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公開日2024年03月19日 09:24
更新日2024年03月19日 09:24
文字数
1254文字(約 4分11秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
熊童子
視聴者役柄
弓使いの女
場所
某所
あらすじ
鬼封じの巫女に封印されたという鬼童丸(酒吞童子の息子)を救うべく、鬼の四天王が動き出すーーそのうちの一人である熊童子は、鬼童丸の封印されたという場所を嗅ぎつけ、近くまで向かう。しかし、そんな彼を迎え撃ったのは、巫女配下の弓の名手である女で…?
本編
たしかこの辺りのはず…鬼童丸様が封印されていたという塚は……むっ⁉︎
(何者かの矢を受ける)
……ぬかったな。毒矢か。だが、これしきのことっ…!
(毒矢を抜き、自身の口で傷口から毒を抜く)
毒抜きはこれでいいか…にしても、このような物騒なモノをよくも。そこにいるのであろう?出て来い。
(女が姿を現す)
そなた、何者だ?わたしを熊童子と知っての狼藉か?
なるほど…既にこちらの動きは読まれていたというわけか。流石は鬼封じの巫女。その配下であるそなたも大した弓の腕だ。不意打ちとはいえ、的確に我が腕に当てにくるとは…
いいだろう…酒呑童子様の配下にして、四天王の名を冠するこの熊童子が、そなたの相手をしてやる。かかってこい…!
(彼女の素早い動きと放たれる矢に翻弄される)
むっ…!人間のおなごにもこのような使い手がいたとは…!どうやら、一筋縄ではいかんようだな…ならばっ!
(投石で彼女の弓を破壊する)
どうだ?自慢の弓そのものが破壊されてしまえば、そなたも打つ手はあるまい?今度はこちらの番だっ…!
(女に急接近し、その身体を大木に叩きつける)
あまり鬼を舐めるなよ…?そう易々と討たれてやるほど、ぬるい存在ではないぞ?
…やめておけ。これ以上の抵抗は無駄だ。その懐にある封印の札は没収する。
(女の懐にあった札を奪い取り、ビリビリに破り捨てる)
さて…鬼封じの巫女と鬼童丸様の居場所を教えてもらおうか?ここでわたしを迎え撃ったということは、この近くにいるのであろう?
そうか…口を割るつもりはない、か。ならば致し方あるまい…死よりつらい拷問で、その固い口を無理矢理にでも割らせて…
(少し考えて、口を開く)
…いや、これほどの弓の使い手をボロ雑巾のように扱うのはいささかもったいないな。そなた、その力を我が主君…酒呑童子様のために使ってみる気はないか?
ふん…だろうな。どうせそう言うだろうと思った。ならば無理やりにでも、そなたを従わせてやる…!口を開けて、我が生き血を飲め…!
(自身の舌を噛んで傷つけ、そのまま彼女に口移し。女の身体に拒絶反応が始まる)
ぷはっ…どうだ?鬼になる覚悟は決まったか?いや、拒絶反応でそれどころではないか…
耐えろ…そなたはこの程度で死ぬような、ヤワな女ではなかろう?血反吐を吐いてでも生き残れ…!
(拒絶反応終わり)
よし…正真正銘、鬼になったようだな。これで今日からそなたは酒呑童子様の配下で……ッ⁉
(女に抱きつかれる)
な、な、何をする…⁉ いきなりわたしの胸に飛び込んでくるなどっ…⁉
くっ…!まさか、鬼になったことでここまで態度が急変したのか…⁉ いや、つい先ほどまで敵対していたのだぞ…⁉ いくら鬼化したとて、ここまで変わるものなのか…⁉
ぐ、ぅっ…!よせ、やめぬか…!そのような甘い言葉でわたしをたぶらかすな…!そなたとはあくまで同じ主君に仕えるともがらであってだな…!
