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公開日2024年05月25日 08:06
更新日2024年05月25日 08:09
文字数
2113文字(約 7分3秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
女科学者
視聴者役柄
モルモット
場所
ラボ
あらすじ
とある女科学者の元で、モルモットとして働いていた貴方は、実験が上手くいっていない様子の彼女に対して、耳かきを提案する。思いの外、あっさり提案を受け入れられた貴方は、少々拍子抜けしながらも、彼女の膝に寝転ぶことにして…?
本編
うーむ…中々かんばしい研究結果が得られない…どうしたものか…
…ん?あぁ、モルモット君か。どうした?君の方から、わたしのラボに入ってくるなんて珍しいじゃないか。
あぁ、これね…君以外のモルモットで試した諸々の実験データさ。これがなかなか思った通りの結果が得られなくてね。どうしたものかと悩んでいたところなんだ。
うむ。リラックスパラメータと快感パラメータを両方同時に計測する実験でね…それらを増幅するいろんな薬を投与しているんだが、どれも上手くいかなくてね。快感パラメータだけが爆上がりして、その場で発情したり、リラックスパラメータだけが爆上がりして、二十四時間ひたすら眠ってしまったりと、両方のパラメータが均衡するような良いデータが取れないんだ。
うん…それでどうしたものかと悩んでいたところでね。君は何かこの二つの項目をバランス良く両立させるような方法を知らないかな?どうやら、投薬以外の方が良さげな気がするんだが…
…耳、かき?耳かきとはあれか?耳の中に棒を突っ込んで掃除する…
ふふふっ、なるほど。それは大いに試してみる価値がありそうだ。しかし、残念ながらこのラボには耳かき棒はない。綿棒もない。さて、このような場合はどうしたらいいと思う?
指で直接耳かき、か…なるほど。だが、わたしは潔癖症でもある。汚いと分かっている耳の中に直接指を入れるなど言語道断。というわけで、ここはゴム手袋を使わせてもらおう。
(両手にゴム手袋を装着)
よし、準備完了だ。さ、君はそこのベッドに横になりたまえ。
……何?耳かきの時は膝枕が常識、だと?君はいつからわたしに指図できるくらい偉くなったんだい?そこら辺を勘違いしてもらっては困るな。
まぁ、しかし…膝枕も理想的な実験データを取るために必要な条件の一つかもしれない。ここは君の言に従うこととしよう…ん、しょっ…
…さ、膝枕の体勢は完璧だ。君も早く仰向けに寝転んで、わたしの膝の上に頭を乗せたまえ。
(膝枕する)
ふむ…存外、人の頭というのは重たいものなのだな。いや、人体の構造としては当たり前なのだが、実際に膝に乗せられると、その重みを体感できると思ってね。
ま、そんなことはどうでもいいか…では、君に快感とリラックス、両方のパラメータを測るための機器をつけて、と…
…うむ。これで実験の準備は整った。それでは始めていこうか…あまり動かれるとくすぐったいから、じっとしていろよ?
(両耳ゴム手袋付き指耳かき)
お…測定値がどちらもいい感じに伸びている。これはもしかすると…?
ふふ…経過は良好だね。君の顔も随分と穏やかなものに変わっている。なるほど、耳かきにはこのような効果が…
…いや、まだ結論を出すのは早計か。実験は始まったばかりだからね…じっくり観察していくとしよう…
…にしてもモルモット君。君はどうして耳かきが快感とリラックスを両方バランスよく得られる行為だと思ったんだい?参考までに聞かせてもらおうか?
へぇ…なるほど。君に渡したタブレット端末の動画の中に耳かき音声なるものが…
ふむふむ…ASMR、というんだね?耳から人の気分を良好にする概念…それは実に興味深い。
ほぅ…?耳かきだけでなく、雨音や単なる生活音でもリラックス効果が得られると…?なるほど、ASMRとは奥が深いのだな…わたしも、一研究者としてその効果を体感せねば…いや、今はモルモット君への実験に集中、だな…
(しばらく無言で耳かき)
うーむ…相変わらず、実験数値は良好な値を保ったまま…これは決まりか?
む、どうした?急にモゾモゾして…耳でも痒いのか?
なんだ?そんなにモジモジされても言いたいことは伝わらないぞ?君はわたしに何をして欲しい?
耳を、拭く…?何?ナプキンでも使うのか?
あぁ…息を吹く方か。それは何の意味があるんだい?
快感値を瞬間的に大きくできる、だと…?なるほど、それでは試してみようか…両耳交互に、息を吹きかけるぞ…
(両耳交互に耳吹き)
おぉっ…!君の言う通りだな!たしかに快感の数値が大きく上昇した!これは面白い…!
(耳吹きを継続)
む…だが、ある程度吹き続けていると、値の上昇は一定のラインで止まるらしい。これは慣れ、というやつだな。おそらくは。
よし、それでは耳かき実験はこれにて終了だ。あとはリラックスの数値のみを上げる方法があれば良いのだが…
…何?膝枕した状態のままヨシヨシする、だと…?君はわたしにここから一生動くなとでも言いたいのか?
