- ヤンデレ
- 百合
公開日2021年06月05日 18:00
更新日2021年06月05日 18:00
文字数
3044文字(約 10分9秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
新人
視聴者役柄
先輩
場所
指定なし
あらすじ
地球をエイリアンから守る防衛軍。そこに赴任した新人パイロットが先輩パイロットと・・・・・・といった具合です。
ヤンデレ、というよりは闇堕ちに近い内容かもしれません。
ヤンデレ、というよりは闇堕ちに近い内容かもしれません。
本編
【近未来の朝、基地内部にて。】
本日付けでこちらに配属となりましたっ!
地球を襲うエイリアンらから守るべく、こちらへ志願しました!
至らぬ身ではありますが、精いっぱい先輩方に追いつくべく頑張っていきますので、これからよろしくお願いします!
・・・・・・そ、そんなに畏まらなくてもよいのですか?
い、いえ!でも、士官学校にいた時は上官には礼を尽くせを教えられましたので!
こうしたことが、隊の規律を乱すと教わったものですから・・・・・・スイマセン、徐々に慣れていくよう頑張ります。
・・・・・・。
えっ?これから新人歓迎会ですか?
分かりました!すぐに準備しますっ!
【同日、夕方。】
はぁ・・・・・・楽しかったです。
皆さん、とってもいい方なんですね。
ごめんなさい、この部隊って最前線で戦う部隊と聞いていたので、てっきり皆さん、もっと怖い顔をしていたり怖い性格の人しかいないと思っていたものだから。
っと、ここが私の部屋なのですか?
えっ!?せ、先輩と相部屋なのですか?
い、いえ、大丈夫です!
相部屋って、今までしたことが無かったものですから・・・・・・。
【同日同時刻、部屋の中に。】
『機械音。ウィーン、という音があれば。』
うわぁ・・・・・・ここが、地球を守っている皆さんの部屋・・・・・・。
あっ!クローゼットが・・・・・・。
これが、制服かぁ・・・・・・とってもかっこいいっ!
私、これから毎日これを着て地球を、皆を守っていくんですね・・・・・・。
明日から早速実地訓練、ですか?
はいっ!分かりました!
じゃあ、今日はもう寝なきゃですね。
おやすみなさい、先輩。
【翌日昼頃、訓練終了後。】
『ビームの様な音、もしくは拳銃のような音。』
ッ!はぁ、はぁっ。
終わりですか?
つ、疲れました・・・・・・。
引き金を引くくらいならば士官学校で練習してできると思ったのですが、いざこうして引くとなると手が震えてしまいますね。
でも、これが地球を救うっていう事なんですね。
先輩には何度も助けられちゃいましたね。
足手まといでごめんなさい。
えっ?先輩も最初はそうだったんですか?
そうだったのですか・・・・・・とてもそうは思えません。
緻密な操縦に、さりげない味方へのサポート、そしてトドメを指す時の判断力・・・・・・。
とても、かっこいいです!
私、先輩と・・・・・・。
い、いえ!先輩みたいになりたいです!
そうだ、せめてものお礼、になるかは分かりませんが。
後でお背中を流させてくださいっ!
・・・・・・いいえ、遠慮しないでください!こう見えても、実家で暮らしていた頃は他の家族から背中洗いのプロ、なんて言われていたんで自信があるんです!
い、いらないのですか・・・・・・?そう、ですか。
それじゃあ、他に・・・・・・。
え、特に何もいらない、のですか?
当然のことをしただけ・・・・・・?
そ、そうなのですか?
分かりました。
『電子音。ピロリン、的なものがあると。』
あ、もう帰投する時間みたいですね。
じゃあ私、お先に失礼しますっ!
『シュゴッ、とエンジンを蒸かすような音があれば。』
・・・・・・。
先輩、かっこいいなぁ。
私が男だったらなぁ。
『別日、朝。緊急事態サイレンの鳴り響く中。』
(ウィーン、という扉の開閉音。)
おはようございます・・・・・・あれ、どうしたんですか?
