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公開日2024年09月18日 21:25
更新日2024年09月18日 21:25
文字数
1816文字(約 6分4秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
年上の女性
視聴者役柄
学生
場所
夜の公園
あらすじ
眠れない夜には、僕は決まって近くの公園を訪れる。
そこにはいつものように年上のお姉さんがいて、僕の悩みとか、いろいろと話を聞いてくれる。
月の綺麗な夜。今日も僕は公園を訪れた。
そこにはいつものように年上のお姉さんがいて、僕の悩みとか、いろいろと話を聞いてくれる。
月の綺麗な夜。今日も僕は公園を訪れた。
本編
おや?
今日もこの公園に来たのかい、少年。
その歳で夜更かしは感心しないな。
眠れなくてって……寝る前にスマホをいじってたりしてるんだろ?
私はきちんと知らないが、ブルーライト、だっけ?
あれ、眠れなくなる原因なんだろ?
夜間モードにしてるから大丈夫?
よく分からないけれど、スマホの見過ぎには気を付けるんだぞ。明日はきちんと寝るように。
私はいいんだよ。
大人はもう成長しないんだから。
君は、まだまだ成長期なんだから。ちゃんと睡眠取らないと。
健康にも悪いだろうし。
それはお互い様だって?
ったく、ああ言えばこう言う少年だね。
いいよ。人のこと言えないのは自分でも分かってる。
ただ、大人として、君のことを心配していることは分かってくれ。
今日は、寝付けないというのなら仕方がない。
こっちおいで。今夜も私と話をしよう。
こうして君と話をするようになって、どれくらいになるかな。
最初は、素直に家に帰れ、って忠告を聞き入れてくれたのに……生意気な子供になっちゃって……。
親戚のおばちゃんみたい? むう……そのおばちゃん呼びが気になるが。
いや、年齢は関係ないって分かってはいるんだが、おばちゃんと呼ばれるのは、やっぱり複雑な気分になるってことだ。
一種の女心だよ。気にしないでくれ。
それより、ほら。空を見てごらんよ。
今日は月がきれいだ。
中秋の名月っていうんだっけ?
昔の人が月見をしたのも頷けるよ。とっても綺麗だね。
少年にとっては、月より団子の方なのかな?
それとも、隣のお姉さん、だったりして?
ははっ、ごめんよ。
君のその反応がとてもかわいいから、ついからかいたくなるんだ。
うん。少年も、この月を綺麗を思ってくれる人で良かったよ。
やっぱり、こんな綺麗な月を見ても、何も思わない人が、世の中にはいるからね。
何も思わないのか……思えなくなったのか……どっちなんだろうね。
どちらにしても、少し寂しいね。
少年、そんなことをいうんじゃないよ。
そうした人たちはきっと、心の余裕がないんだ。
身近にある、こうした美しいものに目を向ける余裕なんてなくて、日々を生きることに精一杯。
だから、他人のことも気遣える余裕もない。
ふとした時に、自分の口から出ている言葉が、鋭い刃に変わって、誰かを傷つけてしまっていることに、気づけないのさ。
もちろん、人を傷つけることはいけないことだ。どんな理由があろうとね。
少年を傷つけた相手のことは、許さなくてもいい。
でも、だからって、人に、この世界に絶望しないでほしい。
心無い言葉の一つ二つに、心を閉ざさないでほしい。
この世界には、少年みたいに、この月を綺麗だと口にできて、ちょっとした言葉に傷つくほど繊細で感性豊かな君のことを、理解してくれる人がきっといる。
少年の気持ちに寄り添って、同じように心を動かしてくれる人が、きっといるから。
私?
私は……そうだね。
少なくとも、理解者でいたいと、そう思っているよ。
一人、こうして感傷に浸りながら夜空を見ていた私に、声をかけてくれた、優しい少年の、ね。
なんだい? 照れているのかい。
ふふっ、そういうところは、かわいらしいね。
ふふっ、ほんとのことじゃないか。
頭でも撫でてやろうか?
いい?
残念。少年の髪は、きっと撫で心地も最高だろうに。
ねえ、少年。
もし、自分の気持ちに整理がついて、一人寂しい夜が平気になったなら。
もう、ここに来なくてもいいからな。
私のことは、気にしなくてもいいと、そういっているんだ。
少年がこうして来てくれているのは、それが理由だろ?
分かっているとも。君よりも長く生きているのだから、それぐらいはね。
言っただろう?
子どもはきちんと寝ないと、成長期なんだから。
今の少年は、心身共に未熟だからね。
たとえ、私に対して、優しさだけでない別の感情があったとしても、それはきっと、少年がまだ子供だから生まれた感情だ。
憧れかもしれないし、悪く言えば、依存ともいえる。
そんな君の想いを、受け取るわけにはいかないよ。
大人になったら受け取ってくれるのか?
ははっ、これは一本取られたね。
そうだね、君が立派な大人になって、その時に、その想いにしっかり答えが出せたなら。
私も、大人として、その気持ちに応えようじゃないか。
ああ、約束するよ。
さあ、もうそろそろ家に帰りなさい。
また、眠れない夜の日に、ここにおいで。
私もね、少年とこうして話をするのが、好きなのさ。
今のに、言葉以外の意味はないのに。まったく。
ちゃんと寝るんだぞ?
