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公開日2024年12月11日 20:37
更新日2024年12月11日 20:42
文字数
1259文字(約 4分12秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
女子生徒の幽霊
視聴者役柄
男子生徒
場所
学校の旧音楽室
あらすじ
とある学校にて、今は使われていない旧校舎の音楽室で、亡くなった女子生徒の幽霊がピアノを弾いているという噂があった。その噂の真偽を確かめるべく、オカルト好きな少年が一人こっそり旧校舎の音楽室に忍び込んでしまって…?
本編
(ピアノを演奏していると、誰かが音楽室に入ってきたので、演奏の手を止める)
あら、君は?もう下校時刻が近いはずだけど?
わたし?わたしは見ての通り、ピアノの練習よ。コンクールが近いから、特例で生徒会から音楽室を借りてるの。
それより…君は見たところ、二年のようだけど、どうして旧校舎の音楽室に?もしかして、忘れ物?
ぷっ…ふふ、ふふふっ…w
ご、ごめんなさいw その、急に怪談話をされて、ビックリしちゃってw
フゥ…で?君はその噂の怪談とやらの真偽を確かめにきたというわけ?
ふーん…それにしても…ねぇ?放課後、旧校舎の音楽室に亡くなった生徒の幽霊がピアノを弾いてるだなんて、ちょっと古典的すぎない?君って、そういうのを信じるタイプ?
ふふっ…そう。なら、そういうことにしておくわ。
あ、それより君、ピアノ弾けたりする?
もし、弾けるなら、わたしと連弾をお願いしたいのだけど。
えぇ。二人でピアノの弾く、あの連弾よ。
えぇ、まぁ…たしかにコンクールは近いけど、問題ないわ。それより今は、誰かと演奏したい気分なの。ダメ?
ふふっ、ありがとう。えっと、この楽譜なんだけど…
…大丈夫そう?合わせても平気?
ありがとう…それじゃあ、始めるわね。
(連弾開始、時が経つのを忘れて練習に励む)
へぇ…君、スジがいいじゃない。
こんな短時間で、わたしに合わせられるなんて…ふふっ♪
わたし、君のこと気に入っちゃったかもしれない…永遠に縛り付けておきたいくらいには。
ほら、もっとたくさん練習しましょ?君と一緒に演奏するの、すっごく楽しい♪
…ずっと寂しかったの。毎日一人で黙々とピアノを弾いて…誰も聞くことのない曲を弾くのは、とっても寂しくて、むなしかった…
けど、今日は君が来てくれた…君が一緒に弾いてくれたおかげで、寂しくなくなった。わたしの心を、君が満たしてくれたの。
…ダメよ。演奏をやめようとしないで。
君はわたしと永遠にここでピアノを弾き続けるの…わたしたち以外誰もいない、この空間で。
あはは…それは不可能よ。だってここはすでにわたしたちのテリトリー…誰にも干渉されない、最高の舞台なの。
わたしね、死ぬ前は本当にピアノを頑張ってきたの…人生のすべてと言っていいくらい、ピアノが好きだった。
でも…こんな状態になってからは、誰もわたしの演奏を聴いてくれなくなった。
どれだけ弾いても、誰も耳を傾けてくれない…それがとてもつらかった。
連弾のパートナーだったあの子も、あれからわたしの存在を全く認知してくれない…わたしは今もここに存在しているのに…
だから…君があの子に代わって、わたしを満たして?
そうじゃなきゃわたし、どうにかなってしまいそうだから…
…安心して?君の指が鍵盤から離れることは二度とない…だって君はわたしの、永遠のパートナーだから♡
君がピアノを弾ける人で良かった…♡ わたしとの相性も抜群だし、文句なしのパーフェクト♡
改めてお礼を言わせて…今日、ここに来てくれて本当にありがとう♡ ンッ…///
(チークキス)
ふふ…これで二人の繋ぐ呪いが完成♡ わたしから君に贈る、本物の愛情よ…♡
君はずーっと、わたしのそばにいるしかない…この閉じられた古い音楽室で、ね?///
あら、君は?もう下校時刻が近いはずだけど?
わたし?わたしは見ての通り、ピアノの練習よ。コンクールが近いから、特例で生徒会から音楽室を借りてるの。
それより…君は見たところ、二年のようだけど、どうして旧校舎の音楽室に?もしかして、忘れ物?
ぷっ…ふふ、ふふふっ…w
ご、ごめんなさいw その、急に怪談話をされて、ビックリしちゃってw
フゥ…で?君はその噂の怪談とやらの真偽を確かめにきたというわけ?
ふーん…それにしても…ねぇ?放課後、旧校舎の音楽室に亡くなった生徒の幽霊がピアノを弾いてるだなんて、ちょっと古典的すぎない?君って、そういうのを信じるタイプ?
ふふっ…そう。なら、そういうことにしておくわ。
あ、それより君、ピアノ弾けたりする?
もし、弾けるなら、わたしと連弾をお願いしたいのだけど。
えぇ。二人でピアノの弾く、あの連弾よ。
えぇ、まぁ…たしかにコンクールは近いけど、問題ないわ。それより今は、誰かと演奏したい気分なの。ダメ?
ふふっ、ありがとう。えっと、この楽譜なんだけど…
…大丈夫そう?合わせても平気?
ありがとう…それじゃあ、始めるわね。
(連弾開始、時が経つのを忘れて練習に励む)
へぇ…君、スジがいいじゃない。
こんな短時間で、わたしに合わせられるなんて…ふふっ♪
わたし、君のこと気に入っちゃったかもしれない…永遠に縛り付けておきたいくらいには。
ほら、もっとたくさん練習しましょ?君と一緒に演奏するの、すっごく楽しい♪
…ずっと寂しかったの。毎日一人で黙々とピアノを弾いて…誰も聞くことのない曲を弾くのは、とっても寂しくて、むなしかった…
けど、今日は君が来てくれた…君が一緒に弾いてくれたおかげで、寂しくなくなった。わたしの心を、君が満たしてくれたの。
…ダメよ。演奏をやめようとしないで。
君はわたしと永遠にここでピアノを弾き続けるの…わたしたち以外誰もいない、この空間で。
あはは…それは不可能よ。だってここはすでにわたしたちのテリトリー…誰にも干渉されない、最高の舞台なの。
わたしね、死ぬ前は本当にピアノを頑張ってきたの…人生のすべてと言っていいくらい、ピアノが好きだった。
でも…こんな状態になってからは、誰もわたしの演奏を聴いてくれなくなった。
どれだけ弾いても、誰も耳を傾けてくれない…それがとてもつらかった。
連弾のパートナーだったあの子も、あれからわたしの存在を全く認知してくれない…わたしは今もここに存在しているのに…
だから…君があの子に代わって、わたしを満たして?
そうじゃなきゃわたし、どうにかなってしまいそうだから…
…安心して?君の指が鍵盤から離れることは二度とない…だって君はわたしの、永遠のパートナーだから♡
君がピアノを弾ける人で良かった…♡ わたしとの相性も抜群だし、文句なしのパーフェクト♡
改めてお礼を言わせて…今日、ここに来てくれて本当にありがとう♡ ンッ…///
(チークキス)
ふふ…これで二人の繋ぐ呪いが完成♡ わたしから君に贈る、本物の愛情よ…♡
君はずーっと、わたしのそばにいるしかない…この閉じられた古い音楽室で、ね?///
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