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公開日2024年12月08日 12:46
更新日2024年12月08日 12:46
文字数
1381文字(約 4分37秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
十二神将
視聴者役柄
人間の男
場所
極楽浄土
あらすじ
男は薬師如来に仕える鬼神(夜叉)部隊の『十二神将』に追われていた。前回の戦いで毒を受けた彼は、フラフラになりながらも、先を急いでいた。そして次に待ち受けていたのは、のじゃ系女子の『珊底羅(さんてら)大将』で…?
本編
お主…ずいぶんフラフラのようじゃが、大丈夫か?
まぁ、そう警戒するでない…別にいきなり襲いかかったりせぬよ。
うむ…わらわは不意打ちという手は好まぬからな。襲うなら、正々堂々と襲う。
それよりも…お主の顔色があまりにも悪い。もしや、毒でも盛られたか?
当たりのようじゃな…ならば、この『珊底羅(さんてら)』に任せい。
これでも病気や怪我の治療には、十二神の中でも一番精通しておるからな。騙されたと思うて、治療を受けてみぬか?
うむ…それでよい。男子たるもの、素直が一番じゃ。ゆくぞ…
(彼の胸に手を当て、体内の毒を消滅させる)
…うむ、これでよかろう。気分はどうじゃ?
そうか。ならば良し。愛する者の力になれて、わらわは満足じゃ。
…む?現世へ帰りたいとな…
それは構わぬが…お主が向かっていたのは、現世とは逆方向じゃったぞ?
うむ…おそらく、毒による苦しみのあまり、自然と足が現世から遠のいていたのであろう。恐ろしいことじゃ…
…わらわか?わらわはお主を止めぬよ。止める理由がないからな。
決まっておる…お主はわらわたちの住むこの世界からは出られん。お主がたとえ、どんな手を使っても。
そうじゃ。お主には酷なことかもしれんが、これは運命なのじゃよ…わらわとお主が、夫婦になるという運命…
…無理じゃと言っておるであろう。お主が何を思い、努力しようが、大きな力の前ではすべて無意味。諦めて、わらわと共に来い。な?
(ため息)
そうか…それがお主の答えか…
ならば致し方あるまい…止めぬとは言ったが、少々お灸を据える必要はあるようじゃな。覚悟せい。
(男と武器を打ち合う)
ぬっ…!やはり薬師如来様に選ばれただけはある…!
そして…その意志の強さも、わらわの夫にふさわしい…!ふんっ!
(男を弾き飛ばすが、ギリギリ耐えられる)
むぅ…受け切りおったか。完全に押し込んだと思うたが…
まぁ、よい…今のでお主の身体には、ヒビが入ったであろうからな。
(男が膝をつき、吐血)
……今の自分がどういう状態か、わからぬか?
先ほどお主はわらわの攻撃を受け切った…受け流すのではなく、な?
ふふ、ご明答。そう、わらわの攻撃は敵の体内に衝撃を与えるモノ…つまり、外的損傷はなくとも、身体の内側から直接破壊していく仕様というわけじゃ。
残念じゃったな?まともに攻撃を受け止めるのではなく、受け流していればよかったものを…
一瞬の判断ミスが命取りになるということを、よく覚えておくがよい。まぁそれも、今となっては手遅れなのじゃが。
(そっと抱きしめる)
のぅ、お主…お主がどのような理由で現世への帰還にこだわるかは知らぬが、これ以上、己の身体に鞭打つこともあるまい。
どうじゃ?ここで潔くわらわに屈服して、我ら十二神と薬師如来様の元で平穏に暮らすというのは…?
ふふ…どこまでも強情な男じゃ。そういうところが、愛(う)い…///
(キス)
さ、わらわの用事はこれにて終いじゃ。どこへなりとも、好きなところへ行くがよい。
構わぬ。何を成そうと、お主の運命は決定づけられておるのじゃから…わらわはいつでも、お主のことを見ておるからな?
