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【2人用声劇台本】博士と助手~アンドロイド中島くん~
written by ニクキューP
  • ボクっ娘
  • 罵倒
  • アンドロイド
  • 職場/オフィス
  • おやじ
  • からかい
公開日2023年05月06日 22:09 更新日2023年05月14日 21:23
文字数
7897文字(約 26分20秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
指定なし
演者人数
2 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
足が、足がっ!!
 なんか鉄が、鉄で、鉄に、なってるうううううううーーーーっ?!

博士の陰謀によって、改造されてしまった助手の中島くん
果たして彼女の運命は……?!
本編
0:(中島のあくびからスタート)
中島:ふわーあ。
中島:
中島:もう朝かぁ。
中島:何か良く眠れたのか、身体の調子が良いな。
中島:
中島:さて、顔でも洗うか。
中島:
中島:がしゃん。
中島:
中島:ん?
中島:
中島:がしゃん。
中島:
中島:え、何の音?
中島:歩くごとにがっしゃんがっしゃん聞こえるけれど。
中島:
中島:――(間1秒 足下を見る中島)
中島:って、えええええーーーっ?!
中島:
中島:足が、足がっ!!
中島:なんか鉄が、鉄で、鉄に、なってるうううううううーーーーっ?!?!?!

0:(間1秒 博士登場)
博士:おはよう中島君。
博士:起きたようじゃな。この寝ぼすけさんめ。

中島:(照れ笑い)えへへへへ
中島:ちょっと寝坊しちゃいました……って、何言ってるんですか!
中島:ちょっと僕、どうなっているんですかっ?!
中島:これ、絶対、博士の仕業ですよね?!

博士:うむ。よくぞ聞いてくれた。
博士:ワシは今、アンドロイドの研究をしておってな。
博士:
博士:まあまあ良い感じに研究が進んだから、ちょっと中島君で実験させて貰ったのじゃ。

中島:「ちょっと中島くんで実験させて貰ったのじゃ」……って、そんなてへぺろレベルで言うことじゃないですよ!

博士:何を言っておるのじゃ、中島君。
博士:時代は進んでおるのじゃ。
博士:これからは、アンドロイドの時代じゃ。
博士:
博士:そして、中島君は、アンドロイドのパイオニアと言うことじゃ。
博士:たぶん、実験は成功じゃ。たぶん、おめでとう!

中島:なに言ってるんですか!
中島:たぶん、2回言ってるじゃ無いですか!
中島:自信なさ気《げ》じゃないですか!
中島:
中島:もう体中、鉄でカックカクしてますよ!
中島:
中島:アンドロイドと言うより、昭和のブリキのオモチャの大きい版ですよ!
中島:レトロ感満載ですよ!

博士:失礼なことを言うでは無い。
博士:鉄では無くポリカーボネードじゃ。
博士:耐衝撃性、耐久性に優れた素材なのじゃ。
博士:まあまあ高価な素材じゃぞ。

中島:全然嬉しくないですよ!
中島:絶対、お金をかけるところ間違ってますよ!
中島:
中島:大体、身体を押すとボコボコへこんでるじゃないですか!
中島:僕の生身の身体を返してくださいよ!

博士:まあまあ、安心せい。
博士:元の中島君の身体は向こうでホルマリン漬けになっておるから、実験が終わったら戻す予定じゃ。

中島:ホルマリン漬け……って。
中島:うわっ!
中島:丸裸じゃないですか!
中島:恥ずかしい!
中島:やめろ!
中島:くそじじいっ!
中島:今すぐ戻せ!

博士:中島君は、見た目より豊満《ほうまん》な胸をしておるのじゃな。
博士:若いだけあって、弾力性があって感触も中々良かったぞ。うひゃひゃひゃひゃ。

中島:お、おいっ! このくそじじい!
中島:何、人の胸、勝手に揉んでるんだ!
中島:セクハラだ!
中島:訴えてやる!!

博士:うわはははっ!
博士:世界に名を馳《は》せるドクターとポンコツロボ、世間はどちらを信じるかな。
博士:うわははははっ!

中島:くそう汚えぞ、くそじじい!
中島:って、自分でポンコツロボ言ってるじゃないかっ!
中島:戻せ、早く戻せ!
中島:今すぐ戻せ!