えっ!?エイリアンが地球に!
分かりました!すぐに準備して出撃します!
見ててください先輩!日々の練習の成果を示して見せます!
(足音。)
【同日同時刻、機体に搭乗し、vsエイリアン中。】
『ビーム、または拳銃の音。』
はあっ!
や、やった!初めて倒せました!
・・・・・・ごっ、ごめんなさい!浮かれてました。
引き続き警戒します。
あっ、先輩!あそこに・・・・・・。
命中確認しましたっ!
やはり先輩はスゴいです!
あと残る敵は・・・・・・1匹みたいですね。
でも、どこにも見当たらないですね?
なぜなんでしょう?
せ、先輩っ!後ろ!
どけて下さいっ!
『衝撃音。』
うっ・・・・・・くぅ!
(何、この感触、頭がジンジンする・・・・・・。)
大丈夫です!
ごめんなさい、機体の中枢部に損傷が起きたみたいで、動けないみたいです。
体の方は大丈夫です!頭を強く打ったせいなのか、なんだかボーっとします。
何はともあれ、敵は全員倒せましたね。
じゃあ、帰投しましょう、先輩。
え?医務室ですか?
大丈夫ですよっ。体の方は特に何も問題なく・・・・・・。
・・・・・・わかりました。帰ったら念の為医務室へ行ってきます。
【同日夕方、自室にて。】
『ウィーン。』
あ、先輩。お帰りなさい。
あっ、この頭の包帯ですか?
見た目ほど酷いものでは無くて、少し血が出た程度でした。
そこを除けば、特に体に異常無いみたいです。
明日にでも復帰できるみたいですよ?
えっ・・・・・・?先輩、どうしてそんな悲しそうな顔をしているのですか?
この怪我は、私が敵の情報を正確に掴めていなかったせいで負ったんです。
先輩のせいなんかじゃありませんよ。
でも、先輩に心配をかけてしまって・・・・・・ごめんなさい。
でも、実はこの怪我を負ってから・・・・・・私、何故かすっごい気分がいいんです。
まるで、ずっと悩んでいたことが解決しそうなというか、小さな事が気にならなくなるというか・・・・・・。
・・・・・・暫く休め、ですか?
ど、どうしてですか?やはり新人の私なんかじゃまだ先輩と一緒に戦う事はできないのですか?
・・・・・・わかりました。では数日程、お休みをいただきますね。
でもでもっ!もっと練習して、センパイの役に立てるように頑張りますから!
ふふふっ。
【同日夜、自室。】
センパイ?まだ起きてますか?
そちらに、失礼しますね?
・・・・・・っしょ、っと。
センパイは、好きな人はいるのですか?
私はいます。
かっこよくて、綺麗で、皆のヒーローで、そして私の憧れの人で・・・・・・。
うふふふ。
センパイ、貴方の事です。
女同士・・・・・・?そんなの、何か問題ですか?
私あの日、センパイを庇って攻撃を受けた時から・・・・・・。
私の中で誰かが囁いているんです。
欲望の素直になれって、理性なんて必要ない、って。
だって、センパイが素敵な方という事実には、変わりないのですから。
・・・・・・急に立ち上がってどうしたのですか?
うふふ、私はどこも変じゃないですよぉ?
体もちゃんと動いているし、頭の怪我も治っているじゃないですかぁ・
そんな風にセンパイが構えても・・・・・・ほらぁ。
ふふっ、センパイの筋肉が付いて引き締まった腕が、私の腕に掴まれちゃいましたね?
ほら、このままだと・・・・・・よいしょ、っと。
(ギシ、もしくはシーツの擦れる音。)
うふふふ、押し倒されちゃいましたね。入って間もない新人隊員に。
体、ブルブルと震えてますね。かわいいです、センパイ。
スンスン(鼻を鳴らす)・・・・・・。
はぁ、いい匂い。
髪も、首筋も、その柔らかそうな唇も・・・・・・私の、私だけの・・・・・・。
ん?センパイ、目が潤んでますよぉ?