しっかり成長してくれないと困るから、な?
今日もこの公園に来たのかい、少年。
その歳で夜更かしは感心しないな。
眠れなくてって……寝る前にスマホをいじってたりしてるんだろ?
私はきちんと知らないが、ブルーライト、だっけ?
あれ、眠れなくなる原因なんだろ?
夜間モードにしてるから大丈夫?
よく分からないけれど、スマホの見過ぎには気を付けるんだぞ。明日はきちんと寝るように。
私はいいんだよ。
大人はもう成長しないんだから。
君は、まだまだ成長期なんだから。ちゃんと睡眠取らないと。
健康にも悪いだろうし。
それはお互い様だって?
ったく、ああ言えばこう言う少年だね。
いいよ。人のこと言えないのは自分でも分かってる。
ただ、大人として、君のことを心配していることは分かってくれ。
今日は、寝付けないというのなら仕方がない。
こっちおいで。今夜も私と話をしよう。
こうして君と話をするようになって、どれくらいになるかな。
最初は、素直に家に帰れ、って忠告を聞き入れてくれたのに……生意気な子供になっちゃって……。
親戚のおばちゃんみたい? むう……そのおばちゃん呼びが気になるが。
いや、年齢は関係ないって分かってはいるんだが、おばちゃんと呼ばれるのは、やっぱり複雑な気分になるってことだ。
一種の女心だよ。気にしないでくれ。
それより、ほら。空を見てごらんよ。
今日は月がきれいだ。
中秋の名月っていうんだっけ?
昔の人が月見をしたのも頷けるよ。とっても綺麗だね。
少年にとっては、月より団子の方なのかな?
それとも、隣のお姉さん、だったりして?
ははっ、ごめんよ。
君のその反応がとてもかわいいから、ついからかいたくなるんだ。
うん。少年も、この月を綺麗を思ってくれる人で良かったよ。
やっぱり、こんな綺麗な月を見ても、何も思わない人が、世の中にはいるからね。
何も思わないのか……思えなくなったのか……どっちなんだろうね。
どちらにしても、少し寂しいね。
少年、そんなことをいうんじゃないよ。
そうした人たちはきっと、心の余裕がないんだ。
身近にある、こうした美しいものに目を向ける余裕なんてなくて、日々を生きることに精一杯。
だから、他人のことも気遣える余裕もない。
ふとした時に、自分の口から出ている言葉が、鋭い刃に変わって、誰かを傷つけてしまっていることに、気づけないのさ。
もちろん、人を傷つけることはいけないことだ。どんな理由があろうとね。
少年を傷つけた相手のことは、許さなくてもいい。
でも、だからって、人に、この世界に絶望しないでほしい。
心無い言葉の一つ二つに、心を閉ざさないでほしい。
この世界には、少年みたいに、この月を綺麗だと口にできて、ちょっとした言葉に傷つくほど繊細で感性豊かな君のことを、理解してくれる人がきっといる。
少年の気持ちに寄り添って、同じように心を動かしてくれる人が、きっといるから。
私?
私は……そうだね。
少なくとも、理解者でいたいと、そう思っているよ。
一人、こうして感傷に浸りながら夜空を見ていた私に、声をかけてくれた、優しい少年の、ね。
なんだい? 照れているのかい。
ふふっ、そういうところは、かわいらしいね。
ふふっ、ほんとのことじゃないか。
頭でも撫でてやろうか?
いい?
残念。少年の髪は、きっと撫で心地も最高だろうに。
ねえ、少年。
もし、自分の気持ちに整理がついて、一人寂しい夜が平気になったなら。
もう、ここに来なくてもいいからな。
私のことは、気にしなくてもいいと、そういっているんだ。
少年がこうして来てくれているのは、それが理由だろ?
分かっているとも。君よりも長く生きているのだから、それぐらいはね。
言っただろう?
子どもはきちんと寝ないと、成長期なんだから。
今の少年は、心身共に未熟だからね。
たとえ、私に対して、優しさだけでない別の感情があったとしても、それはきっと、少年がまだ子供だから生まれた感情だ。
憧れかもしれないし、悪く言えば、依存ともいえる。
そんな君の想いを、受け取るわけにはいかないよ。
大人になったら受け取ってくれるのか?
ははっ、これは一本取られたね。
そうだね、君が立派な大人になって、その時に、その想いにしっかり答えが出せたなら。
私も、大人として、その気持ちに応えようじゃないか。
ああ、約束するよ。
さあ、もうそろそろ家に帰りなさい。
また、眠れない夜の日に、ここにおいで。
私もね、少年とこうして話をするのが、好きなのさ。
今のに、言葉以外の意味はないのに。まったく。
ちゃんと寝るんだぞ?
しっかり成長してくれないと困るから、な?
クレジット
ライター情報
pixivでフリー台本を書いています。
甘々な話も、ちょっとエモいお話も、どっちも好きで書いています。
元々小説畑の人間なので、どこか物語染みてるところがあるかも……。
甘々な話も、ちょっとエモいお話も、どっちも好きで書いています。
元々小説畑の人間なので、どこか物語染みてるところがあるかも……。
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