博士:まあ、落ち着きたまえ。
博士:食事も排泄《はいせつ》もしなくて良い。
博士:そして眠らなくても良い。
博士:
博士:至《いた》れり尽《つ》くせりじゃ。
博士:欠点なんて何も無いぞ。
博士:喜べ。良かったな。

中島:むしろ食の楽しみを奪うな!
中島:……って、え?
中島:
中島:――(間1秒 自分の勝手に動いて戸惑う中島)
中島:ちょっと待って?
中島:身体が勝手に動いていく……あれ、あれ?
中島:ガッシャンガッシャン壁に向かって移動してる。
中島:うわっ!
中島:ぶつかる!!
中島:
中島:――(間1秒 勝手動いて椅子に座る中島)
中島:……あれ?
中島:勝手に椅子に座った。

博士:うむ、うまく行ったようじゃな。

中島:何なんですかこれっ?!

博士:よくぞ聞いてくれた。
博士:これは、充電が無くなると自動的にドッキングステーションに戻って自動的に充電する仕様になっておるのじゃ。
博士:便利じゃろ?

中島:ウンバかっ!
中島:お掃除ロボかっ!
中島:いいから早く元に戻してくださいよ!
中島:ホルマリン漬けになっている僕が泣いてますよ!

博士:まあ、戻したいのは山々なのじゃが、その、あれじゃ。
博士:戻し方まで研究がまだ進んでおらんのじゃ。
博士:はっはっはー。笑ってしまうじゃろ?

中島:笑えるかーっ!
中島:人体実験より先に、元に戻す研究してからにしてくださいよ!

博士:絶賛研究中じゃから安心せえ。

中島:ふざけんじゃねえぞ、このくそじじいっ!
中島:
中島:――(間1秒 気づく中島)
中島:あ、そうだっ!

博士:なんじゃ?

中島:今、僕、コールドスリープ中じゃなかったでしたっけ?

博士:何のことじゃ?

中島:そうですよ!
中島:博士、僕のことを無理矢理コールドスリープカプセルにぶっ込んで冷凍保存したじゃないですか!

博士:なんのことやら、さっぱりわからんのう……

中島:あっ!
中島:このクソじじい、コメディなのを良いことに無かったことにしようとしているな?!

博士:まあ、細かいことを気にするのではない。
博士:きっとそれはパラレルワールドでの出来事じゃ。
博士:きっと並行する別世界の出来事じゃ。

中島:パラレルワールドとか都合の良い設定つくらないでくださいよっ!
中島:あ、わかった。
中島:そうやって、僕で色々と実験して遊ぶつもりですねっ?!

博士:はっはっはっは。
博士:絶賛アイデア募集中じゃ。

中島:おいこら!
中島:そうやって周りを巻き込もうとしないでくださいよっ!

博士:まあ、良いではないか。

中島:このクソじじい、いつか絶対ぶっ飛ばす。
中島:
中島:ピピピピピピピッ
中島:
中島:――(間1秒 アラーム音に気づく中島)
中島:あれ? 何か鳴ってますよ?

博士:急速充電が終わったようじゃな。

中島:お、身体が勝手に立ち上がった。
中島:って、電子レンジじゃないんですから、変な機能つけないでくださいよ!

博士:中島くん、ところで、その胸にあるボタンを押してみなさい。

中島:うわっホントだ。
中島:こんな所にボタンがついてる!
中島:ポチ。
中島:
中島:うわっ!
中島:何か胸の扉が開いた!

博士:おおーっ。出来たようじゃな。

中島:え、なんですか?

博士:ローストチキンを作っておいたのじゃ。
博士:良い感じに出来たな。うまそうじゃー。

中島:おいこらじじいっ!
中島:勝手に、人の胸にオーブン機能つくってるんじゃねーぞ!

博士:うむ、中々うまいぞ。
博士:次はグラタンにチャレンジしてみるか。
博士:
博士:中島君、今度一緒にキャンプに行こう。
博士:今、キャンピングカーを作っておるのじゃ。

中島:こんな身体で行くわけないでしょ!

博士:中島君が来ないことには、料理が出来ないでは無いか。
博士:何のためにオーブン機能をつけたかわからなくなってしまうぞ。

中島:くそじじぃ!
中島:僕のことを何だと思ってるんだ!

博士:優秀な助手じゃが。

中島:えへへ。何か照れるな。
中島:って、違うわっ!
中島:キャンピングカー作ってる暇があったら僕のことを元に戻してくださいよ!

博士:ええー。
博士:これから、中島君が自動車に変形できる機能を作ろうとしてるのじゃよー。
博士:今、元に戻られたら困るのじゃ。

中島:完全に僕で遊んでるじゃないですか。
中島:やめろっ!
中島:早く戻せっ!

