貴女がママ友を遊びに誘いに家を訪ねると、彼女の夫が出迎えてくれた。彼に誘われ、中で彼女の帰りを待つことにした貴女。しかし突如、彼の口から飛び出した言葉に驚きを隠せなくて…？

(インターホンが鳴ったので、ドアを開く)


あぁ、こんにちは。妻がいつもお世話になってます。


すみません…今、妻は外出中でして。もしよければ、中で待ちますか？


はい、僕は構いませんよ。妻のお友達とも、一回話してみたかったですし。


えぇ、どうぞ上がってください。今お茶を出しますから。


(彼女を家にあげる)


え？あぁ、はい。こうして二人きりで顔を突き合わせて話すのは初めてですね。いつもは、たまに近所で会った時に会釈するぐらいですし…


そうですね。そういう時は妻も常に一緒ですから…二人きりで会うというのは、なかなかありませんよね。


あはは…たしかに。僕が妻に浮気を疑われそうだ。「何勝手に人の友達と会ってるんだー」って。


いえいえ、ご心配なく。妻にそういう疑いをかけられたことはありませんし、僕も妻のことは信頼していますから。


えぇ。だからこそ、貴女を家にあげたんです。嫉妬深くて、疑り深い妻がいたなら、僕もこんなリスキーなことはしません。


えぇ…僕の生涯の妻は彼女ただ一人ですんで。


…そんな大事な妻を、陰で隠れてコソコソ虐めている陰湿な輩を僕は絶対に許すことはできませんがね…！


(首絞め)


ははは…！気づいてないとでも思ってました？この僕が…


えぇ、知ってましたよ？貴女と貴女の取り巻きが、彼女を傷つけていたってことはね…！


それにしても…女性って本当に怖いですねぇ。


あんなことやこんなことを、人の目のない裏では平気でやるんですから…表面上はあんなに仲良さそうにしてるのに…ねぇ？


…苦しいですか？僕の妻の苦しみはこれの何十倍だとでも思ってください。僕にこっそり打ち明けてきたくらいですから…


貴女たちの心無い言葉や暴力…それらにどれだけ彼女が苦しめられてきたか、わかりますか？


ふふふ…まぁ分かっていれば、いじめなんて最初からしないでしょうし、この問いかけ自体が無駄でしたね。すみません。


(首絞め終わり)


はぁ…少し手が疲れましたね。仮にも女性の首を絞めるのは僕の本意ではないんですが…妻も無茶なことを要求してくれる…


えぇ、まぁ…「代わりに復讐してくれ」と彼女から頼まれましてね。やはり、可愛い嫁からの頼みは断れませんよ。男の悲しい性(さが)ですね。


(押し倒して馬乗りになる)


はぁ…まったく、本当は僕もこんなことはシたくないんですけどね？まぁ、妻に頼まれたから仕方ありません。悪く思わないでください。


そうですね…彼女は少し常識に欠けてるというか、頭のおかしいところがありまして…


「あの女はシングルマザーだから襲っても大丈夫。訪ねてきたらヤっちゃって」だなんて平気で言ってのけるんですから…


我が妻ながら、恐ろしい女ですね。仮にも自分の夫を、自分以外の女と合体させようってんですから…


ごめんなさい…？それを僕に言うのは筋違いでしょう。謝るなら彼女の前で、地面に額を擦りつけながら謝ってください。許してもらえるかどうかまでは保証しませんが。


とにかく…僕には謝らなくて結構です。僕はただ、大切な妻を傷つけられた仕返しがシたいだけですから。


根底の人間性が腐ってる貴女には、その豊満な身体しか取り柄がないんですから…それできちんと償っていただきますので、どうかお覚悟を。

・台本（ゆるボイ！）
【復讐】ママ友の夫からの報復首絞め
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