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ヤンデレナイトメアによる終わらない悪夢
written by 松平蒼太郎
  • 監禁
  • ヤンデレ
公開日2021年06月05日 18:00 更新日2021年06月05日 18:00
文字数
1155文字(約 3分51秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
本編
ふふふ、苦しんでる苦しんでる♪…そろそろかなぁ?ちょっと声かけてみよ。

やっほー、様子見にきてあげたよ。調子はどう?

あんま良くはなさそうだね。ま、当然か。ここは悪夢の中だもんね。

んー?いつまで俺をここに閉じ込めとくつもりだって、さあ?いつまででしょう?

ありゃ、もう怒る気力もない?前に同じこと言ったら、掴みかかってきたのに。

ふふ、それはいーや♪だって解放したら君の絶望した顔が見れなくなるじゃん。

ん?そうだよ。わたしの目的は絶望した君そのものなんだから。

ううん、他の人はダメ。君じゃないと意味がないの。

なんでって、わたしが君のことを大好きだから。

ふふ、君にとってはとてつもなく不幸なことかもしれないけどね。

うん、君を好きなのはね、君の苦しんでるときの顔がすごくわたし好みだから。

あ、顔だけじゃないよ。君が絶望に耐えてる時の悲壮感…あの感じとか雰囲気がたまらないんだぁ…!

意味がわからない?いいよ、わからなくて。君はわたしのお気に入りだってことだけ、覚えておけばいい。

ふふふっ♪そんな謙遜しなくてもいいじゃん。人間が夢魔(ナイトメア)に好かれるなんてそうそうないことだよ?

現実の自分?まぁずっと眠ったままだろうね。だってここは完全に夢の中だもん。

自傷行為は意味ないよ。その程度で夢から覚めるようにはしてないから。

そ、ここはいわばわたしの監禁部屋。どれだけ足掻いてももがいても、君はここから出ることはできない。

普段は何もない真っ暗な空間…時々さっきみたいに現実に即した夢は見ることができる。ま、全部悪夢だけどね♪

だーかーら、逃がさないって言ってるじゃん。このやりとり、もう何回目?ついに頭イカれちゃった?

あ、そうだ。さっきのいつまで俺をここに閉じ込めとく気だっていう問いの答えだけど…

うん、君が完全に絶望しきって抵抗する気力もない状態になったら、わたしのお人形さんにする予定だから…

つまり一生逃す気はないってこと。残念でした、あははははははっ!

ふふ、いいじゃんいいじゃん。こんな美少女がいつまでもそばにいてあげるって言ってるんだよ?

考えようによってはこんな幸せなこともないと思うけどなぁ。

ね?わたしはずーっと君のそばにいたいなぁ…?君はいや…?

ふふふ、そうそう。そうやってわたしに身を任せてればいいの。

頭なでなでっと……ふふ、可愛い。なす術もなく無気力にわたしに身を預けてくれる君のことは大好き。

ねぇ、ずっとここでわたしと一緒に暮らそ?

わたしは人間の女と違って君を捨てたりしないし、どんな君でも可愛がる自信あるよ?

はい、ギュー♪夢の中でも女の子の温もりは感じられるでしょ?無理に現実に帰ろうとしなくていいの。

ふふ、夢の中で眠っちゃうなんてね…やっぱり可愛い。

安心して、ここで悪夢が終わることはない。終わりのない悪夢、永遠に見せてあげるからね…?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ヤンデレナイトメアによる終わらない悪夢
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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