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婚約者の弟である少年執事の、発情抑制ブラッシング
written by 松平蒼太郎
  • 癒し
  • ブラッシング
  • 少年
  • 執事
  • ファンタジー
  • 敬語
  • 婚約者の弟
  • 全肯定
  • 甘々
公開日2023年10月15日 08:24 更新日2023年10月15日 08:24
文字数
1231文字(約 4分7秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
少年執事
視聴者役柄
獣人お嬢様
場所
お嬢様の部屋
あらすじ
獣人である貴女が、婚約者の弟である少年執事に毛並みをブラッシングされるだけのお話。彼の手つきは優しく、貴女の発情すら一時的に抑えることができるもので…?
本編
(ドアをノック)


お嬢様。入ってもよろしいでしょうか?


はい、それでは失礼致します。


(入室)


お嬢様、ブラッシングのお時間です。まずは尻尾、出していただけますか?


…?お嬢様?どうかされました?


あ、これは失礼しました。発情期だとは知らずに…


でも大丈夫です。お嬢様のことは、僕が癒して差し上げますから。


はい。性欲の高まりも、ブラッシングで一時的に抑えられますから。ここは僕に任せていただけませんか?


ありがとうございます。それではブラッシングを始めていきますね…


(尻尾をブラッシング)


よしよーし…いい子、いい子…大丈夫、大丈夫ですよ〜…


ふふ、すみません。こうやって言った方が、発情を抑える助けになるかな、と…


それとも、僕みたいな子どもにあやされるのは嫌ですか?


すみません。ちょっと意地悪しちゃいました。お嬢様の反応が可愛らしいので、つい…


はい。全然怖くありませんよ。だって、いくら発情していようと、お嬢様はお嬢様ですから。


それに僕も、お嬢様が獣人であることは承知の上で、仕えていますから。お嬢様は何も心配しなくて大丈夫ですよ。


周りがお嬢様をどう言おうが、僕にとっては忠誠を尽くすべき方であることに変わりありませんし…こうして、尻尾まで触らせてもらえるんですから、むしろ役得ですよ。


ふふっ…それくらい知っています。お嬢様が普段からご自分の厳つさを気にしておられることぐらい。なんせ、お嬢様の執事ですから。


あはは…生意気ばっかり言ってすみません。


…尻尾、梳(と)かしましたので、お次は耳の外側ですね。それでは、失礼します…


(ケモ耳をブラッシング)


あ、ごめんなさい。ちょっとくすぐったかったですか?


そうなんですね…それなら、いいですけど…


…はい。お褒めいただき、ありがとうございます。


あ、それは…昔、家でワンコを飼っていて、その毛並みを整えるのをよくやっていましたから…


あはは…すみません。でも実際、お嬢様はでっかいワンコみたいなものですよ?


あ〜…わからせるのは、どうかご勘弁を…僕、まだ子どもですし…


…お耳、垂れてきましたね。リラックスしてきました?


よかった…一時的に性欲は抑えられたみたいですね。


あ、それはダメです。そういうことは、番いの契約を結んだ僕の兄ちゃんとヤってください。僕はあくまで執事ですので。


はい。あとで叩き起こして、呼んできますね。今ごろグースカ寝てるとは思いますが。


大丈夫ですよ。兄ちゃん、寝起きは悪くない方ですし、お嬢様のためなら、即座に飛び起きて駆けつけると思います。


ん?あぁ、髪の毛もですね。かしこまりました。では、こちらも失礼してっと…


(髪の毛をブラッシング)


髪、結構伸びましたね…もしかして、兄ちゃんのためですか?


あ、やっぱり。兄ちゃん、ロングが好きって言ってたし。二人とも隅に置けませんね〜。


はーい、ごめんなさーい。襲われたくはないので、ちょっと黙りますね〜…


……ん、ブラッシングはこれくらいで終わりにしましょう。あまりやり過ぎると、毛を痛めちゃいますし。


それじゃあ僕、兄ちゃんを起こしてきますんで。そのままでお待ちくださいね?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
婚約者の弟である少年執事の、発情抑制ブラッシング
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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