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背中で感じる彼女の温もり
written by のみやま
  • カップル
  • 恋人同士
  • ヤンデレ
  • 年上
公開日2021年06月05日 18:00 更新日2021年06月05日 18:00
文字数
903文字(約 3分1秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
彼女からおはようのぎゅーをされて、
幸せな朝を迎えたと思っていたのに…。
本編
んん…。

おはよ…。
うぅ、寒い〜…。

そのまま寝てていいから、ちょっと体温ちょうだい…?

うん。 後ろから、ぎゅー…。
えへへ、あったかい…。

それにキミの匂いがする。
ううん、いい匂いだよ?

私の大好きな匂い…。

(呼吸音)

ねぇ…

(囁きながら)
——— 昨日の夜、女の子とDMして、楽しかった…? ———

あ、ビクってした。 やっぱ図星なんだ…?

動いちゃダメだよ。
逃げたら、浮気したって認めることになるよ…? いいの?

とりあえず、携帯出して。
会社に、「今日はお休みします」って連絡して?

「なんで」?
言わなくてもわかるでしょ…?

「仕事と私、どっちが大事か」なんて野暮なこと、私訊かないよ?
後ろからちゃんと見とくから、早く連絡して?

…ん。
じゃあ連絡も済んだし、大事な話、しよっか。

決めつけも良くないと思うから、
ちゃんとキミの話も聞かないとね。

それで?
その女の子とは、何で知り合ったの?

…そっか、その子もあのアニメ好きなんだ。
それで意気投合して、仲良くなった、と。

うん。 友達が増えるのはいいと思うよ。

「会いたい」って言われて断りさえすればね…?

私が居るのに、その子と会うつもりだったでしょ?
その子、キミに彼女がいること知ってるの?

言ってないよね?
せっかく仲良くなったのに、「彼女がいる」って言ったら
バイバイされるって思ったんだもんね…?

私がキミと知り合ったのもネットからだったけど、
知り合った時から、色んな子にリプしてたよね…?

私も、そのうちのただの一人?
構ってくれれば誰でもいいの…?

ほら、黙ってちゃわかんないよ…?
…ふふっ、肩震えちゃって…。

ごめんね、怖がらせちゃって。
素直に「ごめんなさい」って言ってくれれば、私も追い詰める気はなかったの。

でも、逃げようとしちゃったもん。 ね…?

今更謝ってもダメだよ。
それに、今からやることも、わかってるよね…?

ほら、もっかい携帯出して。
じゃあ、その子とのDMを開いて…。

今から言う言葉、打ってね?

「さ」…

「よ」……

「う」………

「な」…………

ほら、手、止まってるよ…?
次で最後だから…ね?

「ら」……

はい、じゃあ「送信」押して…?
どうしたの…? 一回タップするだけだよ?

…仕方ないなぁ…。
私が手、添えてあげる。 ほら…。

…。

ふふっ…うふふふっ……。

もう、他の子と仲良くしちゃダメだよ…?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
背中で感じる彼女の温もり
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
のみやま
ライター情報
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