君が寝付くまでか…わかった。ならば、わたしが君を幼子のように寝かしつけてやろう。
ゴム手袋は取って…頭くらいは素手で撫でてやろう。よし、よし…
(頭を優しく撫でる)
…たしかに。リラックスの数値がだんだん上昇している…快感の値も微増しているから、これはこれで効果はあるのだな…
いいさ…このまま寝て?わたしの実験に協力してくれたこと、心から感謝しよう…君はもしかしたら、他のモルモットと違って、特別なのかもしれないな。
ふふ…さぁ?特別は特別さ。この実験の発案者も君だし…君はもしかすると、ただのモルモット枠に収まる器ではないのかもしれない。そう思っただけさ。
もし、君にそのつもりがあるなら…いや、これ以上はライン超えか。うっかりわたしとしたことが、失言するところだった。
いいんだ、君は何も気にしなくて…これからも、わたしの大切なモルモットとしてよろしく頼むよ?ふふふ…
…ん?あぁ、モルモット君か。どうした?君の方から、わたしのラボに入ってくるなんて珍しいじゃないか。
あぁ、これね…君以外のモルモットで試した諸々の実験データさ。これがなかなか思った通りの結果が得られなくてね。どうしたものかと悩んでいたところなんだ。
うむ。リラックスパラメータと快感パラメータを両方同時に計測する実験でね…それらを増幅するいろんな薬を投与しているんだが、どれも上手くいかなくてね。快感パラメータだけが爆上がりして、その場で発情したり、リラックスパラメータだけが爆上がりして、二十四時間ひたすら眠ってしまったりと、両方のパラメータが均衡するような良いデータが取れないんだ。
うん…それでどうしたものかと悩んでいたところでね。君は何かこの二つの項目をバランス良く両立させるような方法を知らないかな?どうやら、投薬以外の方が良さげな気がするんだが…
…耳、かき?耳かきとはあれか?耳の中に棒を突っ込んで掃除する…
ふふふっ、なるほど。それは大いに試してみる価値がありそうだ。しかし、残念ながらこのラボには耳かき棒はない。綿棒もない。さて、このような場合はどうしたらいいと思う?
指で直接耳かき、か…なるほど。だが、わたしは潔癖症でもある。汚いと分かっている耳の中に直接指を入れるなど言語道断。というわけで、ここはゴム手袋を使わせてもらおう。
(両手にゴム手袋を装着)
よし、準備完了だ。さ、君はそこのベッドに横になりたまえ。
……何?耳かきの時は膝枕が常識、だと?君はいつからわたしに指図できるくらい偉くなったんだい?そこら辺を勘違いしてもらっては困るな。
まぁ、しかし…膝枕も理想的な実験データを取るために必要な条件の一つかもしれない。ここは君の言に従うこととしよう…ん、しょっ…
…さ、膝枕の体勢は完璧だ。君も早く仰向けに寝転んで、わたしの膝の上に頭を乗せたまえ。
(膝枕する)
ふむ…存外、人の頭というのは重たいものなのだな。いや、人体の構造としては当たり前なのだが、実際に膝に乗せられると、その重みを体感できると思ってね。
ま、そんなことはどうでもいいか…では、君に快感とリラックス、両方のパラメータを測るための機器をつけて、と…
…うむ。これで実験の準備は整った。それでは始めていこうか…あまり動かれるとくすぐったいから、じっとしていろよ?
(両耳ゴム手袋付き指耳かき)
お…測定値がどちらもいい感じに伸びている。これはもしかすると…?
ふふ…経過は良好だね。君の顔も随分と穏やかなものに変わっている。なるほど、耳かきにはこのような効果が…
…いや、まだ結論を出すのは早計か。実験は始まったばかりだからね…じっくり観察していくとしよう…
…にしてもモルモット君。君はどうして耳かきが快感とリラックスを両方バランスよく得られる行為だと思ったんだい?参考までに聞かせてもらおうか?
へぇ…なるほど。君に渡したタブレット端末の動画の中に耳かき音声なるものが…
ふむふむ…ASMR、というんだね?耳から人の気分を良好にする概念…それは実に興味深い。
ほぅ…?耳かきだけでなく、雨音や単なる生活音でもリラックス効果が得られると…?なるほど、ASMRとは奥が深いのだな…わたしも、一研究者としてその効果を体感せねば…いや、今はモルモット君への実験に集中、だな…
(しばらく無言で耳かき)
うーむ…相変わらず、実験数値は良好な値を保ったまま…これは決まりか?
む、どうした?急にモゾモゾして…耳でも痒いのか?
なんだ?そんなにモジモジされても言いたいことは伝わらないぞ?君はわたしに何をして欲しい?
耳を、拭く…?何?ナプキンでも使うのか?
あぁ…息を吹く方か。それは何の意味があるんだい?
快感値を瞬間的に大きくできる、だと…?なるほど、それでは試してみようか…両耳交互に、息を吹きかけるぞ…
(両耳交互に耳吹き)
おぉっ…!君の言う通りだな!たしかに快感の数値が大きく上昇した!これは面白い…!
(耳吹きを継続)
む…だが、ある程度吹き続けていると、値の上昇は一定のラインで止まるらしい。これは慣れ、というやつだな。おそらくは。
よし、それでは耳かき実験はこれにて終了だ。あとはリラックスの数値のみを上げる方法があれば良いのだが…
…何?膝枕した状態のままヨシヨシする、だと…?君はわたしにここから一生動くなとでも言いたいのか?
君が寝付くまでか…わかった。ならば、わたしが君を幼子のように寝かしつけてやろう。
ゴム手袋は取って…頭くらいは素手で撫でてやろう。よし、よし…
(頭を優しく撫でる)
…たしかに。リラックスの数値がだんだん上昇している…快感の値も微増しているから、これはこれで効果はあるのだな…
いいさ…このまま寝て?わたしの実験に協力してくれたこと、心から感謝しよう…君はもしかしたら、他のモルモットと違って、特別なのかもしれないな。
ふふ…さぁ?特別は特別さ。この実験の発案者も君だし…君はもしかすると、ただのモルモット枠に収まる器ではないのかもしれない。そう思っただけさ。
もし、君にそのつもりがあるなら…いや、これ以上はライン超えか。うっかりわたしとしたことが、失言するところだった。
いいんだ、君は何も気にしなくて…これからも、わたしの大切なモルモットとしてよろしく頼むよ?ふふふ…
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