0:(子供のように駄々をこねる博士)
博士:ええー。イヤじゃイヤじゃー。
博士:ワシもアウトドアライフを楽しみたいのじゃー。

中島:うるせぇじじぃ!
中島:じじぃは大人しく盆栽《ぼんさい》でもいじってればいいんだよ!

博士:中島君、それは高齢者への冒涜《ぼうとく》じゃ。
博士:本当は、元に戻そうかと思ったけど、その気も失《う》せたわ。

中島:え、え?
中島:はかせー嘘ですよー。
中島:博士って、良く見るとイケオジですよね。
中島:うわーかっこいいなー憧れちゃう。
中島:はかせーすてきー。

博士:そ、そうか?
博士:中島君、実はワシのこと好きじゃったんじゃな。

中島:えへへ。
中島:だから、早く人間に戻してくださいね。

博士:え、それとこれとは話が別じゃ。

中島:おいこらふざけんなじじいっ!

博士:まあ、中島君、落ち着きなさい。
博士:
博士:ところで、中島君、右腕にあるボタンを押してみてくれたまえ。

中島:え、あ!
中島:こんなところにもボタンが!!
中島:
中島:僕の身体で遊ばないでくださいよ!

博士:ええからええから、ほれ、早く押してみなさい。

中島:まったくもう……わかりましたよ。ぽち。
中島:
中島:わあっ!
中島:肘から先が飛んだ!

博士:どうじゃ。ロケットパンチじゃ。
博士:これで敵が現れても安心じゃ。

中島:やめてくださいよっ!
中島:ロケットパンチって、全然勢いないじゃないですか!
中島:言うて、2mくらいしか飛んでないですよ。
中島:しかもゆっくりと、放物線描いてるじゃないですか。
中島:こんなんじゃ敵倒せないですってば!

博士:あまり勢い持たせると、銃器になってしまうからな。
博士:法律に引っかかってしまうのも面倒だから、それが精一杯なのじゃ。

中島:完全にオモチャじゃないですか。
中島:しかもヒモがついてて安っぽさこの上ないですよ!

博士:そう、その紐が大事なのじゃ。
博士:もう1度、腕のボタンを押してみなされ。

中島:え、なんですか?
中島:ポチ。
中島:
中島:しゅるるーって、ヒモが巻き取られていく……!
中島:カチッ……って元の場所に戻った!

博士:うわはははっ!
博士:どうじゃ。これで飛んだ腕を拾いに行かなくても、元の場所に収納されるのじゃ。
博士:便利じゃろう?

中島:何を言ってやがるんだじじいっ!
中島:そもそも腕を飛ばす機能自体いらないですから!

博士:暇つぶしには丁度良いじゃろ。
博士:これでお子様に大人気間違いなしじゃ。

中島:こんなことで大人気なりたくないですよっ!
中島:今すぐ戻してください!

博士:そうか?
博士:あ、これは注意事項なのじゃが。
博士:そのロケットパンチな、油断するとヒモがこんがらがって収納できなくなるから気をつけるのじゃぞ?

中島:あーなるほどですね。
中島:真っ直ぐ飛ばさないと絡まっちゃいますもんね。
中島:中々コツがいりますね。
中島:
中島:って、何言ってるんですか!
中島:ヒモって!
中島:安っぽいことこの上ないじゃないですか!

博士:すまんすまん。
博士:ちょっと予算が足りなくてな。
博士:研究に金をかけすぎて、素材まで予算が回らなかったのじゃ。
博士:失敗失敗、はっはっはー。

中島:はっはっはーじゃないですよ。
中島:見切り発進すんなクソじじぃ。

博士:だって待ちきれなかったんじゃもん。

中島:誕生日が待ちきれない子供かっ!

博士:まあ、飽きたら、そのうち元に戻すから暫くは機械の身体を楽しむのじゃ。
博士:
博士:あとな?
博士:こんな機能もつけてみたのじゃ。

中島:え、なんですか?
中島:それは、リモコン……?

博士:うむ。そうじゃ。
博士:この機能は遠隔操作が必須なのでな。

中島:え、何ですか?
中島:ロクな機能ではないとは思うけれど、何だか気になる。

博士:じゃあ、今から作動させるぞ。
博士:ポチッとな。

中島:ん、なんだ?
中島:特に身体には異変は起こってないですよ?

博士:まあ、そんなに焦らんでくれ。

中島:いや別に、焦るとかじゃないですけど……
中島:
中島:って、うわっ!
中島:ネズミとサル!!

