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落ち込んだ彼女を慰める
written by のみやま
  • 甘々
  • カップル
  • 恋人同士
  • 年上
公開日2021年06月05日 18:00 更新日2021年06月20日 21:20
文字数
894文字(約 2分59秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
夜遅くに帰ってきた彼女。
少し辛いことがあったようです。
本編
ただいまー…。

あれ、まだ起きてたの?
だってもう12時だよ? キミ、明日も仕事でしょ?

心配してくれてたの…?
…そっか、ごめんね?
…うん、じゃあちょっと着替えてくる。

ごはん? うん、今日は外で食べてきたの。
…じゃあ、ココア、お願いしようかな。

---

ココアできたの? …ありがとう。
…うん、あったかくて美味しい。

今日? うん、まぁ…ちょっとね。
そうだ、キミはどうだったの?
ちゃんとお仕事できた? …そかそか、えらいね。

…。

(少し鼻をすすりながら)
…えへへ。 やっぱりダメだぁ。
キミを前にすると、抱えてたものが溢れてきちゃう…っ。

うん…ぐすっ。
また、キミに甘えても…いい?
うん……、ありがとう…。

ごめんね、年上なのに、いつも不甲斐ない彼女で…。

今日ね、会社の人にちょっと嫌味を言われちゃって…。
いつもだったら気にせず流せちゃうんだけど、最近失敗ばかりで気持ちが落ち込んでて…。

正直すごくショックだった。
でも、きっとその人にとって他意はなかったんだよ。
普段から、自分にも他人にも厳しい人だから。

ただ、私が不甲斐ないばっかりにさ。
その人の言葉が思ったよりグサッときて…。

うん…。
そう、だね…。

なんだかね、こうやって情けない自分も嫌になってきちゃうの…。
いつもキミに慰めてもらってさ…。
ホントは、キミを慰めてあげられるくらい、強くなりたい…。

うん…。
そ、そんなことないよっ。
むしろキミはいつも私を支えてくれて。
キミが辛いときだってきっとあるのに、いつも私を心配してくれて…。

ホントに、感謝してるの。
逆に私がキミにできてることって、あるのかなって……思うくらい…。

うん…?
い、いはい、いはい…っ。(い、痛い、痛い)
ほ、ほっぺつねったら痛いよ…。

うん…、…うん、そう…思う。
…うん、私も、キミのことが大好きだよ。

…そうだね。
お互いが欠けたところを補えるから、私たち、一緒になったんだよね。

…あはは、キミにはいつも励まされてばかりだね。
…うん、こんな私でも、きっとできることがあるよね。

いつも支えてくれて、ありがとう。
私も、キミといつまでも一緒にいたい。

うん、元気出たっ。
ココア、淹れてくれてありがとね。

じゃあそろそろ寝る準備しよっか。
明日の朝ごはんは、私がキミの好きなもの作ってあげるね。 ふふっ。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
落ち込んだ彼女を慰める
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
のみやま
ライター情報
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