家でデートをする二人。
いちゃいちゃしていたその時、彼女が突然の頭痛で倒れこんでしまいます。

あいたたた…。
うん、なんかちょっと頭痛くて…。
ごめん、鎮痛薬もらえる…かな？

そうだね、ちょっと寝かせてもらおうかな。
ごめんね、ベッド借りるね。

ううん、いつものことだから大丈夫。
君のせい、とかじゃないよ。
元々私、頭痛持ちなんだ。
普通の人なら平気なくらいの軽い負荷がかかるだけでも、痛みを感じたりするの。
今日のはちょっと痛みが強いかな…。

うん、それでいつもは頭痛薬を常備してるんだけどね。
今日はバッグの中のは切らしちゃってて。
あぁ、持ってきてくれたんだ？
ありがとう、ちょっと待ってね…いてて…。

お水も準備してくれてありがとう。
（薬と水を受け取って飲む）
心配かけちゃって、ごめんね？
少し寝れば治ると思うから。

今日？　そうだね、おうちデートにしててよかった。
外で頭痛が来ちゃうと、結構きついからね…えへへ。

欲しいもの？　ううん、今はお薬が飲めれば大丈夫。
あとは…そうね、君がいてくれたらそれが一番かな。ふふっ。
今日はホントにごめんね？　せっかくのデートだったのに。

そうだね、君には話してなかったもんね。
君にあまり気を遣わせたくなかったから。
うん、これからはちゃんと無理せず言うようにするよ。
君が優しい彼氏さんでよかった。

「無理に喋らないで、もう寝たほうがいい」？
そう、だね…。　うん、じゃあ少し寝るね？
でも、その前に…。ええと、手、握って欲しいかな。
あっでも、無理にとは言わないから。
握ってもらってても、途中で多分私寝ちゃうし。

（手を握る）
あっ…。　ふふっ、ありがとう。
うん、これなら安心して寝られると思う。
じゃあ、起きたらまた、いちゃいちゃしようね？

・台本（ゆるボイ！）
頭痛持ちな彼女
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・台本制作者
のみやま