大丈夫ですよ。
センパイもすぐに私の事が好きになりますから。
ぜぇんぶがどうでもよくなるくらいに、私と愛し合いましょう?
(接吻音)
愛しています、センパイ。
本日付けでこちらに配属となりましたっ!
地球を襲うエイリアンらから守るべく、こちらへ志願しました!
至らぬ身ではありますが、精いっぱい先輩方に追いつくべく頑張っていきますので、これからよろしくお願いします!
・・・・・・そ、そんなに畏まらなくてもよいのですか?
い、いえ!でも、士官学校にいた時は上官には礼を尽くせを教えられましたので!
こうしたことが、隊の規律を乱すと教わったものですから・・・・・・スイマセン、徐々に慣れていくよう頑張ります。
・・・・・・。
えっ?これから新人歓迎会ですか?
分かりました!すぐに準備しますっ!
【同日、夕方。】
はぁ・・・・・・楽しかったです。
皆さん、とってもいい方なんですね。
ごめんなさい、この部隊って最前線で戦う部隊と聞いていたので、てっきり皆さん、もっと怖い顔をしていたり怖い性格の人しかいないと思っていたものだから。
っと、ここが私の部屋なのですか?
えっ!?せ、先輩と相部屋なのですか?
い、いえ、大丈夫です!
相部屋って、今までしたことが無かったものですから・・・・・・。
【同日同時刻、部屋の中に。】
『機械音。ウィーン、という音があれば。』
うわぁ・・・・・・ここが、地球を守っている皆さんの部屋・・・・・・。
あっ!クローゼットが・・・・・・。
これが、制服かぁ・・・・・・とってもかっこいいっ!
私、これから毎日これを着て地球を、皆を守っていくんですね・・・・・・。
明日から早速実地訓練、ですか?
はいっ!分かりました!
じゃあ、今日はもう寝なきゃですね。
おやすみなさい、先輩。
【翌日昼頃、訓練終了後。】
『ビームの様な音、もしくは拳銃のような音。』
ッ!はぁ、はぁっ。
終わりですか?
つ、疲れました・・・・・・。
引き金を引くくらいならば士官学校で練習してできると思ったのですが、いざこうして引くとなると手が震えてしまいますね。
でも、これが地球を救うっていう事なんですね。
先輩には何度も助けられちゃいましたね。
足手まといでごめんなさい。
えっ?先輩も最初はそうだったんですか?
そうだったのですか・・・・・・とてもそうは思えません。
緻密な操縦に、さりげない味方へのサポート、そしてトドメを指す時の判断力・・・・・・。
とても、かっこいいです!
私、先輩と・・・・・・。
い、いえ!先輩みたいになりたいです!
そうだ、せめてものお礼、になるかは分かりませんが。
後でお背中を流させてくださいっ!
・・・・・・いいえ、遠慮しないでください!こう見えても、実家で暮らしていた頃は他の家族から背中洗いのプロ、なんて言われていたんで自信があるんです!
い、いらないのですか・・・・・・?そう、ですか。
それじゃあ、他に・・・・・・。
え、特に何もいらない、のですか?
当然のことをしただけ・・・・・・?
そ、そうなのですか?
分かりました。
『電子音。ピロリン、的なものがあると。』
あ、もう帰投する時間みたいですね。
じゃあ私、お先に失礼しますっ!
『シュゴッ、とエンジンを蒸かすような音があれば。』
・・・・・・。
先輩、かっこいいなぁ。
私が男だったらなぁ。
『別日、朝。緊急事態サイレンの鳴り響く中。』
(ウィーン、という扉の開閉音。)
おはようございます・・・・・・あれ、どうしたんですか?
えっ!?エイリアンが地球に!
分かりました!すぐに準備して出撃します!
見ててください先輩!日々の練習の成果を示して見せます!
(足音。)
【同日同時刻、機体に搭乗し、vsエイリアン中。】
『ビーム、または拳銃の音。』
はあっ!