博士:そうじゃ。
博士:このネズミとサルもロボ化したのじゃ。

中島:そうなんですね。
中島:でも、この組み合わせ、どこかで見たような。

博士:そうか?
博士:気のせいじゃ。

中島:そうかなあ……
中島:前に見た気がするけど、気のせいかな。
中島:何だか悪い予感しかしないから、これ以上深入りしないことにしよう。

博士:それに、このネズミとサル、これだけじゃないのじゃぞ?

中島:え、なんですか?

博士:さあ、行くぞ、ポチッとな。

中島:え、なんですか?
中島:って、え?
中島:腕が、身体の中に格納されている!
中島:あ、耳もだっ!

博士:ふふふふふふっ。
博士:お楽しみはこれからじゃ。

中島:うわあ!
中島:ネズミとサルも変形して、こっちに向かってくる!
中島:
中島:ぎゃあああー!
中島:
中島:カチッ……
中島:え、なんですかこれ?

博士:合体じゃ。

中島:合体?

博士:合体ロボじゃ。
博士:格好良いじゃろ?

中島:ちょっと、やめてくださいよ!
中島:変に腕が長くなってるじゃ無いですか!
中島:耳が頭についちゃってるしっ!

博士:ケモ耳じゃ。
博士:萌え萌えキュンじゃな。

中島:ネズミの耳なんて微妙すぎますよ!
中島:やめてください!

博士:そんなことないぞ。
博士:かわいいぞ、中島君。
博士:色々と機能満載で楽しいじゃろう。

中島:楽しめるかーっ!
中島:あ、でも機械の身体ってことは、永遠の命、ずっと生きていられるってことですよね?

博士:ん……?
博士:なんのことじゃ?

中島:だから、良く言うじゃないですか!
中島:永遠の命を手に入れるために機械の身体になるって。

博士:そう言う話もあったかのう。
博士:だがしかし、今回は心臓以外を機械化しておるのじゃ。
博士:
博士:実は心臓を、そのまま残すのが一番の難題だったのじゃが、ワシにかかればちょっちょいのちょいじゃ。
博士:
博士:じゃから、中島君の心臓はドッキンドッキン意味も無く動いて居るのじゃ。
博士:
博士:うはははははっ!
博士:面白いじゃろう?

中島:全然面白くないですよっ!
中島:意味も無く動く心臓とか、そんな切ない機能つけないでくださいよ!
中島:もっと他に時間を割《さ》きやがれっ!

博士:すまんな。もう作ってしもうたから仕方が無い。

中島:あれ?
中島:心臓以外を機械化ってことは、脳はどうなっているんですか?
中島:全然、僕ですよ。僕の思考ですよ?

博士:中々良い質問じゃな。
博士:流石、ワシの作ったAIじゃ。

中島:えへへ。そんなに誉めないでくださいよう……
中島:って、おいこらじじい!
中島:AIって今、僕が考えている思考は全てAIなんですか?

博士:うむ。
博士:そして、ちょっぴりエロスを加えておる。

中島:え、えろす?

博士:そう、エロスじゃ。
博士:胸の先にある突起、そのボタンを押してみなさい。

中島:胸の先……?
中島:何か嫌な予感しかしないけれど、ポチ。
中島:
中島:あっは~んっ
中島:はかせぇー早く来てえ~ん。

博士:中島君、ワシはもう我慢できんっ!

中島:変なこと言わせないでくださいよっ!
中島:って、うわっ、博士、博士!
中島:服を脱がないでください。
中島:わわっ、ズボンまで脱ぎだした。

博士:そうじゃ、機械化していないところは、もう1箇所あるのじゃよ。
博士:
博士:そこは、お子様は立ち入り禁止……なのじゃ。

中島:うわっ! やめろじじいっ!
中島:ぎゃあ! 押し倒された!
中島:くっそ、じじいチカラつええなっ!

博士:な、中島君……ポチ。

中島:え、なんだなんだ?
中島:股のボタン押されたっ!
中島:
中島:あっはーん、はかせぇ……明かりは消して?

博士:そうじゃったな。
博士:明るいところで見られるのは恥ずかしいタイプじゃったか。
博士:可愛いヤツじゃ。

中島:いや、違う!
中島:自分の意志とは違う言葉が出てる!
中島:
中島:くそじじい!
中島:やめろっ!
中島:そんなじじぃ趣味は僕には無い!!

博士:わはははははっ!
博士:もはや中島君はわしに逆らえない身体になっておるのじゃよ。
博士:そのためにアンドロイド化したようなものじゃからな。

中島:じじぃの欲望のために僕を機械化するなんてヒドすぎる!

