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熱中症で倒れた僕は、久しぶりに同じ中学校だったマネージャーと話をして……
written by チョンマー
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  • 青春
  • 部活
公開日2025年07月27日 22:01 更新日2025年07月27日 22:01
文字数
1407文字(約 4分42秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
女子高校生
視聴者役柄
男子高校生
場所
保健室
あらすじ
僕は運動部に所属している。
夏休みにも入り、練習もハードになっている中、ずっと気になっていることがある。

同じ部活のマネージャーである彼女。彼女は中学では同じ部活だった。
高校でも同じ部活に入ったのだが、女性である彼女はマネージャーになるしかなかったらしい。
けれど、本当にそれでよかったのだろうか……。
本編
あっ、気が付いた?


ダメだよ。急に起き上がったりしたら。
君は病人なんだから。


そう。部活中に熱中症で倒れたの。
覚えてる? 君、急にふらふらってしゃがみこんで、そのまま動けなくなってたんだから。

まあ、こんな暑い日に体動かしていたら、まいってしまうのも仕方ないけれど……。
ちゃんと水、飲んでた?

そうだ。水、いる?
一応、ここに運んでくるときにも水は飲ませたんだけど。
っていうか、飲みなさい。問答無用。

うん、しっかり飲んだわね。
もう一杯いる?


そっか。欲しかったら遠慮なく言ってよ。

……そういえばさ、君とこうして話すの、久しぶりだよね。同じ中学校からこうして進学してきて、高校でも同じ部活にいたのにさ。
マネージャーだから、みんなに対して声を掛けることはあるけれど、一人ひとりと話をするという機会ってあんまりなくてさ。

とは言っても、何話したらいいかな……。
ごめんね。自分からこんな話題出しておいて。何話したらいいか分からないや。


聞きたいことがある? 私に?
せっかくの機会だし、聞かせてよ。


ああ、なるほどね。
確かに、男ばっかりだもんね、この部活。
居心地悪くないかって、心配してたんだ?


大丈夫だよ。意外に楽しいんだ。こうしてマネージャーやるの。
まあ、もう少し人手がいてくれたら、私の仕事も減るんだけど……。


そっか。君ってばそういうことまで気にしてたんだ。

そうだね。もう少しこの部活に女子がいたら。マネージャーじゃなくて、普通に部活していたと思う。
でも、それほど気にしてないんだ。


うーん、どうしてなんだろう。
思ったより割り切れているんだよね。

多分ね、応援していたいんだなって思う。
選手のみんなや、頑張る人のこと。
人の世話をやくのも、すごい性にあってるし。
意外と、天職……とまでは言いすぎだけどさ、そういうものだったんじゃないかなって。


ははっ、君ってば、心配性だね。
マネージャーをやらざるを得ない私が、選手として部活をやっている君のこと恨めしく思ってないかって、不安だったんだ。

やっぱり、必要だったのかも。こうして二人で会話をする時間が。
君の誤解を解くためにも、お互いがお互いを知っていくためにも。

中学の時、同じ学校で、同じ部活だったという、中途半端にお互いを知っている関係だったから、余計こじれちゃったんだ。
あの時も、もう少しお互いに話をしておけばよかったな……。
まあ、男子と女子できっちり分かれてるところがあったから、仕方ないところもあったけれど。

心配してくれて、ありがとうね。


っていうか、むしろ心配するのはこっちじゃん!
もう大丈夫そう? 頭が痛いとかない?


ああ、こら。
今日の練習はやめときなさい。今日はゆっくり休んで、また明日から頑張ろう。
適度に水分補給もすること。いい?

私、これからもう少しみんなと話をするようにしようかな。
君みたいに、女子が少なくて居心地悪くしてないか心配している人、いるかもしれないし。


そんなことしなくていい? 何でさ。


自分経由で伝えておく? 別にそれでもいいけれど。
マネージャーとしては、やっぱりみんなと仲良くした方がいいかなーって。


……なんで、そんな複雑そうな顔してるの。

(チャイムの音)
あっ、チャイム。部活動も終わるね。
それじゃ、せっかくだし、一緒に帰ろっか。

そういえば、帰り道も一緒じゃん。
これからはさ、一緒に帰らない?


わお、食い気味。
ふふっ、それじゃ、これからは一緒に帰ろうよ。
お互いに、もっとお話をして、仲良くなっていこう。ねっ。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
熱中症で倒れた僕は、久しぶりに同じ中学校だったマネージャーと話をして……
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
チョンマー
ライター情報
pixivでフリー台本を書いています。
甘々な話も、ちょっとエモいお話も、どっちも好きで書いています。
元々小説畑の人間なので、どこか物語染みてるところがあるかも……。
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