(男が立ち去る)
素直になれんところが可愛いのぉ、あやつは…わらわのキスで感じおったくせに…♡
にしても…あやつがどうしても現世に帰りたい理由…薄々は察せられるが。
くく…まぁ、よい。数多の苦難を乗り越えたあやつが、いかにわらわ好みの男になっているか、今から楽しみじゃ♡
わらわは貞淑な妻として、あやつの頑張りを見届けるとしよう…♡ せいぜい、無様にくたばらぬようにな…♡
まぁ、そう警戒するでない…別にいきなり襲いかかったりせぬよ。
うむ…わらわは不意打ちという手は好まぬからな。襲うなら、正々堂々と襲う。
それよりも…お主の顔色があまりにも悪い。もしや、毒でも盛られたか?
当たりのようじゃな…ならば、この『珊底羅(さんてら)』に任せい。
これでも病気や怪我の治療には、十二神の中でも一番精通しておるからな。騙されたと思うて、治療を受けてみぬか?
うむ…それでよい。男子たるもの、素直が一番じゃ。ゆくぞ…
(彼の胸に手を当て、体内の毒を消滅させる)
…うむ、これでよかろう。気分はどうじゃ?
そうか。ならば良し。愛する者の力になれて、わらわは満足じゃ。
…む?現世へ帰りたいとな…
それは構わぬが…お主が向かっていたのは、現世とは逆方向じゃったぞ?
うむ…おそらく、毒による苦しみのあまり、自然と足が現世から遠のいていたのであろう。恐ろしいことじゃ…
…わらわか?わらわはお主を止めぬよ。止める理由がないからな。
決まっておる…お主はわらわたちの住むこの世界からは出られん。お主がたとえ、どんな手を使っても。
そうじゃ。お主には酷なことかもしれんが、これは運命なのじゃよ…わらわとお主が、夫婦になるという運命…
…無理じゃと言っておるであろう。お主が何を思い、努力しようが、大きな力の前ではすべて無意味。諦めて、わらわと共に来い。な?
(ため息)
そうか…それがお主の答えか…
ならば致し方あるまい…止めぬとは言ったが、少々お灸を据える必要はあるようじゃな。覚悟せい。
(男と武器を打ち合う)
ぬっ…!やはり薬師如来様に選ばれただけはある…!
そして…その意志の強さも、わらわの夫にふさわしい…!ふんっ!
(男を弾き飛ばすが、ギリギリ耐えられる)
むぅ…受け切りおったか。完全に押し込んだと思うたが…
まぁ、よい…今のでお主の身体には、ヒビが入ったであろうからな。
(男が膝をつき、吐血)
……今の自分がどういう状態か、わからぬか?
先ほどお主はわらわの攻撃を受け切った…受け流すのではなく、な?
ふふ、ご明答。そう、わらわの攻撃は敵の体内に衝撃を与えるモノ…つまり、外的損傷はなくとも、身体の内側から直接破壊していく仕様というわけじゃ。
残念じゃったな?まともに攻撃を受け止めるのではなく、受け流していればよかったものを…
一瞬の判断ミスが命取りになるということを、よく覚えておくがよい。まぁそれも、今となっては手遅れなのじゃが。
(そっと抱きしめる)
のぅ、お主…お主がどのような理由で現世への帰還にこだわるかは知らぬが、これ以上、己の身体に鞭打つこともあるまい。
どうじゃ?ここで潔くわらわに屈服して、我ら十二神と薬師如来様の元で平穏に暮らすというのは…?
ふふ…どこまでも強情な男じゃ。そういうところが、愛(う)い…///
(キス)
さ、わらわの用事はこれにて終いじゃ。どこへなりとも、好きなところへ行くがよい。
構わぬ。何を成そうと、お主の運命は決定づけられておるのじゃから…わらわはいつでも、お主のことを見ておるからな?
(男が立ち去る)
素直になれんところが可愛いのぉ、あやつは…わらわのキスで感じおったくせに…♡
にしても…あやつがどうしても現世に帰りたい理由…薄々は察せられるが。
くく…まぁ、よい。数多の苦難を乗り越えたあやつが、いかにわらわ好みの男になっているか、今から楽しみじゃ♡
わらわは貞淑な妻として、あやつの頑張りを見届けるとしよう…♡ せいぜい、無様にくたばらぬようにな…♡
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台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
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