博士:ふはははははっ!
博士:あとチカラもワシの半分に押さえておるしな。
博士:ほれ、股を開きなさい。カチャリ

中島:やめろ、じじい!
中島:ベルトを外すんじゃない!

博士:安心しなさい中島君。
博士:まだまだワシは現役じゃぞ?

中島:安心できない!
中島:むしろ、貞操《ていそう》の危機しか感じない!
中島:と言いながらも股が開かれている。
中島:ボタンのせいかっ!
中島:やめろー!

博士:ふふふふふっ。
博士:きれいじゃぞ?
博士:さあ、もう諦めるのじゃ。するり。

中島:うわっ!
中島:ズボン脱ぎやがった!
中島:おいこら!
中島:やめろ!

博士:抵抗されると萌えるぞ中島君。
博士:さあ、痛いのは最初だけじゃ、すぐに気持ちよくなる。

中島:うわっ!
中島:ついにパンツも脱ぎやがって!
中島:気持ち悪いもの見せるんじゃねぇ!

博士:ふはははははっ!
博士:行くぞ、中島君!

中島:やめろーっ!
中島:この話はコメディじゃなかったのか!
中島:R18になってしまうし、やめましょう!
中島:やめろ!
中島:お願い、やめてください!

博士:何を言っておる?
博士:この物語はコメディなどでは無いぞ?
博士:ドキュメンタリーじゃ。

中島:こんなのドキュメンタリーじゃない!
中島:やめろーっ!

博士:ふふふふふっ
博士:心配しなくても良い。
博士:すぐに気持ちよくなる。

中島:くっそー。
中島:やめろ!
中島:やめろ!

博士:こらっ暴れるでない。
博士:観念せい。

中島:イヤだー!
中島:
中島:ポチッ。
中島:うわっロケットパンチでた。

博士:何をしておる中島君。
博士:そんなことしても何にもならんぞ。

中島:そんなのわかってますよ。
中島:サルの長い腕で、間違って押しちゃったみたいです。
中島:
中島:とりあえず腕を戻そう。
中島:ポチッ

0:(何故か痛がる博士)
博士:いたいっ!
博士:いたたたたたっ!

中島:え、どうしたんですか博士?

博士:痛い!
博士:イチモツが痛い!

中島:あっ!
中島:博士のアレに腕のヒモがアレな感じで絡まってる!

博士:痛いっ!
博士:中島君っ!
博士:早くヒモをほどくのじゃ!

中島:ええー。
中島:どうしようかなー。

博士:はやく、はやくほどいてくれ!
博士:このままじゃ、イチモツがぶち切れてしまう!

中島:んー。
中島:あ、僕を戻してくれるなら、ほどいてあげても良いですよ。

博士:それは出来ん。

中島:ふーん……
中島:そうですかー。
中島:
中島:じゃあ……えいっ!

博士:ぎゃあ!
博士:ヒモを引っ張るでない!
博士:いたい!
博士:男しか分からんこの痛み!
博士:わかった! わかったからやめるのじゃ!

中島:わかったって、なにがですかー?

博士:中島君を人間に戻す研究を急ピッチで進めて、中島君を戻す!

中島:絶対ですよ?
中島:約束破ったら、今度は、ちょん切りますからね?

博士:わかった!
博士:わかったから早くヒモをほどくのじゃ!

中島:仕方ないなあ……ちょいちょいっと。
中島:はいっ! ほどけましたよ?

博士:ふう……死ぬかと思ったわ。

中島:策士、策に溺れるとはこのことですね。

博士:では、約束通り、中島君を人間に戻す研究を始めるぞい。

中島:やったーっ!

博士:中島君、協力してくれるな。

中島:もちろんです!

0:(間1秒 中島、人間に戻る)
中島:やったーっ!
中島:もどったー!
中島:博士ありがとうございます!

博士:うむ。何てことはないぞ。
博士:
博士:――(間1秒 博士の独り言)
博士:中島君、ケモミミを残していることは気づいていないようじゃな。
博士:萌えポイントで気に入っているのじゃ。
博士:これだけは、ゆずれん。

中島:わーい。
中島:人間最高!
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【2人用声劇台本】博士と助手~アンドロイド中島くん~
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
ニクキューP
ライター情報
猫と初音ミクを溺愛しているライターです。
コメディ、日常、メンヘラ、そして百合&ライトBL
ゆるふわ台本多め
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