…ッ!そう、か…それがそなたの女としての本性だというなら…わたしも男として、応えぬわけにはいくまい…
(押し倒す)
悪く思うなよ…?誘ってきたのはそちらからだからな…多少手荒くはなるが、覚悟はよいな…?
(ため息)
まったく…このような魔性の女だとは思わなんだ。だが…今はその淫らな妖術にかかってやるとするか。
(何者かの矢を受ける)
……ぬかったな。毒矢か。だが、これしきのことっ…!
(毒矢を抜き、自身の口で傷口から毒を抜く)
毒抜きはこれでいいか…にしても、このような物騒なモノをよくも。そこにいるのであろう?出て来い。
(女が姿を現す)
そなた、何者だ?わたしを熊童子と知っての狼藉か?
なるほど…既にこちらの動きは読まれていたというわけか。流石は鬼封じの巫女。その配下であるそなたも大した弓の腕だ。不意打ちとはいえ、的確に我が腕に当てにくるとは…
いいだろう…酒呑童子様の配下にして、四天王の名を冠するこの熊童子が、そなたの相手をしてやる。かかってこい…!
(彼女の素早い動きと放たれる矢に翻弄される)
むっ…!人間のおなごにもこのような使い手がいたとは…!どうやら、一筋縄ではいかんようだな…ならばっ!
(投石で彼女の弓を破壊する)
どうだ?自慢の弓そのものが破壊されてしまえば、そなたも打つ手はあるまい?今度はこちらの番だっ…!
(女に急接近し、その身体を大木に叩きつける)
あまり鬼を舐めるなよ…?そう易々と討たれてやるほど、ぬるい存在ではないぞ?
…やめておけ。これ以上の抵抗は無駄だ。その懐にある封印の札は没収する。
(女の懐にあった札を奪い取り、ビリビリに破り捨てる)
さて…鬼封じの巫女と鬼童丸様の居場所を教えてもらおうか?ここでわたしを迎え撃ったということは、この近くにいるのであろう?
そうか…口を割るつもりはない、か。ならば致し方あるまい…死よりつらい拷問で、その固い口を無理矢理にでも割らせて…
(少し考えて、口を開く)
…いや、これほどの弓の使い手をボロ雑巾のように扱うのはいささかもったいないな。そなた、その力を我が主君…酒呑童子様のために使ってみる気はないか?
ふん…だろうな。どうせそう言うだろうと思った。ならば無理やりにでも、そなたを従わせてやる…!口を開けて、我が生き血を飲め…!
(自身の舌を噛んで傷つけ、そのまま彼女に口移し。女の身体に拒絶反応が始まる)
ぷはっ…どうだ?鬼になる覚悟は決まったか?いや、拒絶反応でそれどころではないか…
耐えろ…そなたはこの程度で死ぬような、ヤワな女ではなかろう?血反吐を吐いてでも生き残れ…!
(拒絶反応終わり)
よし…正真正銘、鬼になったようだな。これで今日からそなたは酒呑童子様の配下で……ッ⁉
(女に抱きつかれる)
な、な、何をする…⁉ いきなりわたしの胸に飛び込んでくるなどっ…⁉
くっ…!まさか、鬼になったことでここまで態度が急変したのか…⁉ いや、つい先ほどまで敵対していたのだぞ…⁉ いくら鬼化したとて、ここまで変わるものなのか…⁉
ぐ、ぅっ…!よせ、やめぬか…!そのような甘い言葉でわたしをたぶらかすな…!そなたとはあくまで同じ主君に仕えるともがらであってだな…!
…ッ!そう、か…それがそなたの女としての本性だというなら…わたしも男として、応えぬわけにはいくまい…
(押し倒す)
悪く思うなよ…?誘ってきたのはそちらからだからな…多少手荒くはなるが、覚悟はよいな…?
(ため息)
まったく…このような魔性の女だとは思わなんだ。だが…今はその淫らな妖術にかかってやるとするか。
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