や、やった!初めて倒せました!
・・・・・・ごっ、ごめんなさい!浮かれてました。
引き続き警戒します。
あっ、先輩!あそこに・・・・・・。
命中確認しましたっ!
やはり先輩はスゴいです!
あと残る敵は・・・・・・1匹みたいですね。
でも、どこにも見当たらないですね?
なぜなんでしょう?
せ、先輩っ!後ろ!
どけて下さいっ!
『衝撃音。』
うっ・・・・・・くぅ!
(何、この感触、頭がジンジンする・・・・・・。)
大丈夫です!
ごめんなさい、機体の中枢部に損傷が起きたみたいで、動けないみたいです。
体の方は大丈夫です!頭を強く打ったせいなのか、なんだかボーっとします。
何はともあれ、敵は全員倒せましたね。
じゃあ、帰投しましょう、先輩。
え?医務室ですか?
大丈夫ですよっ。体の方は特に何も問題なく・・・・・・。
・・・・・・わかりました。帰ったら念の為医務室へ行ってきます。
【同日夕方、自室にて。】
『ウィーン。』
あ、先輩。お帰りなさい。
あっ、この頭の包帯ですか?
見た目ほど酷いものでは無くて、少し血が出た程度でした。
そこを除けば、特に体に異常無いみたいです。
明日にでも復帰できるみたいですよ?
えっ・・・・・・?先輩、どうしてそんな悲しそうな顔をしているのですか?
この怪我は、私が敵の情報を正確に掴めていなかったせいで負ったんです。
先輩のせいなんかじゃありませんよ。
でも、先輩に心配をかけてしまって・・・・・・ごめんなさい。
でも、実はこの怪我を負ってから・・・・・・私、何故かすっごい気分がいいんです。
まるで、ずっと悩んでいたことが解決しそうなというか、小さな事が気にならなくなるというか・・・・・・。
・・・・・・暫く休め、ですか?
ど、どうしてですか?やはり新人の私なんかじゃまだ先輩と一緒に戦う事はできないのですか?
・・・・・・わかりました。では数日程、お休みをいただきますね。
でもでもっ!もっと練習して、センパイの役に立てるように頑張りますから!
ふふふっ。
【同日夜、自室。】
センパイ?まだ起きてますか?
そちらに、失礼しますね?
・・・・・・っしょ、っと。
センパイは、好きな人はいるのですか?
私はいます。
かっこよくて、綺麗で、皆のヒーローで、そして私の憧れの人で・・・・・・。
うふふふ。
センパイ、貴方の事です。
女同士・・・・・・?そんなの、何か問題ですか?
私あの日、センパイを庇って攻撃を受けた時から・・・・・・。
私の中で誰かが囁いているんです。
欲望の素直になれって、理性なんて必要ない、って。
だって、センパイが素敵な方という事実には、変わりないのですから。
・・・・・・急に立ち上がってどうしたのですか?
うふふ、私はどこも変じゃないですよぉ?
体もちゃんと動いているし、頭の怪我も治っているじゃないですかぁ・
そんな風にセンパイが構えても・・・・・・ほらぁ。
ふふっ、センパイの筋肉が付いて引き締まった腕が、私の腕に掴まれちゃいましたね?
ほら、このままだと・・・・・・よいしょ、っと。
(ギシ、もしくはシーツの擦れる音。)
うふふふ、押し倒されちゃいましたね。入って間もない新人隊員に。
体、ブルブルと震えてますね。かわいいです、センパイ。
スンスン(鼻を鳴らす)・・・・・・。
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クレジット
ライター情報
いつも閲覧ありがとうございます(^^)/
趣味で聴いているASMR、シチュボ系の動画等を盛り上げたいという思いと、自分の名を売りたいという下心を持って、フリー台本を書いております。
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夢は1個800円の卵を毎日2個食べられる暮らしです。
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夢は1個800円の卵を毎日2個食べられる暮らしです。
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