う気もなかったし良いよー。その頃は、クラス委員一緒に出来てるだけで満足だった。
：
瑠奈：そうなん？
結衣：だって、その時付き合ってたら、瑠奈と付き合えてなかったかもしれないしね。
：
瑠奈：まだ、お試しだけどな。
結衣：そうだった笑
：
瑠奈：まあ、精進したまえ。
：
0：（ひれ伏す結衣）
結衣：ははあっ！
：
瑠奈：まあ、ゆっくりね。
結衣：うん。瑠奈ちゃんのおっぱいをいつでも揉める年パスを手に入れるまで頑張る！
：
瑠奈：そんなアミューズメントパークみたいな年パスないわ！
結衣：無かったか。
：
瑠奈：しかも１年更新。笑
結衣：毎年、審査あるやーつ。
：
瑠奈：それ、更新してくれないパターンもあるんじゃね？
結衣：大丈夫！　毎年更新する！　一生！　絶対！
：
瑠奈：一生かあ。
結衣：うん、おばあちゃんになっても更新するお！
：
瑠奈：そっかー。
結衣：お、何か涙ぐんでる？
：
瑠奈：なんかさー。そこまで言ってくれる人、初めてだからさー。
結衣：って、ことはお試し卒業かえ？
：
瑠奈：え、それはまだ。
結衣：なんでー？
：
瑠奈：結衣ちゃんの欲望が落ち着くまでは様子見。
結衣：えー。落ち着かないよ？
：
瑠奈：おばあちゃんになっても？
結衣：おばあちゃんになっても。
：
瑠奈：おっぱいを揉もうとする老婆。
結衣：そう言う老婆に私はなりたい。
：
瑠奈：宮沢賢治に謝れ。
結衣：雨ニモマケズ、おっぱいに負けた。
：
瑠奈：強いんだか弱いんだかわからないよ。
結衣：瑠奈には弱いんだ。
：
瑠奈：くーっ！　なんか照れる。
結衣：えへへ。
：
瑠奈：まっすぐすぎて照れる。
結衣：まっすぐ、一直線に瑠奈を愛すよ。これまでも、これからも。
：
瑠奈：うわー。やめて、照れる。
結衣：でもさー瑠奈ぁ。
：
瑠奈：ん、何？
結衣：私が男の子の話してるとき妬いた？
：
瑠奈：え、なんで？
結衣：彼女が、気になる男の子の話してるの聞いてるとき妬いてた？
：
瑠奈：ええー。
結衣：ねぇねぇ妬いた？
：
瑠奈：ううー、悔しいから言わない。
結衣：えー言ってよー！
：
瑠奈：やだやだ！
結衣：ねえ、妬いた？　妬いた？
：
瑠奈：知らないよー。
結衣：ね、妬いた？
：
瑠奈：あーうん。……少しだけ？
結衣：妬いた？
：
瑠奈：……うん。
結衣：わー瑠奈、だーいすき！
：
瑠奈：うわっ！　抱きしめないでよ！　苦しい！
結衣：やだやだ！　これ、私の！　離さないー！
：
瑠奈：だから、おっぱい、くるしい！
結衣：しゅきしゅきい！
：
瑠奈：わかったから。わかったから。
結衣：もう好きすぎて辛い。
：
瑠奈：なんそれー？笑
結衣：なんかね、胸がキューっとなるの。こんな気持ち初めてだあ。
：
瑠奈：そうなの？
結衣：なんだろ、いくら抱きしめても足りないの。瑠奈と１つになれたらいいのに。
：
瑠奈：合体？
結衣：そう、合体したい。
：
瑠奈：合体ロボ？
結衣：瑠奈と１つになれるならロボにだってなるよ！
：
瑠奈：あははっ。結衣ちゃんロボなっちゃうんだ。ウケる。
結衣：まあ、瑠奈ちゃんのおっぱいが大きくなること前提だけどー。
：
瑠奈：おいっ！
結衣：あははっ
：
瑠奈：まったくもう。
結衣：瑠奈は？
：
瑠奈：え？
結衣：瑠奈は僕と１つになりたいと思う？
：
瑠奈：うーん……どうだろ。
結衣：どうなのさっ？！
：
瑠奈：私は……（溜め　１秒）イヤかも。
結衣：ええーっ？！　ショックだあ。
：
瑠奈：すごい驚かれた笑
結衣：だって、ショックだよー！　私のこと好きじゃ無いの？
：
瑠奈：好きだよ？
結衣：じゃあ、なんでイヤなのー？！
：
瑠奈：半泣きかよっ！
結衣：大泣きだよっ！　なんでイヤなのよーっ！
瑠奈：だって、１つになったら、結衣ちゃんのこと、私から見えなくなっちゃうよ。それはイヤだな。
結衣：ふえええんっ！　るなーっ！　しゅきー！　しゅきしゅきしゅき、だーいしゅき！
：
瑠奈：あはは……愛が重いな。
結衣：だってーだってー、僕のこと嫌いになったのかと思ったあ！
：
瑠奈：嫌いだったら、例えお試しでも付き合わないよ。
結衣：だって、だってぇ！
：
瑠奈：もう、結衣は困ったちゃんだなあ。
結衣：……えっ？！
