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【上位存在×和風ファンタジー】人喰い鬼へと変貌した元許嫁に死の宣告を下される
written by 松平蒼太郎
  • ファンタジー
  • 和風
  • 鬼娘
  • 貴族の娘
  • サディスト
  • 元許嫁
  • 女性上位
公開日2026年04月24日 21:03 更新日2026年04月24日 21:03
文字数
1549文字(約 5分10秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
鬼娘
視聴者役柄
貴族の息子
場所
あらすじ
貴族の息子である貴方は行方不明になった許嫁を探し、都をさまよう。ついに彼女を見つけた貴方だが、彼女はすでに人食い鬼へと変貌していて…?

※九条院京子…元貴族の娘。貴族としての生き方を嫌い、家出。鬼としての力を得て、人を喰らう。元々人を見下しがちな高飛車な性格だったが、鬼となってからはそれに拍車がかかる。貴族としての姓を捨てた彼女は、鬼条院を名乗る。
本編
~夜半、都にて~

今宵は月が綺麗だこと…貴方もそう思わない?

うふふ…覚えてくれて、とっても嬉しい。

わたしの元、許嫁くん?

…ずっと探してた?わたしのことを?

へぇ…そんなに愛してくれてたんだ?そうなんだ?

…どうして急にいなくなったのか、わたしの姿を見れば分かるでしょう?

そう。鬼になったの、わたし。

もうすでに人を腹の中に収めたし…

とっくの昔に、人の道から外れているのよ?

…後悔?特にないわね。

人の味って、こんなに美味しかったんだって。

むしろ、今まで食べなかったのがもったいないくらい。

鬼になれて良かったって、今では心から思ってるわ。

そうだ…もしよかったら、貴方も鬼になる?

わたしの血を飲めば、きっと君も人という鎖から解放される。

そんな不自由な身体、捨ててしまいたいでしょ?

少なくとも、わたしはそう思ってた…

家柄に縛られるだけのつまらない人生…

貴方と結婚することも全部、親が勝手に決めたこと。

そんなつまらない人生をやめたくて、わたしは鬼になった。

もうあの家に戻る気はないの…貴方には申し訳ないけどね。

さ、どうする?人としての生を捨てて鬼になるか、このままわたしに喰われるか…

好きな方を選んで?わたしは君の決断を尊重するわ。

…君を殺して僕も死ぬ?

くっ、ふふふ…あははははっ…!

つまらないなぁ…w ホンットに、つまらないw

前から思ってたけど貴方って、自分に酔ってる節があるわよね?w

…ホントはわたしのことなんか好きじゃないくせに。

貴方が好きなのは、わたしのことを好きだと錯覚している自分だけ。

良かった…こんな人の妻にならなくて。

鬼にならなかったら、今よりもっとつまらない人生が待ってた…

貴方を見て、そう確信した。

貴方はせいぜい、退屈な貴族としての人生を歩むのがお似合いよ。

(男が刀を振り上げて打ちかかってくる)

あぁ、もぅ…そうやって力任せに刀を振り回しても、駄目よ?

(刀身を砕く)

こうやって、簡単に砕かれちゃうんだから…鬼の力の前では、ねっ!

(片手で首を絞める)

さて、と…このまま縊り殺してもいいんだけど…貴方はどうしたい?

ほら…自分の最期くらい、自分で決めなさい?

ただ流されるだけの人生で、貴方は本当にそれで満足?

あはは…情けない人。

この期に及んで、泣くことしかできないだなんて…

いいわ…貴方には惨めな最期を贈ってあげる。死ね。

(力を込め、縊り殺そうとする)

…ん?今、なんて?もう一度、言って?

ぷっ…ふふふ、あはははは…!

はぁ…鬼になりたい、かぁ。

それって、鬼としてわたしと生きたいってこと?

貴方にしては、面白い決断を下したじゃない。

いいわよ。それならお望み通り、貴方を鬼にしてあげる…ッ。

(男を解放し、自分の指に傷をつける)

さ、わたしの指を舐めなさい?そのまま跪きながらね?

(指を舐められる)

ふふ♪ そんなに一生懸命しゃぶっちゃって…バッカみたい♪

さぁ、ここからが本番よ…

鬼の血に適合できるかどうか、貴方の運命を見せてもらうわ。

(男が血反吐を吐いて苦しむ)

あははっ♪ とっても苦しそう♪ これは本当に死んじゃうかも?

もし死んだら、わたしの胃袋の中に収めちゃおっかな~…

それが貴方にとっての、最大の供養だもんね?

…大丈夫?急に動かなくなって…やっぱり死んじゃった?

…!あはっ、生きてた生きてた♪ すっごーい♪

意外とそっち方面の才能はあったのね?見直したわ♪

あぁ、急に動かない方がいいわよ?さっきまで血反吐、吐きまくってたんだし。

(優しく抱きしめる)

…おめでどう。人としての貴方は死に、鬼として生まれ変わった。

そんな生まれたての貴方に、わたしと同じ苗字をあげる。

…いいえ、違うわ。

九条院じゃなくて、鬼条院。今日から貴方の苗字はそれよ。

そしてわたしは、鬼条院京子…今まで通り、京子って呼んで?

ふふ、いい子、いい子…よしよし。

(背中をさするもしくは頭を撫でる)

これからは京子さんが、先輩鬼として貴方のことを導いてあげる…楽しみにしてて?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【上位存在×和風ファンタジー】人喰い鬼へと変貌した元許嫁に死の宣告を下される
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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