とある神社の巫女を務めている貴女は、最近やたらと付き纏ってくる少年の姿をした鬼を追いかけていた。しかし、その途中で貴女が他の悪霊を相手にすると、彼の態度が急変して…？

あ、巫女さんだ。やっほー。僕と一緒に遊ばない？ちょうど暇だったからさー。いいでしょ？ねっ？


あ、遊んでくれるんだ。やった♪ それじゃあ早速、鬼ごっこでもしよっか？今日は僕が逃げる側でいい？


うん、たまにはね。鬼だって逃げたくなる時くらいあるし。


じゃ、十数えたら、僕のこと追いかけてきてね！よーい、ドン！


(鬼ごっこ開始)


あはは！巫女さん、こっちこっちー！よそ見してちゃ、ダメだよ！


ふふ♪ そんなに僕を祓いたいの？でも攻撃が全然当たんないな〜？これだと一生かかっても祓えないよ？


(本気を出した巫女の攻撃に一瞬気圧される)


わっ…とと…！あっぶな〜…！今のはちょっと危なかった〜…！


…ふ〜ん？次は当ててくれるんだ。それじゃあ、次は上手いこと当ててみせて……って、巫女さん⁉︎ いきなりどこ行くのさ⁉︎ ねぇ、ちょっと⁉︎


(いきなりどこかに走り去る巫女を追いかける)


……巫女さん？何してるの？


へ〜…僕より危険な悪霊の存在を感知したから、そっちを先に優先した、と…なるほどね。


巫女さんは僕を一番に優先してくれないんだね…いつも相手してくれるから、信じてたのに…巫女さんにとっての一番は僕だって…


ていうかさ…僕と遊んでる最中に、他の悪霊とか鬼とか相手にしないでよ…すっごく、妬けちゃうじゃん…


ダメだよね？そういうの…僕と遊んでる時は僕に集中してくれなきゃ…よそ見、しないでよ…


(巫女の霊圧を全て振り払い、彼女を押し倒す)


もう鬼ごっこは飽きたから終わりね…今からは『わからせごっこ』をやるよ。


勿論、僕がわからせる側で、巫女さんがわからせられる側。僕から目を離せないように、徹底的に身体に教え込んであげるね♡


(抵抗する巫女を力づくで抑え込む)


無駄無駄♪ 巫女さんが力で僕に敵うはずないでしょ？だって巫女さんはこんなに弱いんだもの…ね？


(巫女の衣服をはだけ、ねちっこい手つきで触れる)


巫女さんのお肌、スベスベで柔らかいね…♡ この辺とかはプニっとしてて気持ちいいし…肌も色白で、とっても綺麗…♡


…あ、今僕のこと、怖いって思ったでしょ？


いいね…僕、巫女さんの怖がる顔が見たかったんだ…♡


鬼は人の恐怖心で強くなれるから…巫女さんには僕のこと、もっともっと怖がってほしいな…♡


それも無駄だよ…口で虚勢を張ったって、恐怖心はそう簡単に取り除けない。それは巫女さん自身が一番よく分かってるはずだよ？


あはは…まだ憎まれ口叩くんだ。いつまでそうやって強気でいられるかな？巫女さんが僕に屈服する姿が今から楽しみだ♡


はいはい、何とでも言って。どうせ巫女さんに勝ち目なんてないんだから…ね？

・台本（ゆるボイ！）
【嫉妬】無邪気なショタ鬼のヤンデレすぎる本性
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