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ヤンデレ後輩悪魔との契約
written by 松平蒼太郎
  • 後輩
  • ヤンデレ
公開日2021年06月05日 18:00 更新日2021年06月05日 18:00
文字数
1031文字(約 3分27秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
本編
あ、あの!先輩!これ、落としましたよ!はい。先輩の生徒手帳です。どうぞ!

い、いえ、どういたしまして!では、わたしはこれで!

え、あの、わたしにまだ何かご用ですか…?

お、お礼ですか!?いいですよ、そんなの!大したことしてませんから!

お礼の一つくらいしないと気が済まないって、そんな…恐れ多いです。

あ、けど先輩が迷惑じゃなければお願いを一つ聞いてもらっていいですか…?

いいんですか?ありがとうございます。それじゃあ………先輩のすべてをください。


(気絶させられる)

気がつきましたか?先輩、寝顔も可愛いですね。ここですか?

そうですね、わたしの秘密基地、とでも言っておきましょうか。

ええ、ここなら人目につきませんから、存分にイチャつけます。

何のために俺をこんなところに閉じ込めるんだ、ですか?

ねぇ先輩、わたしのこと本当に覚えていませんか?

そうですか、覚えていませんか……

ふふふ、忘れたフリしても無駄ですよ。先輩、わたしの正体もご存知ですよね?

はい、わたしは悪魔です。エクソシストに追い詰められたときに先輩に助けていただきました。

わたし、そのときに先輩に惚れたんです。メガネ、とったほうがもっとよく思い出しますか?

はい、あのときの悪魔です。ちゃんと思い出してくれたようでなによりです。

先輩、どうしてわたしのこと忘れたフリしたんですか?

もしかして悪魔であるわたしと関わることが怖くなっちゃったんですか?

やっぱりそうでしたか。けど大丈夫です。安心してください。

わたしは先輩に危害を加えるつもりはありません。

先輩はただわたしのそばにいてくれるだけでいいんです。

え?さっきから何をしているんだって、契約を結ぶための儀式の準備です。

はい、先輩にはわたしと主従の契約を結んでいただきます。

わたしは先輩のために悪魔としてのチカラを使います。

その代わり、先輩はわたしに身も心もあずけてください。

もし、先輩の肉体がほろびて魂だけの存在になったとしても、先輩はわたしから離れられません。

はい、先輩はあの世にも逝くことなく、ずーっとわたしのそばにいるんです。

そしてわたしは先輩に危害を加える者を消します。

色目を使って先輩をまどわす女どもや、先輩の悪口を言う輩(やから)はすべて消します。

はい、すべて一人残らずです。

そんなことオレは望んでない、ですか?

ふふっ、そう言ってられるのも今のうちです。いずれ先輩はわたしに依存するようになります。

だから、安心してわたしと契約してください。わたしが先輩のこと、幸せにしてあげますからね…
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ヤンデレ後輩悪魔との契約
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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