：
瑠奈：ん？
結衣：なんだ？
：
瑠奈：かんだ？
結衣：違う！
：
瑠奈：違うの？
結衣：全然っ違うよ。
：
瑠奈：じゃあ、何かな？　結衣。
結衣：それだよ！
：
瑠奈：どれだよ！
結衣：瑠奈が私のことを呼び捨てにしている案件。
：
瑠奈：うふふふっ！
結衣：えへへ。
：
瑠奈：ダメ？
結衣：ううん、嬉しい。
：
瑠奈：じゃあ、良かった。
結衣：ねぇ、どんどん瑠奈のこと好きになってる。
：
瑠奈：それは良かった。
結衣：良かったのか？
：
瑠奈：良くないの？
結衣：嬉しい……けど、瑠奈、僕から離れられなくなるよ。離さないよ。
：
瑠奈：そっか。
結衣：そっか。って、軽っ！
：
瑠奈：あははっ！　そんなことないよ。離すなよ？
結衣：うわっ瑠奈、男前！
：
瑠奈：おっぱい小さい方が男役なんでしょ？
結衣：それなっ！
：
瑠奈：少しは否定しなさいよね。
結衣：あははっ！　僕は、おっぱいが小さい瑠奈が大好きだよ！
：
瑠奈：全然フォローになってない笑
結衣：えへへ。ってことで、お互い呼び捨てになったし、お試し期間は終わりだねっ！
：
瑠奈：んー。それとこれとは話が別かな。
結衣：ええーーーっ？！
：
瑠奈：そんなに驚く？
結衣：まさかの流れにびっくりした。だってこれ、絶対ＯＫの流れっしょ！　いいじゃあんっ！　本会員でいいじゃあんっ！
：
瑠奈：いやいや、飽きっぽい結衣のことだから、どうなるかわからないもの。
結衣：大丈夫だよう！　もう今までに無いくらい瑠奈のこと好きなんだから！　飽きる意味がわからないよ！
：
瑠奈：言うて、お試し、昨日からだからね。
結衣：昨日ですが何か？
：
瑠奈：開き直った！
結衣：だって、愛を時間で計るなんてちゃんちゃらおかしいぜっ！
：
瑠奈：ちゃんちゃらっ！
結衣：ちゃらちゃらっ！
：
瑠奈：ちゃらいなー。
結衣：ぐっ、そうきたか！
：
瑠奈：だーかーら。私が結衣と、長く付き合える確信が持てるまでお預け。
結衣：ええー。まーてーなーいー！
：
瑠奈：私のことが好きだったら待てるでしょ？
結衣：ぐはっ！　ずるい……
：
瑠奈：ってことで、お試し継続ね。
結衣：ふえーん。きしゅもお預け……？
：
瑠奈：うう。かわいいな。きしゅ。
結衣：瑠奈と、きちゅ、ちたい。
：
瑠奈：ショタはずるいわー。
：
0：（結衣、ショタ声で）
結衣：るなー、おっぱいもませてー。
瑠奈：こら！　ドサクサやめい！　手のワキワキやめい！
結衣：おお、感情が手に乗り移ってた。ダメなん？
：
瑠奈：ダメでしょ。
結衣：じゃあ、キスは？　ちゅっちゅは？
：
瑠奈：うーん……まあ、その場の雰囲気……かな。
結衣：きゃー！　瑠奈えっちぃ！
：
0：（結衣、イケボで）
瑠奈：女は、みんなエッチなんだぜ。
結衣：きゃー！　しゅきぃ！！
：
瑠奈：知ってる。
結衣：知られてた笑
：
瑠奈：まあ、焦らず、ゆっくりね。
結衣：そっか。そうだね。
：
瑠奈：私たちは、これからなんだからさ。
結衣：えへへ。何か嬉しい。
：
瑠奈：え、どうして？
結衣：なんかね、瑠奈、僕のこと大事にしてくれてるな。って言うのがわかる。
：
瑠奈：結衣のことは、ずっと大事に思ってるよ。
結衣：へへへ。私も。
：
瑠奈：だから、ゆっくり。ね？
結衣：うん。ゆっくり長く付き合っていこうね。
：
瑠奈：うん。長く。
結衣：長く。
：
瑠奈：まだお試しだけどね！
結衣：わあ！　瑠奈のいじわる！
：
瑠奈：へへっ。
結衣：でも、そう言うところもしゅき！
：
瑠奈：さんきゅ。
結衣：瑠奈、だあいすきっ！
：
0：（間１秒　エンディング）
結衣（語り）：僕たちの恋は始まったばかり。
結衣（語り）：長続きしない僕だけど、きっと瑠奈ちゃんとだったら大丈夫。
結衣（語り）：何としても、おっぱい年間パスポートをゲットしなきゃね笑
結衣（語り）：みんなも僕と瑠奈のこと応援してね！
0：間１秒　心をこめて
結衣（語り）：瑠奈、だあいすきっ！

・台本（ゆるボイ！）
【百合】【２人用声劇台本】ゆりふわ２！～ゆるゆるふわふわ百合物語～
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
ﾆｸｷｭｰP