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朝から不機嫌な彼女
written by のみやま
  • 甘々
  • 同棲
  • カップル
  • 恋人同士
公開日2021年06月05日 18:00 更新日2021年06月20日 21:15
文字数
1069文字(約 3分34秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
家に帰ると先に寝ていた彼女。
翌朝、起きていた彼女はとても不機嫌で…
本編
おはよ。
うん。 起きてたよ。

なにって…なに見てたっていいでしょ。
今いいとこだから、じゃましないで。

べつに。 怒ってない。
拗ねてもない。

やめて。 触んないでっ。

いいから、今はほっといて。
だから、怒ってないってば…。



いい。 朝ごはん、あとで自分で作って食べるから。
先食べてればいいじゃん。



好きにすれば。



昨日。
なんで遅かったの?

メッセージくれてたのに。
今から帰る、って。

あたし、改札の前でずっと待ってた。
一緒に駅から帰ろうと思って。

ずっと、ずぅーっと待ってた。

なのに、全然帰ってこない。
メッセージ送っても既読つかないし。

あたし、バカみたいじゃん。
今日いつもより一緒にいれるんだ、って思って。

一緒にごはん食べて、お風呂入って。
たくさん…いちゃいちゃしたいな、って思ってたのに。

いつまで待っても帰ってこないから、帰って先に寝たの。

なんで遅かったの?
なんで返事もくれなかったの?



プレゼント買ってた…? あたしに?
…まぁ、サプライズだから言えなかった、ってのはわかるけど…。

…そっか。
ホントは買い終わってから「帰る」って送るつもりだったんだ。

目、瞑るの?
う、うん。 わかった…。

もしかして…ネックレス?
うん、じゃあ目、開けるね?

わぁ…ハートいっぱいだ…! かわいい…。
えへへ…似合ってるかな…。

ちゃんと記念日、覚えてくれてたんだね。
こんなにかわいいのもらえると思わなかったから、びっくりしてる。

ううん、あたしこそごめん。 強く言い過ぎた。
駅で一人で待ってるの、妙に恥ずかしくてさ。

キミに会えなかったのもあって、
正直…拗ねてた。 ごめんなさい…。

…うん、朝ごはん、一緒に食べたい。
作ってくれるの? …えへへ、ありがと。

あっ、その前に。
仲直り…だめ?

…ん。ぎゅー…

ほんとにごめんね?
うん、あたしも大好き…。

(キス)

えへへ…。

---

ん。 ご馳走様っ。
作ってくれてありがと。

実は…ね、あたしからもプレゼントあるんだ。
ちゃんとあたしも用意してたんだよ?

(がさごそ音)

はい、これ。
もちろんいいよ、開けてみて。



そう、ボールペン。

記念日のプレゼントだし、アクセサリーも考えたんだけど、
せっかくだったら、毎日使ってもらえるものがいいなって。

ブランドもので、使いやすいって評判だから、
仕事で使ってもらえたらなー、って…。
ほんと? …よかったぁ、気に入ってくれて。

ううん、キミがくれたネックレスも、十分嬉しいよ。
あたしの好きな色が入ってて、すごくかわいいし。

わっ…えへへ。
急にぎゅーするから、びっくりしちゃった。

うん、これからもよろしくね…。

(キス)

次…?
わかった、じゃあまた駅まで迎えに行く。
今度はちゃんと、連絡したらすぐ帰ってきてね?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
朝から不機嫌な彼女
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
のみやま
ライター情報
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